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探偵ナイトスクープの感想 『寿司職人の愛ある決断に局長が涙!!』2019/09/06

更新日:

2019年9月6日(金) 放送

出演者
顧問:キダ・タロー
秘書:澤田有也佳(ABCテレビアナウンサー)

砂で3段アイスを作りたい ★★★

田村 裕 愛知県の男性(38)

今回、どうしても成功させたいことがある。それは、5歳の娘に買ってあげた「砂でアイスクリームが作れるおもちゃ」について。

半円形のスコップで砂を集め、コーン型のプラスチックの上に乗せると、砂のアイスクリームができるおもちゃなのだが、どうしても3段、いわゆるトリプルで砂をコーンの上に乗せることが出来ないのだ。ダブルはまだいけるのだが、いまだトリプルをどうしても完成させることができない。

試行錯誤を繰り返し1年半。崩れる砂を見るたび、娘もためいきをついている。このままでは、父の威厳に関わる。1度でいいのでトリプルを成功させ、娘に見せてあげたい。よろしくお願いします、というもの。

砂場の砂で3段アイスを作りたいという依頼です。

今回の依頼はゲストが非常に豪華でした。一人目は個性が強いことでおなじみの「プロボクサー元Jウェルター級日本チャンプ」の浦和洋一さんです。子供がびびっておりました。

二人目は物理担当の山田先生です。手袋をして手にドライアイスの塊を持ちながら登場しました。マイナス80℃のドライアイスを土で凍らせて崩れないようにしようという作戦でしたが、固まりすぎて逆にカチンカチンに凍ってしまいアイスの形にすることが不可能になるという悲しい結末になりました。

最後は「土のことは土のプロに」ということで「中島左官株式会社」の中嶋さんに聞いてアドバイスを貰いました。話によると「砂場は下の方に掘ると土の成分があるのでその土を混ぜると土の成分でアイスの強度が増すのでやってみる価値がある」ということでした。

結果、さすが土のプロ、日も暮れて夜になりかかる頃に見事三段重ねに成功しました。

もやしをこぼさず炒めたい ★★★

橋本 直 兵庫県の男性(46)

私は毎朝、朝食と昼食用にモヤシを2袋炒めて職場に持って行くのだが、そのモヤシが必ずフライパンから飛び出してこぼれる。ここ2カ月ほど炒めているが、毎日こぼれる。かなり注意深く慎重に炒めているが、いまだにフライパンからこぼれなかったことはない。

毎日モヤシがこぼれるので、ストレスがすごい!この「モヤシ炒めストレス」から解放されるために、1本たりともこぼさず炒める方法を、一緒に考えてもらえないだろうか、というもの。

依頼人は美容師の方でした。とても綺麗なお家で「もやしがこぼれたら周りが汚くなるな~」心配するような綺麗なキッチンでした。

誰もが思うのは「こぼれるならフライパンを大きくしたらすぐに終わるんじゃないのかな?」ということです。しかし実際に炒めている映像をみるともやしって跳ねるんですね。

生のままだとモヤシにハリがあるのでそれを混ぜると弓のようにしなってピンと跳ねてしまいます。これが失敗の最大の原因でした。結果的に「跳ぶ」ので鍋を大きくするのは根本的な解決にはならないと思いました。

跳ぶのを防ぐために依頼人は「すごーくゆっくりかき混ぜる」という解決法でチャレンジしていました。跳ねないように丁寧に一本一本を寝かせながらゆっくりと底からすくってかき混ぜます。そうやってゆっくりかき混ぜることで無事にこぼさずに炒めることに成功しました。

個人的に思ったのは、とにかく熱さえ通ればモヤシがしんなりして弓なりにならず跳ねないので炒める前にレンシでチンして多少しならせてから炒めれば簡単にできるんじゃないかと思いました。

最後に万が一のために呼ばれていた林先生が登場したのですが、すでに探偵と依頼人で無事に解決してしまったので「すいません、もう解決してしまいました」と橋本探偵が言うと「ほな帰るわ~」と言ってそのまま帰りました。

寿司屋さんの水槽で大きくなり過ぎたハタ ★★★★

石田 靖 愛知県の男性(45)から

私は寿司屋の大将だ。私の店の水槽に、魚のハタがいる。小さい時にいただいて、みるみる大きくなり、水槽で生きること2年。今では推定40㎝はある大物に育った。

初めは店で出すつもりだったが、今では愛情が沸いてしまい殺せない。ハタは食いしん坊な魚で、先日はとうとう同じ水槽の車エビを丸のみしてしまった。

現在はハタをお腹いっぱいにさせて何とかしているが、エサ代もかさむ。本来、捌いて売るはずの魚にエサをやっていては、元も子もないのも分かっている。

しかし、私にハタを殺すことはできない。別れるのは悲しいが、どこか引き取ってくれるところはないだろうか?一緒に探してください、というもの。

2年間飼育して大きく成長した魚のハタをどうにかしないといけないけど何とかして欲しいという依頼です。この依頼はネット上で非常に話題になりました。

まずはナイトスクープおなじみの須磨海浜水族園の大鹿さんに電話をします。依頼者が「ハタをそちらの水族館で育ててもらいたい」とお願いすると「嫌ですよ」と断られます。「同じ様なお願いをめっちゃされています」と答えていたのでまあこういったお願いを聞くと全国から同じようなお願いが殺到するので絶対に受け入れられませんよね。

あと飼育による魚だと野生と違って飼育状態がどういった状況なのかがわからないので病気や細菌のことを考えると簡単に水族館の他の魚と一緒に泳がせることは難しいのかもしれません。いきなり伝染病が大発生して水槽内が死滅ってことにもなりかねませんからね・・・・

飼育を断られただけでなくどうしたらいいか大鹿さんに相談すると「責任をもって最後まで水槽で育てるか食べるために仕入れたのなら食べてあげるのも一つだと思う」と逆に説教をされてしまいます。そこで依頼者はしばらく考えたあと最終的に「食べる」という決断をします。

この流れがなんかおかしいというか・・・それまでは「ハタに愛着がある」という話だったので「え?まじで食べるの?」みたいな雰囲気になりました。ネット上で「もまさか食べるとは思わなかった」みたいな意見が相当数ありましたね。

問題なのはハタに対してご主人がペットのように愛着を示していたことです。これが食べることを目的に飼育していたのであれば何も問題がなかったと思います。

ペットのように一度でも扱った魚を「本来の目的である食として提供するのか?それともそのままペットとして飼い続けるのか?」という選択を依頼者は迫られたわけです。結局ご主人はハタを食べることにしたのですが食べるに到った決断までのその辺の経緯を深く掘り下げてなかったので視聴者からしたら「え?いきなり喰うの?」みたいに拒絶反応を示した人も多かったのだと思います。

ただむやみやたらに命を無駄にしたのではなく、ちゃんと「頂きます」をして無駄なく魚の命を食して無下に扱わなったことはちゃんと書いておきますね。

しかしあまりに急展開すぎて正直ついていけなかったですよね。なおハタは食べた石田探偵曰く「めっちゃ美味しいやん」なのだそうです。

最後にご主人のお店が食べログにありましたのでリンクを貼っておきます。

湊 (https://tabelog.com/aichi/A2303/A230301/23052972/)

 

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