探偵ナイトスクープのファンブログ

ナイトスクープの感想を主に書いてます

5つ★満点

探偵ナイトスクープの感想 『プロレスマスクから浮かび上がる亡き元夫の優しき過去!?』2019/08/30

更新日:

2019年8月30日(金) 放送

出演者
顧問:林裕人
秘書:丘みどり

消えた女の子 ★★★

澤部 佑 岐阜県の男性(25)

ゴールデンウィークに、東京へお笑いライブを見に行った。その時、会場の入口が分からず彷徨っていたところ、同じように彷徨う女性が1人。エレベーターの中で彼女と目が合い「入口はどこなんでしょうか?」と声をかけられ、一緒に探すことに。

途中、同じお笑い好きということで話は盛り上がり、僕が勇気を出して「終わったらご飯でもどうですか?」と誘ってみると、彼女は「やったー」と聞こえるか聞こえないかの声でつぶやき、さらに「LINEを交換しませんか?」と言ってくれた。

ライブ終了後、ご飯に行き改めて自己紹介をし、色々な話を夢中でしていた。以降、彼女とのLINEは約1カ月、毎日続き、ちょうど1週間前、彼女が東京から名古屋に来てくれデートをした。彼女は相変わらず可愛く、ランチに名古屋観光、カフェで他愛もない話をしたりと幸せな時間を過ごしていたのだが、デートの途中、僕はトイレに行きたくなり地下街のトイレへ。

だが、用を済ませ戻ると、そこに彼女の姿はなく…。彼女もトイレかと、しばらく待ってみるも現れず、そこに一通のLINEが。「ごめんなさい。帰ります」。以来、LINEも電話もブロックされた。「僕の何がいけなかったのか?」ということが、いつも頭の中を駆け巡り、あの日から時間は止まったまま。

ストーカーにはなりたくないので、彼女を探して欲しいとは思っていない。ただ、なぜ彼女が途中で消えたのか?教えて欲しい、というもの。

デート中に彼女が突然帰ってしまった理由が知りたいという依頼です。

理系の大学生が人生で初めて女の子とデートしたらやりそうな感じのデートでした。自分が楽しいと感じるけど女の子の興味がないような場所に連れて行って壮大な自爆をするってやつですね。

探偵が話を聞くと名古屋でデートして名古屋城や水族館に行かずに科学館でベルヌーイの定理を説明したらしいです(笑)それは彼女も厳しいですよね・・・

デートの開始の時点では「この辺で泊まってる」とか話してたりかなり良い感じだったので完全にデートの内容が悪かったですね。素直に行きたいところを聞いても良かったと思います。彼女は科学館は絶対に選ばなかったと思いますね。

でもどちらにせよこのまま続けてもどうせ長続きしなかったからこれでいいと思います。私が思うにベルヌーイの定理を話しても大丈夫な女性を見つけてその方と結婚した方が幸せになれるかと思います。

メルカリで見つけた亡き夫のプロレスマスク ★★★★★

竹山 隆範 京都府の女性(54)

先日、インターネット上のフリーマーケットアプリ“メルカリ”を見ていて、ビックリする物を見つけた。そこには、「大相撲、元十両・清王洋(せいおうなだ)関が引退してから、プロレスデビューする予定で製作された幻のマスクです。相撲ファンの方いかがでしょうか?」と書かれていた。

実はその清王洋は、16年前に亡くなった私の元夫なのだ。しかし生前、本人からプロレスデビューの予定があったという話は一度も聞いたことがない。清王洋と親しい人たちにも聞いてみたが、誰もプロレスデビューの話も、プロレスマスクの存在も知らないと言う。

出品されているマスクは本物なのか?清王洋は本当にプロレスデビューする予定だったのか?もしそれが本当なら、どうしてデビューしなかったのか?私が知らない、亡き元夫の過去。その真相が知りたい、というもの。

久しぶりの5つ星の依頼です。

死別した元夫のプロレス用のマスクは本物なのか?本物であればどういった物なのか詳しく知りたい!という依頼です。

まずは竹山探偵が清王洋がどんな力士だったのか元奥さんから詳しく話を伺います。最終番付は十両で小錦が登場するまでは清王洋が力士の中で最重量の力士だったそうです。

奥さんが出会ったときは廃業をしていて既にちゃんこ屋をやっていたので奥さんは清王洋の現役時代を知らないのだそうです。そして享年42歳で亡くなったのだそうです。

そんな奥さんがメルカリを見ていたら清王洋のプロレスマスクが出品されていたので驚いて依頼をしたということです。

竹山探偵がメルカリで出品されているページを確認してみると確かに清王洋と書かれたマスクが出品されています。値段は58600円もします。これには流石に探偵も「高い!」と言います。

商品詳細に「こちらの力士が引退してからプロレスデビューする予定で製作されたが、話がなくなった幻のプロレスマスク」と説明書きがされていました。

奥さんは清王洋の親友や力士仲間にも尋ねたのですが皆「知らんな~」と答えたそうです。ただ元関取で全日の田上明というプロレスラーの方がいて、もしデビューするなら田上さんなら何か知っているかもしれないということなので(ただ奥さんは連絡先を知らない)早速探偵が田上さんに確認の電話をしました。

電話をすると田上さんは「清王洋を知っている」と答え、印象を聞くと一言「デブ」と答えます。そして田上さんは「そんな話は知らない」と聞きます。さらに「(清王洋は)本当に動きが遅いのでプロレスのような激しい動きはできないのでは?プロレスはやらないのではないか」と疑問を呈します。

田上さんの話によって俄然偽物の可能性が高くなってきたので確認のためにメルカリの広報に電話をして出品者と連絡が取れないか頼んでみます。メルカリの広報の方が通常はそういったことはしないのですが、事情が事情ということで出品者の方とやり取りをしてくれることになりました。

探偵はメルカリからの返事を待っている間に清王洋と奥さんとの馴れ初めを聞いてみました。話を聞くと驚いたことに清王洋と奥さんの馴れ初めは「探偵ナイトスクープ」だと言います。

当時、付き合う前の清王洋が「雑誌の明星のヘアカタログに載ったことがある」と言ったので奥さんがナイトスクープに「本当に明星に掲載されているか見つけてください」という依頼をしたということでした。

番組が当時の映像を探すと「1994年9月23日のヘアカタログに載った力士!?」という放送で確かにナイトスクープに出演しております。映像を見ると若き日の奥さんと一緒に生前の清王洋さんも出演しています。そして二人は放送を一緒に見たあと結婚を前提にお付き合いを開始したのだそうです。

そうこうしている間に出品者の方と連絡が取れて電話をすることになりました。出品者の方に探偵が単刀直入に「本物ですか?」と聞くと「僕は趣味でプロレスのマスクを作っていてその参考資料に知り合いからもらったので詳しいことは全くわからない」と言います。

そこで本来の持ち主である神戸の寿司屋を訪問して話を聞くことになりました。お店に入って店主を見ると奥さんが驚いた感じで「1回私は清王洋と一緒に来たことある」と言います。すると店主の山根さんが「僕は清王洋と友達です。奥さんにもあったことがある」と言います。更に奥さんを見て「おっきくなったね」と懐かしそうに言います。探偵はここでも単刀直入に「マスクは本物ですか?」と聞くと店主は「本物です」と言い切ります。

詳しく話を聞くと「まず、プロレスラーになる話は(引退してすぐの話ではなく)ちゃんこ屋を始めてから後です」と言います。なぜ店主がプロレスの話を知っているのかと言うと店内はプロレス関係のもので埋められておりプロレスラーや関係者がたくさん来るお店だそうです。

そして「清王洋さんは格闘技に未練があった状態だったので私の方からこの際レスラーをやったら?」と勧めると「本人はドロップキックもできる」と言ったのだそうです。そしてお店に来てる新日本プロレスの重鎮の方を通じてトントン拍子で話が進み「リングネームは『清王』」まで話が決まっていたそうです。

更にメルカリで売っていたマスクをかぶった清王洋の写真を店主の山根さんは持ってきます。奥さんはこれをみて「本物だ」と言います。写真の日付をみると1992年で奥さんと出会う1年前の話だったそうです。

そこで竹山探偵が「ここまで話が決まっていてなんでデビューしなかったんですか?」と疑問を持ちます。すると山根さんは「好きな女の人ができちゃって・・・」と答えます。そしてその好きな人は奥さんだというのです。奥さんと結婚することを考えて怪我などのリスクの高いプロレスラーをやめたのだそうです。

その話を奥さんは聞くと号泣します。「全然聞いたことなかった。一言も・・・」そしてデビューする必要がなくなったのでマスクを山根さんのもとに返却したそうです。「彼女を守らないといけないから」とデビューを諦めたので奥さんには意図的に一切話しをしていなかったということでした。

ここでマスクの出品者の方が来店して皆と合流します。マスクの実物を持ってきており「どうぞ差し上げますので受け取ってください」とマスクを奥さんにプレゼントします。奥さんはプレゼントされたマスクを早速着用します。

するとブカブカなマスクなのに山根さんから「(太ってるから)ぴったりだ」と言われて「なんでやねん」と答えて笑います。そして笑いながらVTRは終了します。

スタジオに戻ると竹山探偵がその後を語ります。本来このマスクは出品者の方がマスク作りを趣味としていたので山根さんがそれならと「本物があるからこれを参考にしろ」と清王洋のマスクをあげたのだそうです。

それを勝手にメルカリに出品していたことを知って山根さんは「お前なに勝手に売っとんねん」と言います。すると出品者の方は「すいません、ど~しても新しいミシンが欲しかったんです」と言い分をしたそうです。

この依頼はメインのストーリーが素晴らしいだけでなく、最後にレスラーを諦めた理由が奥さんへの愛であることが明らかになる感動のシーンや実は清王洋と奥さんがナイトスクープに出演していたことがあるといったサイドストーリーの秀逸さも加わって誰かが脚本を書いたんじゃないの?と疑いたくなるぐらい半端ないクオリティーの高さの依頼になったと思います。

アフロになりたい父とそれを許してくれない娘 ★★★

田村 裕 京都府の男性(39)から

私は長年、美容師をしており、仕事柄20代、30代と自分の髪を金髪にしてみたり、ドレッドヘアやソフトモヒカンなど、様々な奇抜な髪型にも挑戦してきた。そんな私ももうすぐ40歳。さすがに40代からは少し落ち着いた髪型にしなくてはと思っているのだが、どうしても自分の中でやり残した髪型が一つある。それは「アフロヘア」。30代最後の集大成はコレだ!と、2年前から髪を伸ばし始め準備は万端…のはずだったが、今年の初めに何気なく3歳の娘に「パパ、こんな頭にする」とアフロの写真を見せるや否や、「嫌や!」と完全拒否。何度聞いても「嫌や!」の一点張りで、半年間一向に娘の許可が下りる気配がない。どうか私がアフロになれるよう娘を説得してもらえないだろうか、というもの。

アフロヘアになりたい美容師の父親が反対する小さな愛娘を説得して欲しい!という依頼です。

娘がアフロは嫌だと言ってましたけど実物を見たら可愛いと言って、そのままアフロにしたら全然問題なかったという依頼でした。プロレスの依頼がボリュームが多くなったのでこちらの依頼はこのへんで。

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