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探偵ナイトスクープの感想 『可愛くて切ないオバケ・ファンタジー物語!』2019/09/13

更新日:

2019年9月13日(金) 放送

出演者
顧問:石塚英彦
秘書:松本穂香

マンボウの骨がスーパーボールになる!? ★★★★

竹山 隆範 カリフォルニア州の女性(49)

先日、ふと大正3年生まれだった祖父が言っていたことを思い出した。祖父の家は佐賀県の漁師で、子供の頃、マンボウが網にかかると、その骨をもらって丸く削り、小さいボールを作って遊んでいたとか。

マンボウの骨は柔らかく軟骨のようで、現在のスーパーボールのように良く弾むそうだ。100年も前に、そんなボールがあったら、それは楽しかったことだろう。

マンボウの骨がスーパーボール並みに弾むということは世間で知られているのか気になり、ネットで検索したが、そんな情報はどこにもない。もはやこの世で知っているのは、祖父から伝え聞いた私だけかも知れない。それとも祖父の100年にわたる大勘違いかも知れない。ぜひ確かめて欲しい、というもの。

今回の放送のメインの依頼です。ナイトスクープらしい依頼ですね。依頼者はカリフォリニアに在住ということで依頼者不在で探偵のみの出演となりました。

まずはマンボウを入手するためにマンボウの専門家で「マンボウなんでも博物館」のメンバーでもある澤井先生と千葉県館山市の船形漁港で待ち合わせます。澤井先生は見た感じ「さかなクン」さんをパクったような方です。頭にマンボウの帽子を被っています。

船形漁港でマンボウの釣果があったか聞くと「今日はマンボウ獲れてない」と言われます。そう簡単にポンポン獲れませんよね。そこで澤井先生が東京海洋大学の館山ステーションにいる知り合いに連絡してマンボウがいないかと電話越しに聞くと、これからマンボウを解体するらしく早速館山ステーションの方に移動します。

到着すると須之部教授が門の前でお出迎えをしてくれました。更に教授の生徒で魚類行動生態を専攻している吉原さんも一緒に依頼に協力してくれることになりました。吉原さんは澤井先生の弟子なのだそうです。

施設内に入るとマンボウが一匹丸々ど~んと置いてあります。あまりの大きさに竹山探偵も「これがマンボウ、でかいな!」と面食らった感じです。。

吉原さんが包丁を使ってサクサクと解体していきます。切断面にスーパーボールの素材になる軟骨が出てきます。吉原さんが「これが軟骨です」と教えてくれます。探偵が軟骨を触ると「コレ跳ねるのかな?」とちょっと疑心暗鬼です。

軟骨の隣にちょうど皮のゼラチン質の部分があるのですが、そちらのほうがゴムみたいな見た目です。触ってみるとナタデココみたいな感じで跳ねそうな感じです。

解体が終わり研究棟に移動します。そして探偵を含めて4人で軟骨をスーパーボールみたいに丸く削り始めます。竹山探偵が「これで卓球をやりたい」というと澤井先生は「元卓球部でした」といいます。すると吉原さんも「私が卓球部でした」と言います。元卓球部率高いです(笑)

作業をしながら教授に「マンボウの研究している人どれぐらいいるんですか?」と聞くと「殆どいないですね~」と答えます。今回協力してくれるお二人は日本のマンボウ研究の貴重な研究者の方のようです。

1時間ほど作業して軟骨からなんとか丸っぽいスーパーボールもどきを作りだしました。スーパーボールとの比較のためにまずは本物のスーパーボールを1mの高さから地面に落としてどのぐらいの高さまで跳ねるか調べます。落下させるとボールは60cmほど弾みました。

同じ様に澤井先生が作ったゼラチンのボールを落とします。すると2cmほど弾みました。ゼラチンは柔らかすぎて跳ねないようです(笑)

次に本命の軟骨で作ったボールを落とします。すると55cmほど弾みます。同じく教授が作った別の軟骨のボールを落とすと20cm程しか弾みません。どうやら形が重要みたいですね。最後に探偵が作った一番大きなボールを落とすとスーパーボールと同じく60cmほど弾みました。

スーパーボールと同じ様に弾むということがわかったので早速卓球ができるかトライしてみます。澤井先生と弟子の吉原さんの元卓球部対決です。

多少ボールの動きが重くて鈍いですが意外とラリーができます。試合は吉原さんが師匠の澤井先生を破って勝利しました。吉原さんに「勝利の雄叫びを!」と聞くと吉原さんは「チョレイ」と張本くんの真似をしたところでVTRが終わりました。

辛い物を食べると乳首が立つ男 ★★★

澤部 佑 東京都の男性(29)から

大変申し訳ないが、私は番組を一度も見たことがない。だが、自分のある体質についての悩みを友人に話したところ、「そんなことなら、ナイトスクープに依頼するべき」と言われ、依頼させてもらった。私は辛いものを食べると、すぐに乳首が立つのだ。特に辛いカレーや唐辛子を使った料理で乳首が立つ。今まで同じ体質の方に出会ったことがない。もしかして、私だけなのかと悩んでいる。同じような方がいれば安心できるので、探してもらえないだろうか、というもの。

辛いものを食べると乳首が立つということなので谷先生が登場することになりました。谷先生がいうのは乳首が立つのは特に問題がないけどそういった話は聞いたことがない・・・ということでした。そこで辛いものを専門に扱っているお店にいってそういった話を聞いたことがないか聞き込みをしました。

その結果依頼者の他にもうひとり乳首が立つ方、それとなんと一緒に行動していた谷先生もなぜか最後に乳首が立つことが判明します。結局、合計3名が「辛いものを食べると乳首が立つ」ということが判明します。

これTwitterとかで同じような人を募集したら「私も立ちます」という返事が相当数殺到しそうな気がしますけどどうなんでしょうかね~

良いオバケを信じる5歳児 ★★★

田村 裕 東京都の女性(33)から

今回は5歳の息子のことでお願いがあり、依頼させてもらった。1年前くらいのことになるが、息子が玄関で「ただいまー!」と言った時に、私は裏声で「おかえりー。僕は“良いオバケ”だよ!」とオバケを演じた。すると息子は信じ、それ以来、何かあるごとに“良いオバケ”を呼ぶようになった。本気でいると思っているようだ。あまりにも信じ切ってしまったので後戻りできなくなり、ずっと“良いオバケ”を演じ続けている。来年、息子は小学生になる。これから私はどうすればいいだろうか?今、本気で悩んでいる。お力添えをお願いします、というもの。

なんかよくわからない依頼だったのですが、まず息子さんは本気でおばけのことを信じていて「もうこれで会えるのが最後」と言ったらガチで大泣きをしました。そして泣きながらおばけに「今までありがとう」とお礼を言ってびっくりしました。

最初は結構しょうもない依頼だなぁという感じだったのですが(息子が母親の演技を分かっていてあえて演技に付き合っている疑惑まであった)息子さんがガチで信じていたのでもう少し違った感じで依頼を扱っていたら神回とは言わないまでも★5の感動回になったかもしれない可能性がありました。

そういった意味で振り返ってみるとちょっと色々もったいない依頼だったなと思いました。まあネタばらしはやり直しがきかずに一度しかできないのでしょうがないですね・・・・

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