秘書の松尾さんが顧問として久しぶりに登場しました。久しぶりのゲスト出演なのか関西弁(京都弁)が強めでした。というか方言を意識して話そうとしていたんじゃないのかなぁと思いました。
発言内容から「もう世間のイメージを気にせずに自分らしく生きていこうと思ってるんだなぁ」と思いました。ざっくりいえば関西のおばちゃんになってました。
2024年8月30日(金) 放送
シニアにまつわる3つの依頼を見事解決!?ド派手演出でカミングアウトしたい73歳男性、魂を込め作り上げたラジコン船を走らせたい78歳男性、謎のセーラー服疑惑に包まれた57歳女性!!
依頼
- カツラをカミングアウト!
- 50年前の巨大ラジコン船
- 母の秘密のセーラー服
出演者
局長:ゆりやんレトリィバァ(局長代理)
秘書:増田紗織
顧問:松尾依里佳
1. カツラをカミングアウト!
田村 裕・静岡県の女性(43)
★★★私の父は、カツラを被っている。現在73歳で、カツラ着用歴は約35年になる。父がカツラであることを知ったのは、私が20代の頃。リビングで家族団らんの際、私が父にちょっかいを出して頭を触ろうとしたら、「触るな!」と嫌がられ、その様子を見ていた母が「もう言っちゃえば」と言い出し、父は「実はお父さん、カツラなんだ」とカミングアウトしたのだ。
全く気付かなかった私は思わず「えーーー!」と叫んでしまったが、あれから数十年…今も父はカツラを愛用。70歳になった3年前から、何人かの親しい仲間には「カツラ」であることは伝えているようだ。それでも外した姿を見られることに抵抗があるようで、実際にとった姿は家族以外、誰も見たことがない。
夏場は汗もかくので、大好きなスポーツをしている時にズレそうになり、いつもドキドキしているようだ。父は「もういい加減、自分の本当の姿を見せたい」、でも「キッカケがない」と踏ん切りがついていない。そこで、父にカツラとおサラバするキッカケを与えてもらえないだろうか、というもの。
「娘のために(カツラを)被った」と話す依頼者の父。そこで趣味のスポーツ“インディアカ”のチームメイトに、彼に関する“ヒミツ”を聞いてみると、「入れ歯」や「カツラ」疑惑が次々と浮上。こうなればと、「ドハゲ(ド派手)にドカンと」カミングアウトすることを決意する。父に感激の涙を流させた、一世一代の爆笑発表セレモニーとは?!
カツラをカミングアウトする依頼です。
内容的には単に「実は私はカツラなんです」と発表するだけなんですけど発表方法を大々的に演出しました。演出次第でいくらでも面白くできるんだと思いました。それにしても太鼓のパフォーマンスまでしたので相当凝っていましたね。
どうでもいいですがカミングアウトした際の外の風景が一面お茶畑だったので大井川の近くの牧の原周辺かと思ったのですが、太鼓を演奏した団体の尊鼓空さんが浜松を中心に活動している団体だったので静岡のどこなんだろう・・・・と思いました。(私は祖母の実家が浜松なので)
【協力】
◆和太鼓の演奏
太鼓尊塾 尊鼓空
◆ペットボトルロケットの神様
片岡鉄雄さん
http://www.yumegoya.com/index.html
2. 250年前の巨大ラジコン船
真栄田 賢・大阪府の男性(78)
★★★★今から50年ほど前に作ったラジコンの船についてお願いしたいことがある。その船は全長が1メートル30センチにもなる、パーツの一つ一つを手作りして完成させたものだ。現在、私は娘の家で同居。この度、それまで自分が住んでいた家を処分することになり、その船はその家に置いてある。
娘の家には、そんな大きな船を置いておくことができない。なので船も処分せざるを得ないのだが、最後にもう一度、私の故郷である熊本県天草の海で船が走る姿を見たい。その船を最後に動かしたのは30年前。今でも動くとは思うのだが、故郷の海で船を走らせ、その後、その船を処分するのは無念なので船をもらってくれる人を探すお手伝いもしてもらえないだろうか、というもの。
まずは船が動くかどうかを専門店でチェックしてもらうと、確かに動いた。さらに天草の母校の水産高校に寄贈したいと申し出るが、副校長からは「動くかどうか確認してから」とシビアな返事!?なにはともあれ、30年ぶりの航海となる天草の海へ。嬉々として船を操縦する依頼者の願いは叶うのか…。
自作のヨットをもう一度動かしたいという依頼です。結構・・・というかかなり感動しました。依頼者の想いが伝わって来ましたね。
最後の航海に自分の母校である天草にある水産高校の前の巴湾を選んだのですが、いざヨットを浮かべると帆が風を受けて動力がなくてもちゃんと走っていました。もう少し風があればよかったと思いました。
竜骨から作った近代的な帆船は嵐でも容易に復元して転覆することは滅多にないですし、風さえあれば帆を使って風上ですら移動できるという優れものです。依頼者は水産高校卒業なので帆船やヨットの扱い方などを勉強してると思うのですが(ヨット部とかあったりします)ラジコンショップを含めて周りの人は「動力ないけどちゃんと扱えます?」みたいな感じで心配してくださる方が多かったですね。
高校としては受け取る際に「動くこと」を条件としていたのですが、おそらく予想より本格的な模型だったので驚いたことだと思います。でもなぜ動くことにそこまでこだわったんでしょうか。模型展示室を見ても依頼者の船は堂々としていて見劣りしない船でした。
ちなみに依頼者は出会い系のアプリ詐欺を含めて詐欺に3回あっているそうです。こちらの話も面白かったです。
【協力】
◆YYラジコン倶楽部(ラジコンの動作チェック)
https://yy-rcclub.com/
◆VIPLINE 合同会社(ヨットの輸送)
◆熊本県立天草拓心高校 マリン校舎
https://sh.higo.ed.jp/amakusatakushin/gaiyou/marine
母の秘密のセーラー服
竹山 隆範・兵庫県の女性(25)
★★★私には今、人には言えない悩み事があり、気になって夜も眠れない。最近、母の様子がおかしいのだ。何か隠しているような気がする。実家に帰ったある日のこと、母のクローゼットから見たことのないセーラー服らしきものがチラッと見えた。私たち娘は学生時代はブレザーだったので、誰もセーラー服は持っていない。まさか今年57歳になる母がコスプレに目覚めたのかと考えると、とても怖くなり…。早々に調査をお願いしたい、というもの。依頼者は5カ月前、母親がバッグにセーラー服を詰め出かけて行ったという。そこで偽りの内容で実家ロケを敢行し、母の隙をついてクローゼットを探るが、セーラー服は見当たらない。再び竹山探偵がセーラー服姿で実家を訪問し、ズバリ「秘密のバッグないですか?」と詰問。すると、先に仕掛けた隠しカメラに母親の秘密がバッチリと映っていた。
母が隠し持っているセーラー服が何なのか調べて欲しい!という依頼です。
竹山探偵は「これはパンドラの箱を開けてしまうかもしれない・・・」と神妙に言っていましたが、隠していたセーラー服は変な趣味ではなく実は「ゆるワクダンスチーム」という体を楽しく動かそうをモットーに地元の老人ホームやイベントで活動している団体の衣装でした。
ちなみに主宰してるのは母親です(笑)というかなぜ秘密にしてるのか謎ですね。恥ずかしい活動でもないですし・・・・ヤバい話になるかもしれない流れでしたが、結局最終的に普通に「いい話」で終わりました。母親のやっている活動は素晴らしいですね。
依頼者が一般人の視点からしたらもの凄い綺麗な人だったのでよくある芸能事務所や劇団の仕込みかと思って所属先を探したのですが該当者はいませんでした。
ゆりあんが最後に「母親にも母親でなく一人の人間としての人生がある」と言ったのは印象的でした。
【協力】
◆ゆるワクダンスチーム