探偵ナイトスクープの感想 『日本を飛び出し、台湾へ!?難攻不落のゲームに挑む!』2017/09/15




1.『絶対不可能!?台湾の瓶立てゲーム』★★ 2.5

田村裕探偵 静岡県の男性(35)から

私は台湾が好きでよく行くのだが、高雄市の「瑞豊夜市」というナイトマーケットに「瓶立てゲーム」なる露店がある。そのゲームはとてもシンプルで、板の台に寝かせてある空き瓶を、ヒモの先端に取り付けた金属のリングで引っ掛けて立たせるというもの。

一見、すぐに出来そうな感じがするが、一度も成功したことがない。また、周りのお客さんを見渡しても、成功した人を見たことがない。しかしこのゲームを、店主は百発百中、何度やっても成功するのだ。なんとか成功したいので協力してほしいというもの。

よくわからない依頼でした。なぜかディレクターやスタッフの小芝居みたいなのを見せられて・・・・尺が余ったのかな?と思わせるスタートでした。てっきり依頼者と探偵が台湾に弾丸で日帰り行って帰ってくるのかと思ったのですが、なんと夜市で使っている実際の瓶と道具を借りてくるという展開・・・・

なんか、他の探偵とスタッフなら別のやり方があったんでしょうかね。もう少し違ったやり方があったと思います。

瓶ですが、VTRをみればわかりますが、立てたあとに反対側に倒れないように輪っかを使って瓶を気持ち戻してやる「返し」が必要だと思いました。店主はそれをやってるから100発100中なんだと思います。しかし、倒れやすいようにわざと傾けているという仕掛けには脱帽です。それで飯を食べているだけあってプロですね。

2.『通天閣から叫ぶ』★★★

澤部 佑探偵 大阪市の男性(35)から。

先日出社の際、時間ギリギリで電車に飛び乗り、息を切らしていると、周りの人全員が僕を見ている。見渡すとみんな女性。なんと満員の女性専用車両に飛び乗ってしまったのだ。しかも急行なので、あと5駅はこのまま…。トドメを刺すように隣のおばさんが一言「ここ女性専用車両ですよ」。「すみません」と謝ったものの、本心は「わざとやないねん!俺は変態やないーーーー!!」と叫びたかったのだが、下を向いたまま地獄のような時間を我慢し続けた。

僕のように、小さなことから大きなことまで、世の中には大声で叫びたいけど叫べない人がたくさんいると思う。そこで、前にやっていた「通天閣のてっぺんから叫ぶ」のことを思い出した。みんなのモヤモヤを聞きだして、スッキリした顔が見てみたい、というもの。

いつもの通天閣で叫ぶシリーズです。探偵ナイトスクープが好きなドイツ人カップルが二人で「夢がかなった」と叫んで以来でしょうかね。結構最近ですね・・・

まあ、そういうわけで感想は簡略します。

3.『親友と最後の思い出を・・・ 小学2年生の二人旅』★★★

たむらけんじ探偵 大阪府の小学2年生の女の子(7)から。

私には、幼稚園に入る前からの仲良しの友達「あおい」がいる。5年間ずっとクラスも同じで、家も近くて、学校から帰ると毎日のように遊んでいるのだが、彼女のお父さんのお仕事の都合で、もうすぐ遠くに引っ越してしまうことになった。

あおいとは、いつも一緒にいた、あおいがいなくなるなんて寂しい。だから、離れ離れになる前に、あおいと二人旅がしたい。そして、タイムカプセルを埋めて、「また絶対会おうね!」って約束をしたい。でも、2人で行くのはまだ怖いので、探偵さんについてきて下さい、というもの。

こういった依頼は結構感動することが多いのですが、今回は普通でした。以前、小学生の女の子とタクシー会社の社長のお別れの依頼はえらい感激した憶えがあるので似たような感じになるかと思ったのですが、いたって普通の感じでした。

タイムカプセルはお寺に埋めるというのはナイスなアイデアです。確かにお寺は10年後、20年後も無くならないでしょうから・・・。

思い出旅行ではないですけど、最後の二人の冒険の思い出を大切にあおいちゃんには新しい学校で新しい生活を無事にスタートできればと思います。

 

 




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください