【内容】
依頼は、真栄田賢探偵が調査した『88歳、最後の獅子舞』、竹山隆範探偵の『爆笑!小ネタ集』、田村裕探偵の『ほどくのは不可能!?固まったお団子ヘアー』の3つ。
1.『88歳、最後の獅子舞』★★★★ 3.5
真栄田 賢探偵 大阪市の男性(36)から
私の住んでいる街には夏祭りがあり、獅子舞を踊っている。このメンバーの中に、瀧野さんという今年で88歳になる祭り一筋のおっちゃんがいる。一昨年の夏祭りの最中に転んで足を負傷。その後、心配した奥さんに禁止され、祭りへの参加が出来なくなってしまった。
今年こそ!とおっちゃんを待っていたが、結局奥さんの許しは出ず、数日後にこっそり電話で祭りの様子を聞いてきた。
そこで、おっちゃんがもう一度獅子舞を踊れるよう御家族を説得し、そのための舞台を用意したいと思う。
88歳になるおっちゃん・・・・いや昔からの習慣ですよね。多分50歳ぐらいで、龍野のおっちゃんがニックネーム化したので70歳を過ぎてもずっとおっちゃんのまま・・・・うちの近所にも山田のねーさんと呼ばれるおばあさんがいて、初めて会った人は「ばーさんじゃん・・・」て必ず言うけど、ねーさんは若い頃はそれはイナセな美人で面影をしってる人達はずっと「ねーさん」と呼び続けているという・・・・・
話がそれましたが、これは熱い依頼ですよ。88歳の人に祭りやろうぜ!!って誘う依頼です。龍野のおっちゃんがいないと祭りが始まらないんでしょう!!しかし、88歳なら奥さんの「怪我されたら困る」ってのも100%わかります。祭りって普通に激しい祭りは死者が出たりするんですよね。
そういった危険はない祭りであってもお祭り騒ぎでおっちゃんが興奮して頭にカ~ッと血が登ってぽっくり逝く可能性も余裕であるので奥さんの「祭り禁止」当然だと思います。
おそらく依頼者も奥さんの許可を得るには「テレビパワー」で一点突破が必要だと思ったのはナイスな判断だと思います。最終的にテレビパワーで怪我をさせない引退獅子舞ということでOKをもらえたぐらいのなのでテレビなければ絶対に無理だったと思います。
あと、地味におっちゃんが奥さんの前だと借りてきた猫の様におとなしくなったのには受けました。
しかし羨ましいですよね。年をとっても周囲の人から大切にされて必要とされる。素敵な人生だと思います。これからも、もっともっと長生きして人生を楽しんでください!!
2.『爆笑!小ネタ集』 ★★★
竹山 隆範探偵
「40年間挑み続ける男」(広島県・男性・57)
「体操服ドロボウに告ぐ!」(和歌山県・47)
「がまんできるのは、オナラ?ゲップ?」(徳島県・男性・42)
「中年男性の乳首は立っている?」(京都市・男性・51)
という4つの謎や疑問を竹山探偵が体を張りながら解明する。
「40年間挑み続ける男」
竹山探偵が秒殺で解決した依頼。ポテチの真ん中に歯を使って丸い穴○を開けるという依頼であったが犬歯を使って噛まずに片方の歯に指で押し当てると穴を開けることができる。
「体操服ドロボウに告ぐ!」(和歌山県・47)
おっさんが登場して「女子高生」の体操服が盗まれた話をし始める・・・。それで誰が被害者の女子高生と話を進めるとおっさんが「私です・・・」なんと、性転換したおっさんが女子高生だった時代の話ということです。
その後、性転換でちんちんも手術であるということで銭湯に行って確認します。もう、なんだかよくわからない依頼でした。
「がまんできるのは、オナラ?ゲップ?」(徳島県・男性・42)
これは、下手したら竹山探偵の直腸とか大腸が破裂した可能性があるんじゃないかという依頼でした。依頼者って野々山さんなのか、野々山さんが探偵に協力したのかそこを見逃したのですが、とになくカオスでした。小ネタがぴったりのネタです。
「中年男性の乳首は立っている?」
気持ちの悪い依頼です。的中率は結構高いのですが、早い話、皮膚をみればその肌ツヤで年齢が若いか中年か見抜ける・・・という様な感じに近いと思います。
3.『ほどくのは不可能!?固まったお団子ヘアー』★★★★
田村裕探偵 徳島県の女子高校生(15)から
姉の髪の毛が大変なことになってしまい、すごく困っている。姉は髪の毛を小さなお団子にしているのだが、全くほどけなくなってしまったのだ。見た目は普通だが、触り心地はまるで「タワシ」。
美容室でも相談したが、「ほどくことができませんでした」と言われてしまった。今では日常生活にも支障をきたしており、姉は何とかして早くほどきたいと言っている。どうか姉の髪をほどいて下さい、というもの。
出演した女子高生がナイトスクープに出演するのが夢だったので出演できて満足なのですが、そういう場合はどうしようもない出演目的の依頼が多いのですが、今回の依頼は正当?な依頼でした。できれば出演したいことを言わない方良かったなぁという感じです。
依頼を見た人は「ちょっとだけ切ればいいんじゃない?」と思った方も多いと思います。お団子ごと切るのは難しいですが絡まった一部を切ればそこからゆるくなって全部解けるという気もします。
依頼は最初に無理だと言われた美容院に言って色々話を聞き「プロ中のプロに依頼すればなんとかなるかもしれない」というわけで番組が集めたトッププロ3名にお願いして解決することになりました。
しかし、日本で最初にドレッドヘアをやった方を含めてとにかく肩書が凄すぎます。なんか、ピンみたいなドレッドヘア用の用具を取り出して話しながらどんどんお団子が解けていけます。
そしてあっという間にお団子は解けていきました。抜けた髪が落ちずにお団子の中にどんどん溜まるので、結果的にお団子の密度が上がっていき、たわしみたいになったということでした。ストレートヘアに戻ったあとのお団子の中の抜け毛の量が凄かったです。
探偵によってはこういう展開にならず、髪を切って終わった場合もあったので今回は田村探偵GJだったと思います。