探偵ナイトスクープの感想 『亡き母の金庫が開かない』『動物の絵で親子対決』『通天閣の上から叫ぶ』2024/03/04




2024年3月1日(金) 放送

なぜか開かない亡き母の金庫をめぐり、寛平探偵がお手柄!?

  1. 亡き母の金庫が開かない
  2. 動物の絵で親子対決
  3. 通天閣の上から叫ぶ

出演者
局長代理:せいや
秘書:増田紗織
顧問:溝端淳平

1️⃣ 亡き母の金庫が開かない ★★★

間 寛平・兵庫県の女性(56)から

今年1月に母が亡くなった。住んでいたマンションには、母が残した金庫がある。生前から鍵は私が預かり、開けるための番号も分かっていたので遺品整理をしている時に開けようとしたのだが、何回チャレンジしても開かない。

金庫の中にはマンションの登記簿、形見として残したいと思い、ずっと探している母が生前よく身につけていたヒスイの指輪も入っているはず。暗証番号、鍵もあるのに開かない金庫の謎を解明して母との思い出を取り出して欲しい、というもの。

実は難解な内容のため、依頼者は「石田探偵のような…」頭の良い探偵を希望していた。そこへ寛平探偵が派遣されたのだが、案の定、暗証番号をセットし、鍵を刺し込んでもビクともしない。すると、金庫の説明書を見て疑問を投げかける寛平探偵。これを依頼者はスルーするのだが、何とそこに真実が隠されていた!

果たして、金庫の中から何が発見されるのか?依頼者が涙した結末とは…

金庫を開けて下さいという依頼です。

金庫の暗証番号が分かっていたのに何故か開けられなかった理由なんですが、説明書に書かれていた暗証番号は実は別の小さな電子レンジサイズの金庫の番号で実際の金庫の暗証番号は違っていたからでした。金庫って大型だと番号を自分の好きな番号に設定できるんですね。そして大きな金庫の設定された暗証番号は分からず・・・

というわけで不明になった暗証番号は鍵の専門家の方を呼んでわずか40分で開けることに成功しました。専門家の方は普通に凄かったです。というか金庫破りになれますね(笑)

いざ鍵を開けると中から沢山の宝石が出てきました。依頼者の方は目的の翡翠の指輪をみて「母を思い出して」と言って突然泣き出しました。見ていた方の殆どは「翡翠の指輪見つけて嬉しかったんだろうな。いま中国が経済成長して以前と比べてヒスイは高値で売れるもんな」とか思ったんじゃないでしょうかね・・・・・

間探偵も「喜んでいるんちゃうんか~」突っ込んでましたよね。でも想い出泣きというより嬉し泣きみたいな雰囲気でしたので致し方ないかなと思いました。

【協力】
●revision ロック レスキューサービス
https://www.re-visions.co.jp/

2️⃣ 動物の絵で親子対決 ★★★

ゆりやんレトリィバァ・京都市の男性

私は父親に、あることで勝ちたい。それは「動物の絵」を描くこと。

私は接骨院の院長をやっており、去年、ハロウィンのイベントとして院内で私と父親のそれぞれ得意な絵を飾る機会があった。その時に父親は「動物の絵」を描いたのだが、患者さんたちは私の絵には見向きもせず、父親の「動物の絵」ばかりに夢中になってしまい…。父親は絵に関しては全くのド素人なのだが、「動物の絵」には強烈な個性があり、見る人の心をつかむ。

私は昔、漫画家やイラストレーターを目指していたこともあり、絵には多少の自信があるのだが、全く経験のない父親に太刀打ちができなかった。このままでは悔しくてたまらない。何とか私も父親のような、見る人の心をつかむ「動物の絵」を完成させたい。「動物の絵」の対決で、私を父親に勝たせて欲しい、というもの。

早速、両者の絵を見せてもらうと、依頼者は上手いが心を揺さぶらない。一方、父親の絵にはゆりやん探偵も食いつき大爆笑。どうやら動物の絵なのに人間の顔がベースになっているようだ。そこで依頼者は父から秘訣を聞き、特訓を開始するのだが…。

絵画対決です。依頼者は仕事柄を理由に頑なに年齢を明かさなかったですが気持ちはよく分かります。私の高校の同級生も医者をやっているのですが、女性ということもあり若い頃は「お前じゃ話にならん。ちゃんとした医者を呼べ」と患者に言われまくったそうでよく愚痴を聞いてました。

話がそれましたが、絵画対決ですね。父親の絵は上手いのではなく見た感じは幼稚園児が描くような見事な画伯レベルの稚拙な絵です。ただしクセが非常に強くて上手いわけではないけどその個性的なクセに惹きつけられるという感じです。

見ていて単純に思ったのは「上手い絵」と「人気がある絵」っていうのは別物ですよね。依頼者の方はイラストレーターを目指していただけあって非常に上手い絵を描くのですが上手いだけです。もちろん絵がもの凄く上手であればそれだけで人を惹きつけられるので上手さは絵を描く上で重要な要素です。ただ上手い絵であれば必ず人気があるとは限りません。

これはスポーツでも同じで野球で投手が速い球を投げれる投手が必ずしも良い投手とは限らなかったり、ゴルフで遠くに飛ばせることとスコアが良いことが別物なのと同じですね。

最終的に近所の人たちを集めて再勝負をさせたらまた父親の絵が勝ったので、父親の方が人を惹きつける絵を描けるということですね。まあ非常に個性的な絵でしたけどああいった方を画伯というのでしょうね(笑)

3️⃣ 通天閣の上から叫ぶ ★★★

桂 二葉・大阪府の女性(29)

我が家には3歳の息子がいる。旦那は息子を甘やかしてばかりで、叱るのは、もっぱら私の仕事。

先日、息子が食べ物をひっくり返しグチャグチャにしたので、仕方なく私がきつく叱ったところ、息子は大泣き。それを見た旦那が息子の頭をなでながら、こう言いやがった…「ママ怖いなー。鬼みたいやなー。パパがママを退治したるからな」。

はぁ?「自分はええ顔ばっかりしやがって!お前がちゃんとせーーー!」と叫びたかったのだが、息子がもっと泣いてしまうかもと思い、ぐっと我慢した。私と同じように叫びたくても叫べず、モヤモヤしている人は世の中にたくさんいると思う。

そこで、あの「通天閣のてっぺんから叫ぶ」で、明るい悩み、楽しい叫びを聞いてスカッとしたい、というもの。ナイトスクープの名物企画が2年半ぶりに復活!

今回も、長生きしたい!と言いながらタバコが大好きな90歳のお父さんをはじめ、小6の時にフラれた男子への恨みつらみを叫んだ38歳女性、20年以上口に出せなかった母親の秘密を暴く娘さん、「私は断れない女です」と言い、10年間で750万円も使った女性など、人生の悲喜こもごもを感じさせつつ、元気がもらえる爆笑編だ。

久しぶりの通天閣から叫ぶのコーナーです。コロナの影響でしばらくありませんでした。

依頼を見ての感想は実は叫んだ人達ではなく桂二葉探偵です。前々から感じていたのですが、落語家で女性というので小さい頃から如才なく過ごしてきたという雰囲気というか先入観を持っていたのですが、心の奥底に幼少期からの闇を結構抱えているなぁと依頼者とのこれまでのやり取りを通じて感じましたね。

叫びは順に
「90歳でタバコを吸いたい」
「子供のころデブと言って私を振った相手を見返したい」
「インスタントカメラを現像したら母親のヌードが出てきたけどあれなんなん?」
「押しに弱くて断れない。訪問販売で焼肉屋の6万円分のチケットを買った」
「奈良の近所のコンビニにはナウマンさんとゾーさんの二人の外国人店員がいる」
という内容でした。

今回叫んだのは女性が多かったですね。印象に残ったのはデブと言われた女性の負のエネルギーが凄かったです。あれは早めに高校生ぐらいまでに痩せて振った相手に再会して見返しをしなかったので完全にトラウマになってましたよね。フェイスブックとかで未だに相手を検索したりしてちょっとネットストーカーみたくなっていて、こじらせると大変になる良い例だと思いました。ただ子どもの写真は確かに太っていてあれで告白したのは凄いと思いました。まあ「デブでブスだから嫌」と言った相手も酷いですけどね・・・・




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