ダンゴウオに会いたい ★★★★
石田 靖 静岡県の小学5年生の男の子(10)から
「僕は魚が大好きなのだが、ダンゴウオという魚のことを知ってから、ダンゴウオに会いたくて会いたくてたまらない。ダンゴウオは、とても小さくて、冷たい海にいて、東日本大震災で何もいなくなった海に、一番最初に戻ってきた魚だという。その生きるチカラに感動したので、海にいるダンゴウオをどうしても見てみたい。寒いのも眠いのもガマンするので、どうか一緒に探すのをお手伝いしてください」、というもの。
依頼者は小学生です。ダンゴウオに会うために、未経験であるスキューバを練習し得必死にダンゴウオを探します。エアの耳抜きがうまくできなくてダンゴウオを直前にしてまさかの翌日持ち越しになりました。
ダンゴウオをみて思ったのは「びっくりするぐらい小さいな」ということです。大きさ的には5mmとテロップでは紹介されていましたが、とにかくもの凄い小さいサイズで豆粒みたいでした。
更に赤ちゃんは2mmという大きさなんですが、とても小さかったです。でもカクレクマノミのような綺麗なオレンジの熱帯魚みたいでした。物凄く小さいけどちゃんと魚だったのでびっくりしました。あんな魚いるんですね。
出張!日本各地の小ネタ集 ★★★
真栄田賢探偵が2日間かけて、日本全国の小ネタを徹底的に調査・究明
「難攻不落のホッキ貝ジグソーパズル」(北海道・男性・35)
「尋常ではなく熱い足湯」(兵庫県・女性・42)
「オナラをする掃除機」(愛知県・男性・49)
「オナラの臭いがする交差点」(鹿児島県・男性・54)
「ものすごい形状のサボテン」(香川県・男性・66)飛行機や鉄道を使い、全国4000kmを駆け巡った壮大な(?)「爆笑!小ネタ集」をお送りする。
- ホッキ貝ジグソーパズル
パズルを置いてある施設はパラダイスでした。単なる貝殻を割ってそれを「ジグソーパズルです」といい切った模様でした・・・・
- 尋常ではなく熱い足湯
高温の源泉をちょうど良い湯加減の温度に調整して足湯にしているのだそうです。ですから冬場は気温が低くて外気に冷やされてちょうど良い湯加減になるそうですが、真夏に入ると源泉が全く冷めてないので尋常でなく熱いのだそうです。
- オナラをする掃除機
スイッチを入れた時と止めた時にオナラの音がなります。探偵的には「このためだけに愛知に・・・」という感じでしたが、依頼者もあんな深夜に来てびっくりしたでしょう。
事前連絡は当然しているので、驚いたフリをしたのかどうなんでしょうかね。本日中に自宅に訪問すると言ってたけどあまりに遅い時刻で驚いたんでしょうか・・・
- オナラの臭いがする交差点
海岸付近に自然に湧き出た温泉の硫黄臭でした。近くに住んでた人は大変そうです。
- ものすごい形状のサボテン
男性器の形をしたサボテン。しかも元気になったバージョンの方です。完全な下ネタでした。
忘れられない同級生を探して ★★★
橋本 直 大阪府の女性(43)から
「高校を卒業して25年が経ち、初の同窓会を計画しているのだが、どうしても連絡のつかない女友達がいるので、その子を探して欲しい。
彼女は、みんなの記憶に残るくらい強烈な個性を持っていて、見た目、性格など、かなりパンチがあった。特に印象に残っているのは、ひと世代前に人気のあったアルフィーを学校で唯一、熱烈に応援していたこと。授業中も先生に隠れて高見沢さんのブロマイドを眺めニヤついていた姿は、今も私の目に焼き付いている。私が人生で出会った人の中で、一番ユニークかつ独創的。
ちなみに、彼女と最後に出会ったのは20歳の頃。とある居酒屋さんで偶然出会ったのだが、連絡先を聞きそびれてしまい、その店もなくなってしまった。高校を卒業して25年、大人になった彼女が今どうしているのか、とても気になる。どうか力を貸して欲しい」、というもの。
強烈な個性を持つ「しぶっちょ」を探す依頼です。人探し系ですがちょっと不思議な人探しになりました。
コスプレカラオケに行ったり、焼肉屋と20年近く経過してもまだ連絡がついたりとか不思議な感じでした。あのコスプレカラオケのお店を卒業アルバムのしぶっちょさんが経営していたら流石に衝撃的過ぎますね・・・・
最後の最後に実は高校時代から依頼者はしぶっちょの苗字を勘違いしており、ぶっちょからかなりお怒りの叱責を受けたのは笑えました。