2023年4月21日(金) 放送
恋人の両親に、大好きだった先生に、24年前に別れた息子に…「会いたい!」気持ちを抱えた人たちが次々と登場!!
- 両親に会いたがる彼氏
- 大好きな先生が作ったカヌレの味
- 24年ぶりに息子と再会
出演者
局長:松本人志
秘書:増田紗織
顧問:羽野晶紀
両親に会いたがる彼氏 ★★★
田村 裕・岐阜県の女子大学生(19)から
私には、付き合って4カ月になる彼氏がいる。その彼氏が、私の両親に会いたいと言って聞かない。しかし、彼氏がいることを母は知っているが、父には言っていない。なぜなら、父は私への愛情が深すぎてショックのあまり、どうなってしまうか分からないからだ。
父は私がどこかに遊びに行っていると「どこにいるのかな?」「楽しんでいるのかな?」「いつ帰ってくるのかな?」と、しつこく何度も連絡をしてくるほどの過保護ぶり。家にいる時も常にベタベタしてきて、ちょっとうざい。なので、彼氏が出来たことを父に報告して紹介したいと思っている、というもの。
超ベタベタの過保護な父は、娘の初めての彼氏に怒り?動揺?冷静を装う!?
依頼文を読み上げた後に局長が「僕は別に過保護だと思いませんけどね~」と同じ娘をもつ父親としての親バカっぷり丸出しの発言をしました。
父親が娘に抱きついてる映像がありましたけどひと目見て「ヤベエな」という言葉しか出てきませんでした。まあ全国ネットで白日の下に晒されたので放送後は色々大変だと思います。
最後に後日談として父親は彼氏が出来たことで「娘にスキンシップするのを控えるようになった」みたいな話が出てきましたけど局長が「おかんにいけ、おかんに!」と言いましたけど全くその通りだと思いました。あの抱きつきっぷりの責任の一端は間違いなくおかんにあると思います。
大好きな先生が作ったカヌレの味 ★★★★
竹山 隆範・奈良県の女性(22)から
私は高校2年の時、数学の先生のことが大好きで、追っかけをしていた。いつも先生の傍を離れない私が迷惑だったのか、冷たくあしらわれていたのを覚えている。
しかし、高2が終わる間際、先生が突然教師を辞めて俳優になるため東京へ行くことに。もう二度と会えなくなると思い、気持ちを伝えようとバレンタインデーにチョコと手紙を渡すと、先生が学校を去る寸前のホワイトデーに、何と手作りのカヌレをお返しに下さった。
家に帰ってワクワクしながら食べたのだが…マズかった。カヌレとの初めての出合いだったので、このマズさがデフォルトの味なのかと思ったが、最近、機会があり食べてみると、めちゃめちゃ美味しい。一体、先生のカヌレは何だったのか?実は5年前に食べ残したカヌレがもう一つ、冷凍庫に残っている。
好きだった先生のお菓子作りの腕前を否定したまま終わりたくないという思いもある。はたして、先生のカヌレは本当にマズいのか?5年前のカヌレを食べる勇気はある、というもの。彼女がこの依頼に込めた、本当の気持ちとは?
まあ見た後の率直な感想として「高校を卒業して5年経っても先生への想いが変わらない。当時は先生と学生という関係だけど大人になった今、もし先生がフリーでチャンスがあるならもう一度告白して付き合いたい!」と普通に依頼を出せばよかったと思います。
「幸運の女神には前髪しかない」という諺がありますが番組にお膳立てしてもらうのではなく、自分から行かないと幸運はつかめないと思いました。
24年ぶりに息子と再会 ★★★★
ゆりやんレトリィバァ・愛知県の男性(52)
20代の頃、トラック運転手だった私は妻と息子と3人で暮らしていた。しかし、交通事故を起こしてしまい、仕事を辞め、その後、職を転々とした挙句、多額の借金を背負うことに。
返済に追われ、生活も苦しく、息子が4歳の時、妻と子供に迷惑をかけられないと離婚し、私は家を飛び出した。以降24年間、息子とは会っていない。元妻とは何とか連絡を取り、息子の成長ぶりを聞かせてもらっていたが、5年ほど前から急に連絡が取れなくなり…。
ところが先日、息子の名前でネット検索をしてみると、若者に人気のバンドのボーカルだということが分かり、Twitterも見つけた。悩んだ末、「実の父親です。会いたいです」とダイレクトメールを送ると「分かった」という返事が返ってきた。初めは嬉しかったが、あることがキッカケで、再会したいのはバカな親父の自己満足ではないかと思えてきたのだ。息子の本心が知りたい、というもの。
そこで、ゆりやん探偵が単身で息子の心の内を聞き出すと…。
こういった依頼は大抵お涙頂戴で名作であることが多いのですが今回は息子さんの行方がすでにわかっているということもあって淡々と話が進みました。というか息子さんは有名なバンドマンだったので放送後にバンド界隈では特にファンの間では話題になるのではないでしょうか。
自分を捨てた父から会いたいと言われて会う前は「殴ろうかとも思った」と言っていた息子さんがいざ会った後に「そういった気持がなくなった」と話すのを見て「人の気持ちって不思議だな~」と思わずにはいられませんでした。