2023年4月28日(金) 放送
8歳の昆虫“フン”博士が世界を救う!?
- カブトムシのフンで線香花火!?
- 陸上エリートの弟たちと勝負!
- 大きな白い犬キュウ太とお別れ
出演者
局長:松本人志
秘書:増田紗織
顧問:円広志
カブトムシのフンで線香花火!? ★★★★★
せいや・京都府の男性(31)から
私の友人の小学2年生の息子さんの研究に、協力してもらえないだろうか。その研究とは「カブトムシのウンコ」…フンに関する研究だ。
彼は大の昆虫好きで、2歳からカブトムシを飼育し始め、今は最初のカブトムシから数えて7世代目のカブトムシを育てている。そんな彼はカブトムシの幼虫が出すフンに興味を持ち研究を始め、今までにフンから「炭」や「線香」、そして「お茶」まで作ってきた。
しかし今、どうしてもうまくいかない研究があるそうだ。それは、カブトムシのフンから作った炭で「線香花火」を作るというもの。何度、挑戦してもうまくいかないという。
どうか、彼の研究を成功へ導いて欲しい、というもの。昆虫のフンから食料や炭まで作る研究結果に、せいや探偵をはじめ大人たちは驚愕!
とんでもない小学生の依頼です。依頼人が両親ではなく両親の友人だということが謎ですが、とにかく凄い依頼です。まず発明品の数々がスゴいです。お茶からふりかけから炭、線香、なんでも発明してその発想と行動力がスゴいです。
これ15分の枠ではなくて30分ぐらいの2枠を使ってもいいんじゃないのかな?とか2年に一度ぐらいの頻度で研究の進捗状況を放送してもいいんじゃないのか?と思うぐらいのスゴいレベルでの研究だと思いました。
将来は昆虫研究家になりたいと言ってましたけど昆虫研究となれば生物学者の範疇になりますが、どちらかといえば化学者になるんじゃないかと思いました。
最後に「将来どの大学はいる?」と言われて丸岡さんの「京都大学」と答えなかったのは小学生だなぁと思いました。お笑い芸人的にはこういった場合、絶対に「京都大学」とだけは答えては駄目で探偵に「京都大学やないんかい!」とツッコまれるのがお約束なんですけどね。個人的には丸岡さんのというのを飲んでみたいと思いました。虫秘茶の詳しい情報は こちら です。
【協力】
●京都大学大学院 農学研究科
丸岡毅さん
陸上エリートの弟たちと勝負!★★★★
真栄田 賢・滋賀県の男性(34)から
私は中学時代、800m走で近畿大会を優勝するほど走ることには自信があった。しかし、弟たちはそんな自分をはるかに上回る才能を持っており、高校では全国駅伝出場、大学は箱根駅伝にも出場。陸上のエリート街道をひた走ってきた。その頃には、凄すぎる弟たちに対抗心は全くなく、ただのファンになっていた。
しかし時は流れ、実業団で走っていた弟たちは陸上を引退。私はというと、ダイエットから再開したランニングにドはまりで、学生時代を上回るほど走れるようになった。陸上を引退した弟たちと今の自分なら、いい勝負ができるんじゃないかと思っているが、まだ絶対に勝つという自信がない、勝って兄の威厳を示したい、というもの。
何としてでも勝ちたい、三人兄弟の長男の意地は見ものだ。
兄が弟に勝ちたいという依頼です。弟二人は箱根駅伝を走って更に実業団でも活躍したという陸上のトップエリートなので結構ハードルが高いと思いました。
長距離だとブランクがあっても勝ち目がないということなので自信のある中距離の800mで勝負したのですが最後の最後に負けてしまいました。
男3人兄弟の意地の張り合いをみれたと思います。
大きな白い犬キュウ太とお別れ ★★★★
石田 靖・京都府の女子大学生(20)
私は2年前に京都の大学に入学。しかし、楽しかったのは1年生の時だけで、2年生の途中から友達に無視され、仲間外れにされたりと、孤独で押しつぶされそうな毎日だったが、自分なりに頑張ってきた。だが、精神的にもしんどくなってしまい、この3月末で大学を辞め、地元に帰ることにした。
大学を辞めるにあたり、唯一、心残りがある。それは、家と大学の間にあるお宅で飼われている大きな白い犬「キュウ太」のこと。犬を飼ったことも触ったこともなかった私は、入学当初は素通りするだけだったが、ある時、落ち込んでいた私に寄り添ってくれ、それからすぐに友達になった。
今も毎日、キュウ太に会いに行ってるが、飼い主さんとは全く面識がなく、会える時間も限られている。しかも、キュウ太と私の間には家の大きい柵があり、触れ合うのはいつも柵越し。どうか京都を離れるまでに、思いっきりキュウ太を抱きしめ、寄り添ってくれたお礼を伝え、散歩に連れて行きたい、というもの。
傷心の女子大生と心優しき大型犬との癒しの物語。
依頼文を聞いてまず思ったのがこの依頼の前に「大学で無視されていて辛くて大学をやめそうなので~」という内容で勇気を出して依頼して欲しかったな~ということでした。
といってもすでに退学してしまったということなので仕方がないですね・・・・
キュウ太はとても大きな大型犬で愛くるしい犬でしたね。こういった場合ってえてして依頼者の一方通行な愛情であったりするんですが、キュウ太側も依頼者に愛情たっぷりだったようで相思相愛でした。
キュウ太は近所でも人気者だったのですがその中でも唯一お腹を見せる女の子として話題になっていたそうで・・・・
最後に「20年生きてきたなかで一番幸せな瞬間だった」という聞いて切なくなるような一言が出てきて胸を打ちました。4年間の大学時代にそういった幸せな瞬間を何度も何度も上書きするような学生生活を送って欲しかったな~と思いました。
新しい新天地で幸せな生活を送れるようになればいいなぁと切に願います。
なお彼女のTwitterのアカウントです。撮影時のキュウ太の写真がみれます。
https://twitter.com/k___66y/status/1651972191335124992?s=20