2023年02月24日放送
小学校以来の親友である2人が魂の熱き闘い!?& 祖母の死に向き合えない19歳女性の心の成長に松本局長も感動!!
依頼
- 192cm VS 159cm格闘技対決
- 修学旅行で食べた黒いさつま揚げ
- 祖母の死を受け入れられない
出演者
局長:松本人志
秘書:増田紗織
顧問:林裕人
1. 192cm VS 159cm 格闘技対決 ★★★★
石田 靖・福岡県の女性(31)から
今回は、主人と主人の小学校からの親友に関して依頼した。主人は身長192センチ、体重97キロの超ガッチリ体形。一方、親友は小柄で身長159センチ。ただストイックに日々、肉体を鍛えているらしく、すごい身体能力だと主人は言っている。
そんな彼は主人に対して「お前は何も鍛えなくても恵まれた体格で、圧倒的なパワーを持っているのが羨ましい」。さらに「一度、お前と闘ってみたい。これだけ鍛えているから、絶対にお前を倒せるはずだ」と、この10年、会う度に何度も何度も言うそうだ。
主人も最近では「この身長差と体重差で俺が負けるはずがない」となぜか闘いを受けることを決めたようで、「俺と闘うのがあいつの夢なら、叶えてやりたい」と訳の分からないことまで言い出した。しかし、主人はケンカすらしたことのないような優しい性格で、片やその親友は総合格闘技の経験がある。
2人は既にやる気満々で、1ラウンド目“ボクシング”、2ラウンド目“キックボクシング”、3ラウンド目“総合格闘技”で闘うことを決めている。バカチン2人だけで勝負させるのは、あまりにも危険だ。立ち会ってもらえないだろうか、というもの。大親友だからこそ、手抜きしない熱き闘いが胸を打つ!
身長差が33センチある親友同士がガチで格闘技で対決したいという依頼です。
見ていて思ったのは身長の差は圧倒的だということですね。依頼者の旦那さんは(以下依頼者)格闘技経験がないと言ってましたが、プロの格闘家であるRENAさんにやり方を軽く教えてもらうだけでも相手側の男性を圧倒できたんじゃないかと思いました。そのぐらい体格差のハンデはあったと思います。
一回戦のボクシングは依頼者はジャブを打たずストレートのみだったのでなかなかヒットさせることができませんでした。リーチの長さをもっと活かしてコンパクトにジャブを出し、その後にストレートを打てばかなり効果的だったんじゃないかと思いました。
二回戦のキックボクシングはガードの上から関係なくキックしまくればいいんじゃないとか思いました。相手の男性はキックを受けたあとに「これはガードの上からでも受けたらヤバい」って感じで動きに明らかに異変がありました。
あと相手がクリンチをしてきた時に膝蹴りをしたらかなり効果的でしたけど普通に肋骨とか骨折しそうだったからやらなくてよかったです。
三回戦の総合格闘技ですが依頼者は相手がタックルしてきた場合、どう対応して良いか分からないと言ってました。しかしタックル対策をRENAさんに教えてもらい上から覆いかぶさるようにするとタックルに関してはほぼ相手を封じることができました。
とにかく体重差がエグくてガードの上からパンチしても相手側は嫌がるんじゃないかと思いました。自分は依頼者のほうが体格差を活かして圧倒すると思ったのですが、そこは格闘技経験の差が出たのか結構いい勝負になりました。
あとはスタミナですね。でかいとやはりスタミナ切れしやすいので3ラウンドでも結構きついんじゃないかと思いました。試合時間が絶妙に設定されていて流石だと思いました。
最後になりますが全然紹介されていませんでしたけど谷先生がリングドクターとしていました。なんで紹介しなかったんでしょう・・・・
【協力】
●総合格闘家 RENA
●総合格闘技ジム TEAM KIZUNA
2. 修学旅行で食べた黒いさつま揚げ ★★★
澤部 佑・兵庫県の女性(25)から
高校の修学旅行で鹿児島の知覧に行った際、民泊体験で泊まった家のおばあちゃんが作ってくれた「さつま揚げ」を私は忘れられない。それは茶色いものとは違い、黒っぽい色で、今まで食べたことがないくらい美味しかったのだ。
しかし、当時の私は恥ずかしながら料理にも貴重な民泊体験にも全くといっていいほど興味がなく、おばあちゃんのお話を聞き流していた。主婦となった今、色々な料理を作るようになったが、その黒っぽい「さつま揚げ」のレシピだけはネットで探しても出てこない。なので、もう一度、教えていただきたいのだが、家の場所や名前も覚えていない。
もしおばあちゃんに会えたら、当時のやる気のない失礼な態度も謝りたい、というもの。はたして、会えたのか?そして、おばあちゃんのブラックリストに依頼者の名前はあったのか?
思い出のさつま揚げを食べたい!という依頼です。
黒いさつま揚げということでしたが、VTRが始まる前に依頼文を聞いた顧問の林先生が「九州の方は料理に砂糖を山ほど使ったりするから砂糖を入れて揚げると焦げて黒くなるよ」と突然言って探偵がちょっと動揺していました。
手がかりが少なかった民泊先のおばあちゃんの家も地元の人に写真を見せて聞いたら結構簡単に見つかりました。そして無事にさつま揚げのレシピも教えて貰えました。
林先生がネタバラシしたように黒い理由は砂糖を使っていたからで自分もそのさつま揚げをちょっと食べてみたいと思いました。
あと澤部探偵が卒業するということですが、依頼者の高校生の頃の写真を見ながら「整形してないよね?」みたいな質問をした際に「もう卒業するので辛口」みたいなテロップ出ていましたけど澤部探偵だけでなく番組側も澤部探偵に対してけっこう辛口になった気がします。というか澤部探偵が辞めたことは両者にとって良かったんじゃないかと思いました(辛口)
【協力】
●知覧特攻平和会館
祖母の死を受け入れられない ★★★
田村 裕・愛知県の女性(42)から
19歳の娘は小さな頃から佐賀県に住む祖母が大好きで、高校生になっても一緒にお風呂に入り、寝る時は同じ布団に入り込んで寝ていた。しかし、そんな祖母は2年前に60歳で亡くなった。
それからというもの、娘は祖母の死を受け入れることが出来ず、写真も見ることができない。家族で佐賀に里帰りした時も、娘だけは行けなかった。「佐賀に行きたい。けど、行くのが怖い」と。彼女は今年1月に看護専門学校を受験した。娘が看護師になることを一番応援していた祖母。しかし、看護師になれば嫌でも人の死に向き合わなくてはいけない。
祖母の死を受け入れて、前に進んで欲しい。そこで、娘が祖父母の家に行き、ずっと避けてきた祖母の仏壇に向き合うお手伝いをしてもらえないだろうか、というもの。松本局長の心をも揺さぶった感動作。
亡くなった祖母の死を受け入れて次に進んで欲しいという依頼です。
収録が看護の専門学校の合格発表の当日ということでした。せめて翌日とか撮影日をずらせなかったんかなぁと思ったりしました。合格発表当日に結果が分からない状態でテレビに出演するとか自分なら精神状態がもう何がなんだか分からない感じになると思います。
合格通知は依頼者と探偵が佐賀に向かっており家にいなかったため依頼者に代わって母親が合格通知を開封したのですが、封筒を落として際に電話先で「落ちた」と言ったので探偵と依頼者は不合格だと一瞬勘違いしてちょっとパニックになりました。
なんであんないらんこと言ったのか分からないですが、あれは娘に一生言われ続けるだろうな~って思いました(笑)
しかもその後に結果を伝えずに「画像を送る」と言って電話を切ったので「これ落ちたから結果が言いたくないから画像に切り替えたな」と多分みていた人は思ったんじゃないですかね。VTRの後ろに流れるスタジオの声もそんな感じの悲鳴混じりの「あ~っ」と言った感じの声でした。そしておざ画像が送られていたら「合格!!」母親の意味不明のムーブメントでした(怒)
肉親との別れは辛いことだと思いますが祖母の死を受け入れて新しい生活をスタートして欲しいです。松本局長もVTRが終わった後に凄い言葉を選んでコメントしていました。林先生はちょっと涙ぐんだ声でしたね。