探偵ナイトスクープの感想 『石油ファンヒーターマニアの高校生』『爆笑!小ネタ集』『亡き大伯母は芸人だった?』2022/12/23




2022年12月23日(金) 放送

メーカー社員も脱帽の石油ファンヒーター愛あふれる男子高校生!

今週は凄いよかったです。こんな週がずっと続いて欲しいです。

  1. 石油ファンヒーターマニアの高校生
  2. 爆笑!小ネタ集(澤部 佑)
  3. 亡き大伯母は芸人だった?

出演者
局長:松本人志
秘書:増田紗織
顧問:林裕人

石油ファンヒーターマニアの高校生 ★★★★

橋本 直 新潟県の男子高校生(17)から

僕は現在高校3年生で、石油ファンヒーターが大好き。石油ファンヒーターは、メーカーごとにデザイン、機能、燃焼方式などの違いがハッキリと分かり、とても奥が深いところが魅力だ。

そんな僕には、中2の頃に、同じ石油ファンヒーター好きだったことから仲良くなった親友がいる。驚くことに名字も同じで、好きになったキッカケも同じ。2人とも裏側についているファンが大好きだったり、共感できることだらけで、いつも一緒に点火するのを見たり、家電量販店を巡りカタログ収集をしたり、推しの機種について語り合ったりして楽しんでいる。

高校生になってからは、石油ファンヒーターを買い集めるようになり、今では2人合わせると30台を超えるまでになった。僕がここまで石油ファンヒーターにのめり込み、打ち込むことができたのは彼がいたおかげで、すごく感謝している。だが高校を卒業すれば親友は県外への進学が決まっているので、離れ離れになってしまう。

そんな僕たちの夢は「2人の石油ファンヒーターを全部並べて一緒に点火すること」。そこに、親友へのサプライズとして、どうしても加えたい機種が2台ある。協力して欲しい、というもの。メーカー社員も驚く、2人の石油ファンヒーター愛は熱烈!?

凄い長文の依頼ですがまとめると「親友と離れ離れになるけどその前に自前の30台のコレクションのファンヒーターを一斉に点火してみたい。そしてできればその30台と一緒に親友のファンヒーター集めの原点となった故障している2004年のDAINICHIのファンヒーターとファンヒーターの元祖であるDAINICHIの初号機(1980)を一緒に並べて欲しい!という依頼です。

ですから依頼を達成するには「DAINICHIの壊れたファンヒーター2004の修理」と「ファンヒーター初号機」が必要なので必然的にダイニチ工業の協力が必須となりますね。

まず高校生の二人のファンヒーターの知識に驚かされました。点火して「ブンゼンの音が心地いい」みたいに・・・まあ典型的なマニアですよね。凄いです。その後にダイニチ本社に訪れるのですが、展示してある問題の初号機をみて広報の中川さんは「これが動いているのはみたことない」というので結構敷居は高そうです。

初号機を動かす許可をもらうために決定権を持つ偉い人を呼んでもらったのですが、登場したのはなんと社長でした。40代の若い方だったので橋本探偵は肩書が社長と聞いて「社長!!」と驚くのですが依頼者は「吉井さんですよね」と知ってる感じでした。

更に「新聞で見ました。今年(社長に)変わったばかりですよね」と依頼者が言ったので探偵が「え?知ってるの!」と更にびっくりしておりました。

依頼者が依頼を相談すると吉井社長も「あれ(初号機)が動いているのは見たことがない」と広報の方に続けて言うので結構ハードルが高そうです。

ただ本社に持ち込んだ故障している2004年の方は技術者の方が検査したところ依頼を達成するための一時的な修理なら可能みたいなのでそちらは大丈夫そうです。(ただ社長曰く「製造から9年経過したら安全上の問題から修理は断っている」ということです)

修理を待っている間にDAINICHIの工場を見学をしたのですが、メーカーの中の人みたく部品だけで型番を当てたりとかお二人の知識は凄かったです。

最後に親友と一緒にダイニチ本社のホールで30台のストーブ(DAINICHI以外の他社のストーブも含む)を一斉に点火して依頼を達成しました。

故障しているファンヒーターも無事に修理(仮)を終え、更に初号機も無事に稼働しました。初号機は稼働するときに社長もかなり興味津々で後ろから覗きこんでいる感じだったのでダイニチにとってもかなりレアな出来事であったと思います。

無事に依頼を達成でき二人の友情が末永く続けばいいなぁ~と思いました。

依頼者の方は将来ダイニチに就職したいということなので事前面接が済んだのではないでしょうか。あれだけの知識を持ってたら就職を断る理由がないと思います。すでに社長面接も済ませていますし(笑)

【協力】
●ダイニチ工業 本社
https://www.dainichi-net.co.jp/

爆笑!小ネタ集・澤部 佑 ★★

『ワサビが辛くない男』(大阪府・男性・44)
『CMの最後の部分はNG?』(岐阜県・男性・43)
『アラビア文字を背中で書くと?!』(大阪府・男性・33)

という、3つの謎や疑問を、澤部探偵が体当たりで解決していく。

小ネタだけど依頼数は3つなので中ネタぐらいでしょうか。ワサビをチューブからそのまま舐める男性は凄いと思いましたが、その後にワサビで味覚が麻痺してカラシが辛くなくなった澤部探偵もなかなかだと思いました。

CMの最後の部分は社長が「それが狙い」と言っていたのでうまく会社の思惑にのった感じになりましたね。全国放送にまで取り上げられたので大成功だと思います。Twitter上で「これ依頼した人は社員じゃね?」とツイートしていた人がいましたがそれは考え過ぎですね。

アラビア文字はヨルダンのアハマッドさんが凄い負けず嫌いな印象しか残っていないです・・・・

【協力】
●塗替えコンビニ代表者
安村さん

亡き大伯母は芸人だった?★★★★

間 寛平・大阪府の女性(31)から

去年、93歳で亡くなった私の大伯母(祖母の姉)の遺品を整理したところ、とても気になる写真が見つかった。それは大伯母が、桂米朝さんや横山ホットブラザーズさんといった、いわゆる師匠と呼ばれるような芸人の方々と舞台上で並んで写っている写真。

どういうことなのか母に聞いてみると、大伯母はもともと芸人をしていたと言う。しかし、どんな芸人で、どんな芸をしていたのか誰も知らない。大伯母は独身で子供もおらず、親戚づきあいもあまりしてこなかった人。

そこで、私の大伯母が一体どんな芸人だったのか、知らべて欲しい、というもの。大伯母の知られざる芸人人生に、松本局長も興味津々!

依頼内容が上方の演芸の話なのである意味専門分野であるテレビ局からしたら簡単な依頼だと思ったのですが、意外や意外・・・難航しました。やっぱり大伯母の年齢が93歳ということは当時を知る人が周囲にほとんど残っていないですし、仮に知っているとしたら年齢的に後輩や弟子になりますよね。

依頼者が提供した写真を見る限りですと大伯母は桂米朝や森乃福郎さんといった大名人と一緒に写っているのでそれを考えると大伯母はかなりの大物だったのではないのかと推定できます。

ただ依頼者も大伯母の芸名が「二葉家・・」までしか分からないので相当手探りの状態からのスタートとなりました。

森乃福郎さんが松竹芸能ということで松竹の事務所に行ってそこから調べようということになったのですが、寛平探偵は松竹の事務所に入って「あ~めま~」とか突然叫びだし、更に鶴瓶師匠の置物にツッコミを入れるなどやりたい放題でした。鶴瓶師匠にどついた際には見ていた女性社員の方も笑っていましたね。

結局あまりに手がかりがなかったので「大阪府立上方演芸資料館・ワッハ上方」を訪れて専門のスタッフの方に詳しく調べてもらい芸名が「二葉家美千代」ということが判明しました。

更に資料館で当時のことを詳しく知る浮世亭とん平に話を聞くと家族3人のトリオで漫才をしており松竹の新花月ではトリをやっていたそうです。ですから結構な大物芸人だと思います。

最後に大伯母の演技している映像(1990年頃)が見つかって良かったです。放送後に番組を見た80歳ぐらいの方で大伯母の若い時代の情報を色々と知っている方が情報提供をしてくれるかもしれませんね。

放送後に改めて冷静に考えてみると現在93歳ということは30歳の時には1960年頃になります。その頃はテレビは高級品で白黒テレビだったりするわけなので(1964年の東京五輪でカラーが普及し始める)多分若い頃の漫才をしている映像は難しいんじゃないかな~と思いました。

【協力】
●松竹芸能
https://www.shochikugeino.co.jp/
●森乃福郎さん(二代目)
●大阪府立上方演芸資料館(ワッハ上方)
https://wahha-kamigata.jp/
●浮世亭とん平さん(タレント)

 




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