探偵ナイトスクープの感想 「83歳の天才バッター!?」「 巨大ザメをさばきたい7歳児」「天国の夫と結婚写真 」2020/11/13




2020年11月13日(金) 放送

今週は全ての依頼のレベルが高くてもったいない気がしました。なんというか週によって出来不出来が違うので3つの依頼のどれかを他の週に移動して調整できないものかと思いました。

今週みたいなクオリティーの放送が続いて欲しいのですが、依頼の応募数の問題で依頼の質を維持するのは大変だと思います。今週は応募してきた依頼の質が低かったら放送はなし・・・みたいにできないですからねぇ。関東でもちゃんと放送されたら依頼の絶対数が増えると思うんですよねぇ。

夢に向かって突き進む83歳おばあちゃんと7歳の少年!! そして、結婚写真の撮影を目前に亡くなった彼との写真撮影は叶うのか!? 依頼者と両家の家族の想いが詰まった感動の結婚式に増田秘書も大号泣!!

  1. 83歳の天才バッター!?
  2. 巨大ザメをさばきたい7歳児
  3. 天国の夫と結婚写真

出演者
顧問:出演なし

83歳の天才バッター!?★★★★

澤部 佑 京都府の女性(83)から

現在83歳の私は8年前に夫を亡くし、子供も独立して家に一人。楽しいことも面白いこともなく、毎日寝て起きてを繰り返す…そんな日々を過ごしていた。

しかし昨年の5月、退屈な生活を一変させる施設を発見した。それは「バッティングセンター」。最初は暇つぶしのつもりで1回やってみたのだが、これが自分でも驚くほど、ちゃんと打てたのだ。

以来、すっかりハマってしまい、毎日バッティングセンターに通ってはボールを打ち続ける日々に生きがいを感じ始めるとともに、「ピッチングマシーンではなく、野球の試合で人の球を打ってみたい!」と思うようになった。

そこで、1回だけでいいので私を試合に出していただけないだろうか、というもの。強力な助っ人を得て、淡々と、しかし諦めずに挑む83歳依頼者の姿が爽やかな逸品だ。

バッティングセンターにハマっている83歳のおばあちゃんがリアルで投げる対人野球で実際に活きたボールを打ってみたいという依頼です。

担当する澤部探偵は「野球は門外漢」ということでVTRの冒頭からパンチ佐藤さんに協力を仰いて依頼に取り組みます。

まずバッティングセンターで実際にどれぐらい打てるかチェックすると110kmのボールならなんなくヒットします。これシンプルに凄いです。そもそも女性で110kmの球を当てられる人がどれだけいるのか。更に83歳という年齢を考えると信じられないです。運動年齢的に55歳ぐらいじゃないでしょうか。

更にパンチさんが体を触りながら「重心を後ろにして打つ際に前に移動するといい」と体重移動のアドバイスすると打った後の球筋が更に良くなります。山Pのファンだということで山Pの掛け声でバランスを取る山P打法でした。

80歳で金属バットを振るのも凄いですが、それ以上に動体視力がいいんでしょうね。若い人でも当てられない人は当てられないですからね。イチロー選手も一節には動体視力の低下で引退をしたというのでこのおばあちゃんの動体視力とかシンプルに知りたいです。

その後、リアル野球ということで関西独立リーグ 「06ブルズ」と草野球の強豪「マルナカ製作所」さんに協力してもらい実際の試合で代打として出場することになりました。

実際の投手の投げる球を見て怖気づくか依頼者に聞いてみると「それはないです」「度胸はもう座りました」となんというか大物です。全体的におばあちゃんなのに肝が座っているというか怖いもの知らずというか凄い積極的です。

しかしいざバッターボックスに立つと実際の投手の球はピッチングマシンとやはり違うのかヒットを打つのに苦戦をします。

投手が交代して今度は元近鉄のサウスポーの村田辰美投手が登場します。そして何度か打席を重ねるうちに無事に?センター返しを打つことができました。ボテボテではなくしっかりした球筋でしたね。

ただ野球のルールを知らないのか打った後は一塁に向かって走らずに棒立ちしていたので「一塁に走らないと!」と言われてようやく走りました(笑)

VTRを振り返った局長が「忖度はあった」ということですが、実際にしっかりと試合中に打つことが出来ました。シンプルに凄いです。

【協力】
●パンチ佐藤
●関西独立リーグ 06ブルズ 村田辰美投手
https://06bulls.com/
●草野球の強豪 マルナカ製作所
http://marunaka-sw.jp/marunakastars.html

巨大ザメをさばきたい7歳児 ★★★★

田村 裕 兵庫県尼崎市の女性(40)から

現在、小学1年生の息子は、赤ちゃんの頃から魚好きで、1歳から魚の骨を詰まらせることもなく器用に食べ、見るのも、描くのも、捕まえるのも、飼うのも、とにかく魚の全てが大好き。

最近では、魚を捌くこともおぼえ、アジやイワシを楽しそうに捌いている。魚の中でも特に大好きなのが一番強いサメで、幼い頃からサメの絵を何千枚と書き続け、将来の夢は「サメ博士」になることだそう。

そんな息子が「大好きな大きいサメを捌きたい」と言い出した。どうかサメ好きの息子の夢を叶えて欲しい、というもの。7歳児の頑張りが伝わる感動作。

サメ大好きな少年が大きなサメを捌きたい!という依頼です。

こういった博士系の依頼はこれまでも「きのこ」「乗り物」とか色々ありましたが、発達障害の子供が多いのでついその点を気にしてみてしまいます。将来の偉人候補ですよね。

早速依頼者の自宅で少年の包丁さばきを見るとアジをなんなく捌きます。最初にしっぽの前のザラザラした箇所から切っていたので相当慣れていると思いました。アジは開きにしてそのまま調理してフライにしました。捌くだけじゃなく料理までできるようです。

その後焼津のサメ専門の漁師さんに協力してもらい実際にサメを捕りにいきます。仕掛けを回収すると普段どれぐらい捕れるか分からないですが大漁でした。

最後に捕獲したサメの中から一番大きな巨大カグラザメ(古代種)をさばいて料理して終わりました。とても大きいサメで特に少年の体力からしたら大変だったと思います。あと太い骨の部分とかカットするのも体重を使うことができないから大変だと思いました。ていうかあの大きさのサメなら大の大人でも普通に大変だったと思います。

捌いたサメは最後に依頼者が調理して食べました。アジと同じくシンプルに揚げたのですが美味しいと言ってました。探偵も味見して「美味しい」と言っていたのでちょっと食べてみたいと思いました。少年も念願のサメが捌けて満足そうでした。

最後に局長が「先日さかなクンが番組に出てくれたけど、さかなクンもそんなに上手く捌けなかった。」と少年の将来性に驚いてました。

ちなみにこの姉弟(とお母さん)は子役でも活躍しています。

【協力】
●焼津 長兼丸の漁師さん

天国の夫と結婚写真 ★★★★★

竹山 隆範 福井県の女性(28)から

昨年、高校1年生からお付き合いを続けてきた彼と、11年の交際を経て結婚することができた。しかし、婚姻届を出して半年で、彼は病気が原因で28歳という若さでこの世を去ってしまった。

体調のこともあり、結婚式は挙げられなかったので、せめて結婚の記念写真だけでも残そうとした2日前のこと。彼が亡くなって1年。先日、義理の母がポツリと「あんたたちの晴れ姿、見たかったなぁ」と言っているのを聞いて、どうにかできないかと思い、依頼をさせてもらった。

実は、義理の母と彼は顔も背格好も似ていて、近所の人に間違えられることが何度もあった。そこで、義理の母を生前の彼に変身させて、叶わなかった「結婚写真」を残すことはできないだろうか?難しい依頼とは思うが、よろしくお願いします、というもの。

依頼文が既に泣く内容です。ちょっとヘビーな内容ですが、どんな展開になるのか気になりながらの視聴となりました。

VTRが終わると増田秘書が大号泣していました。年齢的にも近いですし感情移入する場面が多かったのでしょう。

局長が「いろんな立場によって見方が違う。自分は父親の視点から見てしまった」と言ってましたが全くその通りだと思いました。

依頼者は夫と死別した後も旦那の実家に残って生活してるというのでその点も驚きました。旦那さんの実家も「亡くなったので嫁の実家に帰ると思った」と言っていたので驚きの展開だったのでしょう。

依頼者としても旦那が亡くなったことへの気持ちの整理がついていないのだと思います。表現が難しいですがケジメというか踏ん切りがついていないのだと思います。28歳とまだ若いのでこの依頼を通して夫との生活に区切りをつけて新しい人生を歩んで欲しいと思います。

一緒に見ていた家族が「夫の実家側はいずれかのタイミングで嫁を突き放したほうがいい。それが嫁への一番の感謝だよ」と言いましたけど確かにそうだと思いました。

念願だった結婚式、ウェディングドレスの着用、夫との写真撮影ができて良かったのではないかと思いました。

最後の依頼だったので秘書はエンディングの締めのシーンも泣きながら読み上げていました。

【協力】
●結婚式場
メゾンドブランシュ ローズガーデン
https://m-rosegarden.jp/
●ウェディングドレス
幸三郎ウェディング
https://kouzaburou.jp/
●特殊メイクアップアーティスト
仲谷進




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