探偵ナイトスクープの感想 『40年間 言い続けてきた意味不明の口グセの謎を ナイトスクープファンというあの有名人がスッキリ解明!?』2020/10/02




2020年10月2日(金) 放送

  1. 辛旨王になれなかった男
  2. 何を言っているのか分からない!?
  3. 石田探偵に恋する女子大生

出演者
顧問:出演なし

辛旨王になれなかった男 ★★★★★

澤部 佑 三重県の男性(50)から

私は独身を貫いた50歳男。特に何の取柄もないが、唯一他人に誇れるものがあるとすれば、“激辛好き”ということ。そんな私はこの夏、激辛好きの称号を手に入れられる、グリコ主催のキャンペーンに参戦。

このキャンペーンは、激辛レトルトカレー“LEE”を買ってポイントをグリコのホームページ上で登録し、3カ月の期間中に最も多くポイントを獲得した1位だけに「グリコ特製!辛旨王ガウン」がプレゼントされるというもの。いわばオークションのようなもので、締め切り最終日には、ちょっとしたデットヒートを繰り広げた。

私が最終的につぎ込んだのは家賃3カ月分となる15万円ほど。そして締め切りの8月18日深夜12時。最終結果、私は612個のLEEを買って…2位。大量のカレーと虚無感だけが残る中、私を打ち負かした第1位はロンロンさんという方だった。

果たして、ロンロンさんはどんな人物で、対戦中、私のことをどのように見ていたのだろう?という興味が日に日に増してきた。辛旨王ガウンを手にしたロンロンさんに会わせてもらえないだろうか、というもの。

今回は★5つでした。正直依頼内容だけでしたら★4ぐらいの内容でしたので意外に思う方も多いかと思います。では何故★5かというと決め手はトークでしたね。普段面白い依頼というのは映像とかストーリー展開とかそういったものが多いのですが、今回はVTR後のスタジオのトークも含めてかなりトークが盛り上がりました。

そもそも依頼文が長文で局長が聞き終わったあとに「情報量が多すぎてついていけない・・・」と言ったぐらいでしたので既にトークのネタになるような話が満載でした。

しかしキャンペーンに参加した皆さん、激辛LEEのファンなんですね。辛さ30倍だと食べるのは大変だと思ったのですが皆さん普通に食べきる(ただし2年かかる)ということでしたので凄いなぁ~と思いました。

ただ商品の特性上、面白半分で1つぐらいなら挑戦しても大丈夫でしょうが30倍の激辛だと食べられる人が限られるので知り合いに協力してもらって配るのは難しそうですね・・・・

来年のキャンペーンですが既に今回の1位と2位は不参戦を表明しましたし、この番組で放送されたことで恐らく新世代を含めて色々動きがあるんじゃないでしょうか。多分3位ぐらいまでガウンを含めて賞品が出そうな気がします・・・

放送をみてグリコ内でも「賞品を貰えるのは1位のみってのは厳しいですよね」って意見が出そうですよね。グリコは思わぬ宣伝効果で凄い喜んでいるかと思います。先日のパピコの依頼の分を帳消しにした感じですね。

何を言っているのか分からない!? ★★★★

竹山 隆範

探偵局に「何をしゃべっているのか分からない」という依頼が2件届いた。

一つ目は、東京都の男性(53)から。

私の住む街では夕方に「子供は家に帰りましょう」と呼びかける町内放送が「夕焼け小焼け」の曲とともに流れる。すると愛犬のトイプードルが、必ず不思議な反応をするのだ。狼のような見事な遠吠えの後、「むにゃむにゃむにゃ」とまるでしゃべっているような声を出す。それは私に訴えかけているような感じで、気になって仕方がない。愛犬は何か訴えかけたいことでもあるのだろうか、というもの。

二つ目は、大阪府の男性(58)から。

2年前に結婚した息子のお嫁さんから先日、その息子が「時々意味不明の変な言葉をくちばしる」と心配し、相談があった。よくよく聞いてみると、それは私が40年ほど前からつい言ってしまう口癖だと気づいた。知らぬ間に妻や息子にうつっていたのだ。

その口癖とは、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドのレコードアルバムに収録されていた曲の終わりに、宇崎竜童さんが呟いた一言のはず。レコードはとうの昔に人にあげてしまって聞き直すこともできないが、その言葉を40年間、毎日何度も口にしている。

さて私たちは一体、何と言っているのだろうか?そのフレーズには何か意味があるのだろうか?調査して欲しい、というもの。

「何を言ってるのか分からない」という共通のテーマを持った2つの依頼の合作です。先日時間がないなら無理に尺稼ぎをせずに1つの依頼内で2つや3つの依頼を解決すればいいと書いたのですがそれに似たような感じの状態となりました。まあみんな考えることは一緒だなぁと思いました。

1つ目の依頼はドッグトレーナーの方に話を聞くと小ネタ並に速攻で解決しました。狼の場合遠吠えは意味がある行為ですけど犬の叫びに関しては退化して特に意味がないのだそうです。

2つ目の依頼は歌手の宇崎竜童さんを巻き込んでの依頼となりました。張本人である宇崎さんの事務所に依頼者と一緒に真相を聞きに行くと応対したマネージャーが分からないということでまさかのご本人が登場して解決してくださりました。

探偵も依頼者の方もまさか本人が登場するとは思ってもいなかったのでビックリしていましたね。特に奥さんは心臓止まった!?ってぐらいびっくりしていました。おそらく依頼者の方々は事務所の人が対応して本人に電話して終わり~とかそんな感じを想定していたのではないのでしょうか。

宇崎さんに確認をすると問題のシーンの音源を再生してくれました。問題の曲はカッコマン・ブギの中にあるメロディーとメロディーの間にあるセリフでした。しかも宇崎さんが言っていたのではなくバンドメンバーの和田さんが言っていたんですよね。

和田さんに電話で確認すると意味は「かっこいい」という言葉であったみたいです。当時の浜っ子の「バ・ビ・ブ・ベ・ボ」を使った若者の言葉遊びだったらしいです。

かっこいい→か

これにさらに静岡のノサという言葉遊びを使い

っこ

という感じで意味のない言葉を間に挟んだので知らない人には意味不明な言葉になったわけです。

短めで終わりそうな依頼でしたが意外に長くなったのでこれ一本でもいけたんちゃうかな~という感じでした。ただ「セリフを言った宇崎さん本人に聞けば解決」と最初から依頼のゴールが見えていたので「すぐに終わりそう」とスタッフが感じたのは仕方がないと思います。

宇崎さんもコロナの影響でテレビに対応する時間があったのかな~と漠然と思ったりしました。

石田探偵に恋する女子大生 ★★★

石田 靖 福岡県の女子大学生(20)から

私は昔からオジサンが大好きだ。ナイトスクープでカッコいいなと思うオジサンは石田探偵。依頼者に寄り添い、懸命に依頼を解決する姿を見て、男としてカッコいいなと思っていた。

そして最近、ナイトスクープで石田探偵を見るたびに、ドキッとしてしまう自分に気づいた。まるで初恋のようなこの感覚…これは恋なのか?ただときめいているだけなのか?自分でも分からなくなっている。

目の前で石田さんの色々な姿を見れば、これが恋なのか判断できる気がするので、見せてもらうことはできないだろうか、というもの。そこで、石田探偵はネクタイをゆるめる姿や歌を歌う姿を披露し、挙句は「石田探偵の足を思う存分触らせて欲しい」という北海道の男性(21)の依頼にも、しっかりと寄り添い…。

驚いたことに依頼者の女性は母親同伴で登場しました。まあそりゃ母親も心配ですよね。でも好みって基本的に先天的なものですので「おじさん好き」ってなっても仕方ないというか誰も悪くないと思います。

以前「自分はロリコンだけどそれが世間で許されないことだと理解しているので辛い」という常識人の方がいてテレビで特集していたのをみて大変だと思いました。女性の好みがロリコンなだけでそれ以外はいたって普通の方でしたので「好みって自分で選べないから大変だな」と思いました。

もうひとりの男性の依頼者は完全に変人で言及するのもめんどくさいのでパスします。

依頼を通じて石田探偵を堪能した後に最後に石田探偵のことを「ときめきではなく好き」と言いきり更に「でも石田探偵は結婚して子供もいて許されないので諦める」と非情な決断をしてめでたく?終わったのですが、感想を求められた母親が「ここにいる三人全員ヤバイやつ」とバッサリ切り捨てたのは笑いました。

ちょっとだけ感じたのは「もしかして依頼者の家庭は母子家庭なのかな?」って思ったりもしました。

それにしても2番目の依頼の「かっこいい」を局長が石田探偵相手に早速使って「彼女にとってかバノボサバっこボいビいビなんですね」と切り返したのは流石だな~と思いました。




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