2025年1月10日(金) 放送
今週は「引きこもっていたので外に出たい」「怒れない小心者なので怒りたい」という自分の殻を破りたいという依頼が採用されました。
引きこもりのカナダ人が挑む、人生の再出発をかけた日本のお笑いライブ!?
依頼
弟子にブチ切れたい演歌歌手
デーモン閣下とモナリザが怖い3歳児
15年間引きこもりのカナダ人
出演者
局長:石田靖(局長代理)
秘書:増田紗織
顧問:勝俣州和
1. 弟子にブチ切れたい演歌歌手
桂 二葉・石川県の男性演歌歌手(55)
★★★★私の悩みというか、願いは20歳離れた弟子を一度でいいから怒鳴りつけてみたいこと。というのも、弟子は師匠の私にだけ生意気な態度をとる。頼んだお使いは出来ず、話の最中にスマホをいじり、師匠の前で平然とオナラをこく。
しかし、私は今までの人生で、怒鳴ったことは一度もない小心者。心の中では不満や怒りがたくさんあるのだが、面と向かうと私みたいなやつに怒鳴られても言い返しにくるんじゃないかと思ってしまい、怒れない。自分に自信がなく、胃潰瘍と円形脱毛症にもなった。
たった一度でいいので、人が変わるぐらいブチギレてみたい!一世一代の怒鳴り散らす勇気を与えてもらえないだろうか、というもの。
そんな気弱な師匠だが、歌手なので、怒りのテーマソングがあれば怒りやすいのでは?そこで以前、番組で『ワンチャンください』という心の叫びを訴えたオリジナル曲を社長の前で披露し、正社員の座をゲットした河合夫妻が助っ人として登場。依頼者はこの曲の力を借り“怒鳴る”練習をするのだが…。師匠は弟子にブチギレることができたのか?!
流れとしては、録画した映像で問題の弟子の態度を確認
→以前番組に出演した自作の歌を歌う依頼者に協力してもらい怒りの歌を歌う練習
→知り合いの方を呼んでお弟子さんが師匠のことをどう思っているのか聞く
→いざカラオケボックスで弟子と対面
という流れでした。
見ていて基本的に師匠は優しい人なんだと思いました。
問題のキレるシーンでしたが何かしらミスをしてその延長で怒ったのではなく、歌の練習をしている最中に脈絡もなく突然怒ったのでちょっと情緒不安定みたいな感じになっており、お弟子さんもいきなり激怒したので「え?どうしたん?」みたい戸惑ってましたよね
依頼者が怒った姿を見て桂探偵ら女性陣が涙ぐんでいたのがちょっと驚きでした。「頑張ったね」的な感じなのでしょうかね・・・・
【協力】
◆スーパージャンカラ 茶屋町店
デーモン閣下とモナリザが怖い3歳児
永見 大吾・三重県の女性(30)
★★★うちには2人の男の子がいるが、最近、上の3歳のフウタのわがままがひどくなってきた。おもちゃを乱暴に散らかして片づけないし、好き嫌いも多く、トマトやキノコなどは全く食べてくれない。
そんなフウタは、なぜかデーモン閣下とモナリザが怖くて仕方ない。なので、ここぞという時は「トマト食べないとデーモン閣下が来るよ」とか、「おもちゃ片づけないと、モナリザが来て持って帰っちゃうよ」と言えば、途端にいうことを聞いた。この2人を略して“デモ効果”と呼んでいる。しかし、3歳になった頃から、2人の名前を出しても言うことを聞いてくれなくなったのだ。
どうやら「デーモン閣下もモナリザも、パパやママが呼んだところで家には来ないらしい」と、遂に気付いてしまったようだ。親としては、何でも食べる元気で素直な子に育って欲しいと願っている。ぜひ“デモ効果”の復活に力を貸して欲しい、というもの。
依頼者のお宅にお邪魔すると、フウタ君はおもちゃをカゴに乱暴に放り投げるわ、トマトは吐き出すわ…。しかも「デーモンさん来るよ」と言っても「来ない!」とへっちゃら。そこで、永見探偵が早急にデーモン閣下のマネージャーに連絡をとれば、何と閣下はナイトスクープの大ファンであることが判明する。
だが、仕事の都合でどうしても来れないそうで「非常に残念がってました」。そうなればと、永見はフウタ君の父親と共に体を張って、“デモ効果”復活作戦を敢行する。
デーモン閣下が出演すると思いきや閣下の予定を抑えていなかったので出演はできないということでした。結局依頼者の父親が特殊メイクをしてデーモン閣下に扮して探偵がモナリザの役をしました。
多分見ていた方も「え?事前に閣下の予定を聞いて、出演交渉をした後に撮影するんじゃないの?」と思ったと思います。ちなみに閣下はナイトスクープの大ファンでできれば出演したいということでした。これ凄い勿体ないと思いました(泣)
もし閣下の出演が無理ならガオーさんでも良かった気がします。
【協力】
◆デーモン閣下のマネージャーさん
3. 15年間引きこもりのカナダ人
間 寛平・カナダ在住の男性(31)
★★★★僕の名前はラーズといい、カナダに住む31歳。14歳の時に引きこもりになり、そこから約15年間、ほとんど外に出ない生活を過ごしてきた。
しかし、今年の始め「このままでは本当にまずい」と強く感じ、人生を大きく変えることを決意。引きこもりからの脱出を決意してからはカウンセリングを受け、少しずつだが外にも出られるようになった。そして僕は今、日本に来ている。
人生初めての旅行で、それも海外。3週間という長期間の滞在は、僕の人生で最大の挑戦である。どうして日本を選んだのか…それは日本のお笑いが大好きだから!16歳の頃、日本のお笑いに出合い、その面白さに衝撃を受けた。言葉も文化も分からないなか、なぜこんなにも心奪われたのか、自分でも不思議。そのお笑いをもっと楽しみたいと思い、独学で日本語も修得。日本のお笑いが、辛く引きこもっていた僕を救ってくれたのだ。
今では、日本のお笑い芸人になりたいとすら考えるようになった。しかし、ずっと引きこもっていた自分が、憧れのお笑い芸人になっている姿が想像もできなく、不安が山ほどある。そこで一度、僕をお笑いの舞台に立たせてもらえないだろうか?引きこもりだった人生を変える大きな一歩として、力を貸して欲しい、というもの。
依頼者は、大好きなダウンタウンなどのバラエティー番組で日本語を覚えたと言い、ペラペラ。しかし、人と会話をするのは怖いという。が、それでは人前で芸を披露するのは難しい。とその夜、寛平が「ライブハウス出演が決まった」と言うではないか。そこから、アドバイスを受けつつ「熱々おでん」やオリジナル漫談の稽古が始まった。いよいよ15組の若手が出演するお笑いライブ当日。引きこもり青年が、約120人の観客を前にして、新たな一歩を踏み出す!?
お笑い関係の依頼でしたが、依頼全体をお笑いで例えれば爆笑というよりシュールな感じに分類される依頼でした。依頼者の方の日本語は上手だったのでびっくりしました。
実際に新宿の劇場に出演してネタを披露したのですが、普通にネタを飛ばしていました。まあ当たり前だと思いましたね。売れてる芸人さんでもデビューした頃の初舞台の話をすると結構な確率でネタを飛ばしているので当然と言えば当然だと思いました。
出演後に感想を聞い際に「地獄」と即答しましたが手がプルプルと震えていたのでやっぱりものすごい緊張なんだと思いました。
最後にスタジオに登場したのですが話を聞くとビザの取得などを含めてまずは学校に通うみたいな感じでしたので、うまく日本で生活できるようになればいいと思いました。
あれだけ日本語が話せれば通訳としても大丈夫だと思いました。
【協力】
◆恵比寿うしみつ(焼肉)
◆西新宿ナルゲキ K-PRO プレミアムLIVE