亡き父は寛平探偵にそっくり ★★★
澤部 佑 北海道の女性(30)から
去年の夏、父が病気で亡くなり、62歳になる母のふさぎ込む日が増えた。遺影に毎日話しかけ、「夢にも出てきてくれない」と嘆いている。
父は生前、出稼ぎでほとんど家におらず、60歳を過ぎてようやく仕事も落ち着き、これから母と2人の時間を過ごすことが出来ると思っていた矢先のことだった。
そんな父が「よく似ている」と言われていたのが間寛平さん。家族はもちろん、知人や友人からもよく言われた。そこでお願いなのだが、寛平さんに母に会っていただき、元気づけてやって欲しい。
デートもろくに出来なかった2人だが、寛平さんに会うことができれば、少しは前向きになってくれると思う。よろしくお願いします、というもの。
【あらすじ】
まず、依頼者の父親がどれほど似ているのか写真をみて確認。確かに寛平ちゃんにそっくりです。
そこで依頼者の母親を呼んで夫を話題にインタビューをしているとそこに寛平ちゃんが登場。
寛平ちゃんは似てるけど本人でもないし、何をしていいのか戸惑っている感じでした。まあそうですよね。生前の父親の仕草とか話し方とかレクチャーされてたら色々演技などできたと思いますが。
母親に何がしたいと聞くと夫の姉である義理の姉が経営している飲食店に食事に行きたいと言ったので移動。定食屋?のお店に到着すると寛平ちゃんを見た義姉が弟を思い出したのか大号泣。これが依頼中一番の見どころといった感じでした。
最後に店内でポテトサラダを作って一緒に食事をすることに。ポテトサラダは家庭の独特の味付けなのか砂糖を一杯入れていました。
完成後に一緒にちゃぶ台を挟んで食事。しかし、砂糖入りのポテトサラダを食べて寛平ちゃんは「久しぶり」「懐かしい」「これや、この味や」とは言えずに素直に甘いと言ってしまう・・・まあ、どんまい。
その後お店を出てお別れをして去っていく寛平ちゃんの後ろ姿に「そっくり」といって感傷に浸る親子でした。
【感想】
ルー大柴がおじいちゃんの代わりをやったことで一躍話題になった、似ている人に代役をやって貰うという依頼です。今回はなんと代役が探偵でもある寛平ちゃんでした。
代役の人は見てると思うんですが、やっぱり戸惑うみたいですね。似てるだけだし、相手がどれほど似てると思っているかわからないから「ただいま」とかいって抱きしめることもできないですし。
思ったんですが、本人に合う前に他の身内とか知り合いの人でテストしてどれほど似ているかチェックまたは練習をすることでかなりスムーズに代役を演じられるんじゃないかなぁ~という感じです。
故人がよく食べたポテトサラダを作ったんですが砂糖が入ってるのでキツイなぁと思いました。しかも本当はもっと甘いのが好きだったようですね。
爆笑!小ネタ集 ★★
真栄田 賢
「4種のスゴ技を同時に!」(大阪府・男性・26)
凄技は1.ボイスパーカッション 2.ムーンウォーク 3.腹話術 4.暗算
ボイスパーカッションと腹話術は特技と言ってもいい感じの質でした。ムーンウォークはただ後ろにバックしていただけで滑らかさがなかった感じでした。暗算は珠算検定とか受けてみて欲しいぐらいひどかった。それと多くの人が思ってたけど
全然同時じゃなかった。
てっきり腹話術で暗算を答えるかと思いました。
「『お前はカエルか?!』の有効活用法」(大阪府・男性・22)
凄いけど全く役に立たない特技でした。確かにカエル
「誰にでも当たる必殺パンチ&100%決まるペナルティキック」(大阪府・男性・67)
小学生が「舐めてる」と言ってたけど、本当に酷い。あとあのキックみたいなフェイントはもっと洗練された技で「ラボーナ」という蹴り技がありますね。
お年寄りの発想力とは? ★★★
田村 裕 大阪府の男子高校生(17)から。
学校の休み時間に友人と、四角い紙に丸が1つだけ描いてあるものに自由に描き足して、何かを表現してみようとなった。その時に出てきた絵は、丸の上に一回り小さい丸を描き、目や鼻をつけて「雪だるま」とか、丸に1から12の数字と針を描いて「時計」とか…。あまりに発想力のない自分たちに少しショックを受けた。
だが家に帰り、おばあちゃんがいたので試しに描いてもらったところ、真ん中の丸を毛糸に見立てて、それとじゃれあう猫の絵を描いたのだ。思いもしなかったおばあちゃんの発想にビックリ!改めてお年寄りの偉大さを知った。そこで、世間のお年寄りの方たちは、一体どんなものを描くのか興味が沸いてきた。調べてもらえないだろうか?というもの。
見て思ったのは発想力もそうだけど年齢関係なく絵の上手さが重要だと思いました。発想力に絵の才能がついてこない感じですね。ひまわりは扇風機になってしまいましたし・・・・
今週は全体的に質が低かったですね。なんかやっつけ感が半端なかったです。