探偵ナイトスクープの感想 『亡き父親を慕う子供たちの純粋な想いに、冒頭から声を詰まらせる石田探偵をはじめスタジオ中が涙!』2018/06/01




2018年6月1日(金) 放送

  • 採用試験で出会った あの人に会いたい
  • 90歳の母においしい白米を
  • お父さんのパジャマの匂いを残したい

出演者
顧問:蝶野正洋
秘書:ブルゾンちえみ

今回の放送は2つの一番があります。

まず最後のパジャマの匂いの依頼が2018年の全依頼の中で最高の作品だと思います。そして3つの依頼を含めてた今回の放送が2018年の全放送で一番面白かった放送だったと思います。

個人的に思う2018年の一番最高の依頼とベスト放送回だったのが今回の放送でした。

採用試験で出会った あの人に会いたい ★★★★

田村 裕 大阪府の女性(29)から

昨年10月、「有田焼」で有名な佐賀県有田町にある「佐賀県窯業技術センター」の採用試験を受けた。その時出会った、同じ試験を受けていた、ある男性にもう一度会いたい。

その方とは試験会場へ向かうエレベーターで一緒になり、帰りのエレベーターでも偶然一緒に。それからご飯をご馳走になり、さらに私が行きたかった吉野ヶ里遺跡にまで同行してくれた。初対面にも関わらず、気さくに話をしてくださり、仕事に対する真摯な姿勢や物事の見方に刺激をいただき、本当に楽しいひと時だった。

その後、同じ方面に向かう電車に乗っていたのだが、台風の影響で大阪への帰宅ルートが急遽変更になり、私はバタバタと途中下車。そのため連絡先はおろか、お互いに名前を伝えないまま、別れてしまった。半日連れ回した挙句、食い逃げ…失礼過ぎる自分の振る舞いを思い出し、今でも心苦しい。また、心が折れそうになった時には、その方との会話を思い出して自分を奮い立たせている。

いくつか出がかりはあるのだが、どうすればいいか分からない。その方に、きちんとお詫びとお礼を言わせてもらえないだろうか、というもの。しかし、この人探しには、依頼者の繊細で複雑な想いがあるようで…。

なんか依頼内容は「相手の方にお礼を言いたい」という依頼だったのですが探偵が「実は恋心が含まれてるんじゃないの?」と邪推されて勝手に恋愛方向に依頼内容が変更されていきました。

依頼者と探偵は佐賀県庁に行き試験を担当した職員の方に対応してもらいます。そして職員の方を通して探している男性とコンタクトを取ることに無事成功します。連絡先を知った依頼者が公園に呼び出して男性に想いを伝えると「ごめんなさい」と言われてしまい告白は失敗に終わりました。

なんか残念でしたね。おそらく依頼者としては番組で連絡先を交換した後に個別にアプローチをしたかったんではないでしょうか・・・・・・

90歳の母においしい白米を ★★★★

橋本 直 大阪市の女性(64)から

昨年、父が亡くなり、4月で90歳になった母は堺市にある高齢者用の住宅で一人暮らしをしている。その住宅では食事のサービスがあるのだが、母が「お米が美味しくない」と常々文句を言うので困っている。

母はとにかく白米にはうるさく、家族で一流の旅館などに連れていっても、白米に関しては「美味しくない」と言い、少し哀しげな顔になる。母は岐阜県関市の出身。若かりし日々に、豊かな水に恵まれた土地で、米作り名人だった母の祖父が丹精込めた米を、まきをくべて釜で炊くと、比べる物のないほど美味しかった…と懐かしそうに語る。

そんな母の現在の夢は「もう一度、本当に美味しい白米を食べる事!」。「美味しい」と言って喜ぶ笑顔が見たいので、どうか90歳の切実な願いを叶えて欲しい、というもの。

美味しいお米が食べたいという依頼です。

おばあちゃんは関市のお米にこだわりますが、関市まで車で4時間・往復8時間ということで関市にいくことを断念します。確かに移動で疲れたら味なんてわからないですからね。

そこで探偵らが調べると地元の堺市でも美味しいお米があるということで、堺市内のフラワー農園コスモス館で地元の農家の田中さんを紹介してもらいます。田中さんに「美味しいご飯を食べてますか?」と質問すると「他所行ってご飯は食べれない」と答えます。この回答に探偵も「そういうことなんです!」と満足げな顔になります。

美味しいと評判の精米したての地元の上神谷米(にわたにまい)を田中さんから譲ってもらい薪を使って早速釜で美味しいご飯を炊きます。薪での炊飯は地元のおばあちゃん達に手伝ってもらうことになりました。ガスや電気で炊く以前は「昔はみんなこうやって炊いた」と手慣れた感じでやっておりました。

同じく地元の方がお味噌汁を作って下さって、大勢の皆さんと一緒にワイワイ言いながら炊けたご飯を食べました。探偵は「めちゃくちゃ美味い」と言いおばあちゃんも「美味しい」と言いました。「あの頃のご飯を百点だとしたら今日は何点?」と聞くと「98点」と答えます。高得点です。

更に地元のナスの漬物などを食べるとおばあちゃんは「辛い」と屈託なく厳しい採点をします。おばあちゃん辛口過ぎです・・・・・まあだからこそ98点というのは信憑性があるということですね。

無事に依頼が達成できてよかったです。

お父さんのパジャマの匂いを残したい ★★★★★★

石田 靖 福岡県の女性(47)から

私は3人の子供を持つ母親だが、昨年末に主人が肺がんで6年間の闘病の末、53歳の若さで他界。私が言うのもなんだが、とても素敵な主人で、とても良いお父さんだった。今もなお、私も子供たちも、お互いに心配をかけまいと泣かないように笑顔で必死で頑張っている。

子供たちは、主人が亡くなった日に着ていたパジャマを大切にビニールに入れて保存。匂いなので、いつか無くなると思うのだが、子供たちは無くならないよう開けたくない、でも開けたい…それで喧嘩をしている。

闘病中に、子供たちは主人のベッドに潜り込み、狭いベッドで添い寝をしていたので、「主人の頑張った記憶」が、その匂いから蘇ると思う。もうパジャマの匂いは、無くなりつつある。早急に再現してもらえないだろうか、というもの。

2018年でナンバーワンの依頼だと思います。

探偵が早速依頼者の自宅を訪問します。インターホンを押すと中からギブスで腕を吊った状態の中学生ぐらいの女の子が出てきます。それを見た探偵が「・・・ていうかどうされました?」と聞くと「コケて手をついて・・・」と笑いながら返事をします。

その後リビングに移動して母(47)、長女(16)、次女(14)の3名から詳しい依頼内容を聞きます。

父親は皮膚科のお医者さんをやっており6年前に肺がんが見つかったのだそうです。当初は奥さん以外の家族には内緒にしていたのだそうですが、癌が頭に転移してその後は治療をしながら53歳で昨年他界したそうです。

子供達に父親のイメージを聞くと、入院した後はずっと病室のベッドの上でアロマオイルを焚いていたので「父の匂い=いろんなアロマと父親の体臭」が混ざった匂いなのだそうです。そして父親のパジャマにその臭いが染み付いているのですが、時間と共に臭いがかなりなくなってきているのだそうです。

特に息子である長男の喜一朗くんは父親を慕っており父と同じ医者となるために全寮制の中学に通っているそうです。探偵が撮影の為に帰宅してきた喜一朗くんに「どんな匂い?」と聞くと「僕が一週間髪の毛を洗わなかった臭い」と表現します。これには探偵も爆笑します。

父親のパジャマは息子さんが厳重に管理しておりビニール袋に二重にしているのだそうです。探偵がビニールの外側から匂いを嗅ぐと少し臭いが漏れてるらしく「あ~臭う」と言います。

探偵が「臭いを再現してどうしたい?」と聞くと娘さんは「お父さんが亡くなっておばあちゃんが弱気になったのでおばあちゃんに匂いをあげるか、アロマにして部屋中に匂いをばら撒きたい」と答えます。息子さんは「お父さんの人形をつくってその人形に振り掛けてからハグしたい」と言います。それを聞いて石田探偵は「そこまでお父さんのことが好きか~。ならやろう!」と乗り気になります。

ここから依頼に取り掛かりますが、探偵は早速匂いといえばおなじみの山本香料の山本芳邦社長に電話します。まあ順当な感じですね。

詳しい依頼内容を話すと社長は電話越しに「重たいですね~、かなり・・・」と答えます。スピーカーで聞いていた依頼者家族は苦笑します。娘さんが「アロマの香りに加齢臭が付いてます」と話すと「加齢臭、うちは得意としてます」と自信満々に答えます。

探偵が「(山本香料のある)大阪にいくか」というと子供たちは福岡から距離があるのか「大阪行くんですか?」みたいな雰囲気になります。まあ子供からしたらちょっとした冒険ですよね。そして探偵と家族は山本香料がある大阪に移動します。

大阪に到着すると山本香料にすぐに移動します。お馴染みの山本社長に対面して依頼者らと話をします。ビニールにくるまれたパジャマの匂いを嗅ぐと「部分的に匂いが違って肌着のほうがアロマの匂いが強くて、パジャマのほうが洗剤の匂いが強い」と分析します。

そして実際に病室で使っていたアロマオイルや父親の服を洗っていた洗剤などの匂いを嗅いで「アロマはラベンダーとユーカリ、そしてバラのような香りもするのですすが・・・・」と依頼者らに言います。

すると息子さんが「修学旅行でハウステンボスに行ってその時にお父さんの手がガサガサだからハンドクリームを買ってきたんだけど・・・・」とバラの香りのハンドクリームを使っていたことを思い出します。

更に社長は父親特有の体臭である「おっさんの匂い」もあるということで加齢臭のサンプル「加齢臭NO50」つまり50歳の加齢臭サンプルを持ってきてみんなに嗅がせます。子供たちはこの匂いは強烈なのか凄い嫌悪感を出しますが、母親や石田探偵は年齢が近いのかさほど嫌な感じがしないようです。

そして山本社長が匂いのサンプルを作るために父親のパジャマを一晩借りることにしてその日のロケは終了しました。

翌日、山本社長が依頼者の住む福岡を訪れるところからロケがスタートします。社長は「お父さんA」という香りのサンプルを持ってきておりかなり自信があるようです。一応念のために「お父さんB」というリリーフも持ってきているようですがAで問題ないとのことです。

社長と探偵は父親が使っていた枕やベッドにお父さんAの香りを振りかけて別室で待機たせていた依頼者家族を呼びます。

呼ばれた子供たち3人が登場しますが部屋に入るなり子供達は「臭いがするけどちょっと違う・・・」と違和感をあらわにします。この結果には思わず社長や探偵も苦笑いです。

この結果に社長は「そういうこともあろうかとリリーフのお父さんBを・・・」と思わず使う予定がなかった念のためのサンプルを取り出します。社長が「ちょっと加齢臭を強くしてますので」と言って近くにあるタオルにお父さんBをスプレーして吹きかけます。

子供達に嗅がすと「あ、匂いが近い!」と強く反応します。そして抱き枕にお父さんBだけをかけて息子さんに渡すと抱き枕を抱えながら「あ、お父さんの匂いがする」と言います。

娘さんはこの匂いを嗅いで涙目になり、母親は「パパの匂いする・・・」と泣きながら言います。父親の匂いだということで息子さんはベッド全体にお父さんBをスプレーしてそこに飛び込んでお父さんの匂いを体全体を使って体感します。更に父親の母親である祖母を呼んで匂いを嗅がせます。そんな姿をみて山本社長は感極まって涙ぐみます。探偵も同じように涙ぐんでいます・・・・

部屋にプロジェクターがあるのを見つけた探偵が「これはよく見てたんですか?」と聞くと母親が「撮影するのが好きで・・・」とどうやら父親は自分で撮影した映像などをプロジェクターを使って見ていたようです。そこで部屋全体に父親の匂いを振りかけて父親が撮影した家族の映像を家族みんなで見て振り返ることにしました。

生前の父親の在りし日の姿をみて家族はみんな大号泣です。娘さんは泣きながら「(父親は)いないけど匂いで近くに感じられる。」息子さんは「僕みたいに(父親が亡くなって)悲しまないように(そういった人を救える)医者になりたい」と同じく父親を思いながら力強くカメラの前で宣言します。子供達が感想を述べるとVTRは終わりました。

スタジオに映像が戻ると局長は「ちょっとコメント控えさせて」と言います。石田探偵が後日談を話すと、あの後息子さんは家中をスプレーしまくっているのだそうです。更に抱き枕にもかけまくっておりその影響でサンプルが半分ぐらいに減ったそうです。ただ山本社長が「いつでも注文してください」ということで在庫の方は心配ないようでした。




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