2019年5月3日(金) 放送
- ちこちゃんのサラサラヘアー
- 5000回、木刀を振る男
- 女子大生No.1!?30年前の自分を超えたい!
出演者
顧問:キダ・タロー
秘書:トラウデン直美
GW10連休中だったのでビデオって偉大だなと思いました。今回は最初と最後の2つの依頼が「他ならぬナイトスクープさんだから」という理由でスムーズに進行を進めることができました。
ちこちゃんのサラサラヘアー ★★★★★
石田 靖 大阪市の女性(36)から。
6歳の娘・和夏が、1歳半の時から大事にしている「ちこちゃん」という人形がある。初めてウチに来た時はブロンドのサラサラヘアーだったが、どこに行く時も、寝る時もずっと一緒に過ごすうち、段々と髪のツヤがなくなり、ブロンドの輝きもなくし、今ではチリチリ頭になってしまった。
何の知識もない素人なりに色々と試してみたのだが、一向に直らず…。娘は一時、ちこちゃんと外に出かけるのをためらう時期もあったが、私が帽子を作りチリチリ頭を隠せるようにしたことで、また外に連れ出すようになってくれた。
ひとまずは安心と思っていたが、先日、娘が「またサラサラヘアーのちこちゃんとお出かけしたい」とポツリ。これ以上、私にできることはない。娘がちこちゃんと笑顔で外に遊びに行けるように、ちこちゃんのサラサラヘアーを取り戻してください、というもの。
触りすぎてドレッドヘアーになった人形をサラサラのストレートに直したいという依頼です。
石田探偵が依頼者の家に行き細かい事情を聞きます。依頼者に昔写真を見せてもらうと購入時のちこちゃんはサラサラのストレートヘアでした。人形の髪の毛は人間と違うのにお母さんが人間と同じように一生懸命直そうとしてシャンプーやドライヤーなどをしてしまった結果、繊維が余計に絡まってドレッドヘアーみたくなってしまったようです。
ちこちゃんをどのように直すかを探偵と依頼者で相談したところリクエストとしてはカツラなどはダメ、できれば地毛そのままをなんとかストレートに戻して欲しいということでした。
実は依頼者の家に行く前に探偵が事前にいろんな場所に修理依頼をしたのですが、ほぼ全ての場所で難色を示されたそうです。ただ、一箇所だけ人形の病院が「もしかしたら何とかなるかもしれない」ということで東京にある「お人形の病院 スター」に向かうことにします。
病院に到着するとそこはまるで病院です。本来は人形の修理工房なのですが、病院を模した感じになっておりスタッフが本物の病院の様に看護婦さんの制服を着ております。院内?は待合室も含めてお人形が一杯です。
しばらくすると院長先生の大西さんが登場します。話を伺うと大西さんは元々ジェニーのチーフデザイナーなどを担当していた人形作りのプロでそういった経緯から病院を開業したということです。
なお大西さんはナイトスクープの大ファンでなんとか協力したいので修理依頼を受けたということでした。
早速ちこちゃんを診察すると一言「重症ですね」と言います。そして依頼者に聞こえないようにこっそりと探偵だけに「大手術ですね」と囁きます。
手術を始めるということで手術室に移動します。手術室の部屋の前には病院のように赤く光るランプがあり入室すると「手術中」のランプが点灯します。大西さんは実際に医者が着る手術着に着替え執刀の準備をします。リアリティーが半端なく凄いです。
石田探偵は「失敗しないで下さい」とお願いすると「失敗しませんから」と自信満々です。
手術を開始すると金属製のアイスピックみたいな串を使って髪の毛を解いていきます。開始するとすぐ髪の毛がほどけ始めます。そしてしばらくすると大西さんが「ここからは企業秘密」と言って探偵らは手術室の外に出て手術の結果を待ちます。
「手術が終わりました~」といって人形を持ってくるとちこちゃんはびっくりするぐらいサラサラのストレートヘアに治った状態です。見た感じ「え?これ絶対植毛したでしょ?」というあまりの完成度の高さに一同呆然とした感じです。
驚いた探偵が聞くと先生は「植毛とか一切せずに最初にあった毛だけです」と答えます。お母さんはあまりの仕上がりの良さに泣いてしまいます。探偵が「お母さんは直そうとして余計悪化させてしまった負い目もあったから」とフォローをします。
綺麗に元に戻ったちこちゃんを見て依頼者は笑顔で「これで外に連れていける」と言って依頼は終わります。
VTRが終わってスタジオに戻ると石田探偵が「予約で一杯でナイトスクープのファンだったから修理を受け付けてくれた」と裏話を話してくれました。
5000回、木刀を振る男 ★★★
澤部 佑 堺市の男性(50)から
私には人生で大切な趣味がある。それは、木刀の素振り。数年前から毎回1000本を5セット、合計5000本を2時間ほどかけて振り込んでいる。しかし、一つ問題が!いつも500を越えたあたりで、数がややこしくなってしまい、自分が何回振ったのか、分からなくなってしまうのだ。
素振りを始めて何年も経つが、「今日は間違いなく5000回振った!」と自信をもって終えたことは一度もない。5000回を下回っていたら自分を許せないし、5000回以上振っているのもスッキリしない。私は一体、何本素振りをしているのだろうか?というもの。
木刀の素振り5000回を正確に数えたいという依頼です。半分ネタ枠だったのですがイマイチネタになりきらず煮え切らない感じで終わりました。
近くにテーブルとか台を用意して100回ごとにボタンを押すとかコインを増やしたり減らしたりとかそんな感じで何かしら記録していけばいいんじゃないかと思いました。
依頼者としては素振りを全国の皆さんに見せたかったのかもしれませんね。
女子大生No.1!?30年前の自分を超えたい! ★★★
たむらけんじ 大阪市の女性(48)から
私は2人の娘を持つ、50歳を目前に控えたおばちゃん。年々体力の衰えを感じるようになり、少しさみしい気持ちで日々を過ごしている。しかし先日、ふと「私にも過去に誇れるものがあった」ことを思い出した。
それは大学生だった20歳の頃、あるテレビ番組に出演し、女子大生100人の頂点に立ったこと。無性に30年近く前の自分に会いたくなり、一緒に出演した友人に聞きまわると、当時のビデオテープを見つけた。そこに映っていたのは、まばゆいほどの若さとエネルギーに溢れた自分の姿。「こんなにも輝いている時があったのか!」と、自分のことながらビックリしてしまった。と同時に、私の中に湧き上がってきたのは「まだ老け込むには早い!今からでも輝けるはず!!」という気持ち。
そこで、当時と同じ挑戦をし、あの頃の輝きを取り戻すお手伝いをして欲しい。人生の折り返しを迎えた今、2人の娘の前で「まだまだお母さんは頑張れる!」という姿を見せたい。やるからには、もちろん当時の自分に勝つつもりだ、というもの。
女子大生時代に出演したテレビ番組で優勝した「姫路セントラルパーク」で30年前の自分の記録にチャレンジして更新したいという依頼です。
どんな競技であったかというと「アトラクションに乗りながら顔中にいくつ洗濯バサミを挟めるか?」「フリーフォールに乗りながらジョッキに注いだ水をどれだけこぼさずに残せるか?」とか「ジェットコースターに乗りながらどんだけ大根を噛じれるのか?」というよくわからないけど凄い競技です。
顔面洗濯バサミは記録を更新、ずぶ濡れフリーフォールは更新失敗、そして大根かじりは無事に更新。2勝1敗の結果に終わりました。
大根かじりはジェットコースターから降りたらかじって太ももの上に落ちていた細切れの大根が床一面に大量に転がりました。しかも大根には血の跡が・・・・・
フリーフォールは乗り終わった後に田村探偵が水に濡れておらず「全く濡れなかった」と愚痴っていましたがお笑い芸人としてはずぶ濡れにならないと駄目ですよねぇ。
依頼者の女性は50歳を目前ということですが、女子大時代より今のほうがなんか見た目の雰囲気的に良くなっていると思いました。結婚して青春時代より良い人生を歩んでいるんだと思いました。