依頼は、間寛平探偵が調査した『お風呂屋さんを閉める祖父母を喜ばせたい!』、橋本直探偵の『「おじょちゅ」の原料 ヤマモモを探せ!』、石田靖探偵の『タタミマンの汗の匂いを嗅ぎたい!』の3つ。
1.『お風呂屋さんの祖父母を喜ばせたい!』
間 寛平探偵 大阪府の小学6年生の男の子(11)から。
この度、熊本に住む祖父母が50年続けてきたお風呂屋さんを閉店することになった。お風呂は天然温泉で、僕は日本一の温泉だと思っている。もう二度と入ることができないと思うと寂しい。おじいちゃんとおばあちゃんは、ひっそり閉めようとしているのだが、最後に何か喜ぶことをしてあげたい。協力してもらえないだろうか、というもの。
おじいちゃんとおばあちゃんの為に最後に一肌脱ぐ祖父母孝行の孫の話です。近所の人達や常連さんが集まり最後の営業を楽しみました。最後に手紙が感動する内容でした。まだ継ぐかどうかわからないけど、続いて欲しいなと思いました。ただ、大阪から熊本は結構たいへんだと思いました。逆ならいいんでしょうけどね。
2.『「おじょちゅ」の原料 ヤマモモを探せ!』
橋本 直探偵 兵庫県の女性(57)から。
86歳になる母は広島県の離島生まれで、医者がいない島で育ったのだが、その島には代々伝わる秘薬がある。その薬は、胃もたれ、蚊に刺された時、喉が痛い時、口内炎、どんな痛みにも効くとされていた。その正体はヤマモモの焼酎漬けで、我が家ではそれを「おじょちゅ」と呼び、母は何かあれば「おじょちゅを飲め」、「おじょちゅを付けろ」と言ってきたのだが、最近、その「おじょちゅ」が底をついてしまった。すると86歳の母が「ヤマモモを探す旅に出る!これがきっと最後の旅になるだろう」と言いだしたのだ。母は、私たち娘や孫のために「おじょちゅ」を残してやりたいと考えている様子。止めても聞かないので、母の最後の旅になるであろう「ヤマモモ獲り」に同行していただけないだろうか、というもの。
86歳のおばあちゃんを兵庫から広島の離島まで旅をさせてヤマモモ狩りに行くのかと思いきや、いきなり探偵が到着すると目的地は「明石公園」と言います。明石といえば、タコや明石焼きでおなじみですので同じ兵庫県かなと思ったら近所の公園でした。
なんか、おばあちゃんメッチャ娘達にキレていましたけど、確かにおばあちゃんは悪くないし、すれ違いの誤解だなと思いました。誰も悪くないという。あと公園はなんというか、エレベーターも完備されていて「人生最後の冒険」というより「お散歩」という感じでした。なんか高台からみた明石の景色は海も見えて凄く景色が綺麗でいい場所だと思いました。近所にこの公園があったらかなり使いそうです。
ヤマモモは公園の所有物なのでまずは公園の管理の人に許可を取りにいきます。話がこじれるかと思いましたが、すんなりOK。まあ、ヤマモモは誰も欲しい人いないので別にとっても全然問題ないって感じだったのでしょうね。
熟した実を取ると思ったら緑のまだ未熟な実をたくさん取って、まあびっくりするぐらい取りました。一房にびっしりとヤマモモが沢山ついているのも驚きましたけど、おばあちゃんの収穫具合にもびっくりしました。
最後にお孫さんが嫌いというのは余計だったかなと・・・そこは惻隠の情というものじゃあないですかぁ~
3.『タタミマンの汗の匂いを嗅ぎたい!』
石田 靖探偵 北海道の男性(31)から。
僕は7年前に、「『男の汗くさいニオイ』を、変態だと思われることなく、こっそり嗅いで回らせてもらいたい」という依頼でお世話になった者である。今回再び、どうしても汗のニオイを嗅ぎたい人が見つかったので依頼した。それは、栃木県で活躍されているローカルヒーローのタタミマン。タタミマンは畳屋のご主人で、畳の良さを伝えるために頑張っておられる、ぽっちゃり型のとても汗っかきなヒーローだ。インタネットで見て以来、「ユニホーム汗臭いだろうな」「嗅いでみたいな」とずっと思っている。どうか願いを叶えて欲しい、というもの。
こちらの依頼のレビューはちょっと控えさせて頂きます。個人的には放送しちゃいけない内容かなと思いました。