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探偵ナイトスクープ 『私だけ巨大化した謎の写真』『極小!7mmの紙で折り鶴』『余命1ヶ月の母 人生最後のパチンコ』2024/09/27

投稿日:

2024年9月27日(金) 放送

感動!余命1カ月という依頼者の母が大好きな〇〇で満面の笑顔!

依頼

  1. 私だけ巨大化した謎の写真
  2. 極小!7mmの紙で折り鶴
  3. 余命1ヶ月の母 人生最後のパチンコ

出演者
局長:松本人志
秘書:増田紗織
顧問:松岡充

1.私だけ巨大化した謎の写真

桂 二葉・京都府の女性(46)
★★★★

私はママさんバレーボールをやっていて、4年前の冬、練習後にメンバーたち20人ぐらいで記念写真を撮影。すると、とんでもない写真が撮れてしまった。他の人は普通なのに、私一人が巨人に写ってしまったのだ。その巨人ぶりがオモシロくて、みんなは大笑い。

一緒に写っている友達には「辛いことがあった時には、この写真を見る」と言われるぐらい。ちなみに私の身長は159cmで、全く巨人ではない。なぜ私だけ巨人になるのか?なぜこんな写真が撮れたのか真相を解明してもらい、できれば同じ写真をもう一度撮りたい、というもの。

まずは問題の写真を見せてもらうと、依頼者だけが桁外れに大きく写り、仲間から「ガリバー」とあだ名されるのも納得。早速、メンバーには当時と同じ上着を着てもらい、カメラの位置や距離、アングルなどを微調整しながらセルフタイマーで何枚も撮影する。すると中に1枚、依頼者が巨大化した1枚が出現。そこで、プロのカメラマンを助っ人に招き謎を解明していく。

集合写真で何故か一人だけ巨大化したのでその理由を知りたい!という依頼です。確かに写真を見ると身長2mぐらいの巨人に見えます。

なぜこんな写真になったのか専門家の林さんによると、広角レンズを使っている影響で

  1. 左右の端に写っている人が横に伸びやすい
  2. 前列と後列で前列がより大きくなりやすい

という効果があるそうです。この広角レンズの特性の結果、特撮みたいに写ったようです。ですから「後列の左端、かつ1.5列目ぐらいの場所にちょっと前に出る」という感じにすると写真を再現できるのでは?ということでした。

実際にトリックを理解したうえで撮り直すとちゃんとガリバーになっていました。依頼者さんは撮影に成功して泣いたので探偵に「何で泣いた?」と聞かれていました。

【協力】
◆大阪芸術大学 写真学科 客員教授 林直さん
http://www.cord.osaka-geidai.ac.jp/geidai/admission/course/photography/teacher/

2. 極小!7mmの紙で折り鶴

せいや・埼玉県の男性(47)から
★★★

今年の夏、家で蚊がとまっているので思い払おうとしたら、それは蚊ではなく、とても小さな折り鶴だった。その折り鶴は中1の息子・イツキが折ったものだと知り、聞くと8mm四方の折り紙で作ったらしく、しかもピンセットなど何の道具も使わず、手だけで折ったというのだ。あまりの小ささに「すごいな~」と思っていたのだが、息子は8mmの折り鶴では納得していない様子。新たに7mmサイズの折り鶴に挑戦しているのだが、どうしても1mmの壁を超えられず、上手く折れないと言う。どうか息子をサポートしてもらえないだろうか、というもの。

イツキ君は爪を巧みに使いながら、8mmの紙で、折り鶴を見事に完成させる。しかし7mmは相当難しいようで悪戦苦闘。そこで“連鶴作家”の先生に来てもらうと、イツキ君の作業を見て「いけてますよ」と絶賛する。が、彼はどうしても最終形が気に入らない。果たして…7mm四方の紙で作る折り鶴は完成するのか?!

7mmの折り紙で折り鶴を折りたい!という依頼です。依頼者はポリシーでピンセットとか使わずに全部指先だけで折りたいということです。

既に8mmは成功しているということなんですが、1mm違うだけで難しくなるもんなんですね。何度か失敗して悪戦苦闘していましたが、最後は日本折紙協会の岩渕さんの協力もあり無事に7mmを折れました。

父親が「ホワイトベースとコアファイター」とガンダムで例えたのですが、探偵はガンダム世代ではないのかホワイトソース?とよく理解していない発言をしていました。なかなか上手いこと言ったのに勿体なかったな~と思いました。

【協力】
◆日本折紙協会 講師・連鶴作家 岩渕鶴明さん
https://www.origami-noa.jp/

3. 余命1ヶ月の母 人生最後のパチンコ

間寛平・静岡県の女性(51)
★★★★★

先日、80歳の母が体調を崩して救急車で運ばれた。子宮頸がんが全身に転移しており、余命1ヶ月ほどと言われ、今は緩和ケア施設のベッドでほとんど寝たきり状態になっている。そんな母が、どうしてもやりたいと言っているものがある。それは「パチンコ」。

元気な頃、時々一緒にパチンコ屋に行っていたのだが、お気に入りの台で大当たりを当てると、それはそれは嬉しそうにニッコリ笑うのだ。今も、母は早く元気になって絶対にパチンコを打つと言っている。

何とか最後にパチンコをやらせてあげたいのだが、自分一人の力では今の母をお店に連れていくことができない。身勝手なお願いと分かっているが、それでも母親の笑顔が見たい、というもの。

依頼者の母は父親がパチンコ台の職人で、幼い頃から365日パチンコに接していたという。さらに、自身も前夫も今のご主人もパチンコ店に勤務。寛平探偵が「今、一番何がしたい?」とたずねても、「パチンコ!パチンコ連れてって」と懇願する。そこでケア施設の許可を取り、母親のお気に入りのパチンコ店「ABC」本社へ。事情を説明すれば「閉店後なら最大のサポートができる」と約束してくれ…。お母さんの無心の笑顔、寛平探偵の誠実なサポートが心に響く感動作だ。

余命1ヶ月の母をパチンコ屋に連れて行って欲しい!という依頼です。西田局長時代なら間違いなくVTRに入る前にハンカチ取り出してる依頼だな~と依頼文を聞いて思いました。

パチンコをするには「万全のケア体制が必要」ということでパチンコ屋を訪ねたのですが会社の名前が「ABC」でした。大阪でABCといえば朝日放送ですが、静岡ではパチンコということでした。

ABCさんと交渉した結果「閉店後なら大丈夫」だということで閉店後にパチンコをすることになりました。ただし法律の関係上深夜12時までの営業とのことでした。

家族一同集まって楽しそうにパチンコをしていたので良かったです。ナイトスクープらしい依頼だったと思いました。軍艦マーチや店内アナウンスがあったりして当時の再現というサービスぶりにおばあちゃんも満足したのではないかと思います。依頼者は親孝行冥利に尽きますね。

 

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