探偵ナイトスクープの感想 『ウルトラQのテーマ曲が怖い』『爆笑!小ネタ集』『階段を上るのが異常に遅い!?』2023/11/17




2023年11月17日(金) 放送

あの曲にトラウマ?女性の恐怖心を取り払うべく、寛平探偵が息を切らせて大奮闘!?

  1. ウルトラQのテーマ曲が怖い
  2. 爆笑!小ネタ集・石田 靖
  3. 階段を上るのが異常に遅い!?

出演者
局長:松本人志
秘書:増田紗織
顧問:林裕人

1️⃣ ウルトラQのテーマ曲が怖い ★★★

間 寛平・北海道の女性(60)

私には子どもの頃から、どうしても克服できない恐怖がある。それは「ウルトラQ」のテーマ曲を聞くこと。子どもの頃、その曲を怖がる私を面白がって、兄がレコードをかけて何度も聞かせようとしたのがトラウマになり、還暦を迎えた今でも怖くて聞くことができない。

その曲はテレビのBGMとしてよく使われるため、テレビから突然、流れてくるたびに私は恐怖に襲われている。日常生活に支障をきたすこともあるので、「ウルトラQ」のテーマ曲を怖がらずに聞けるよう克服に力を貸して欲しい、というもの。

そこで、曲のスピードを変えてみたり、見ると楽しくなる映像のBGMとして流してみたり、巨大風船が割れる恐怖で曲の怖さを忘れるようにしてみたり…。様々な作戦を試みるなか、寛平探偵の珍妙な動きが依頼者を救う!?

ウルトラQのテーマソングを聞くと恐怖心が湧き起こるので克服したいという苦手克服系の依頼です。

苦手克服系の依頼は毎回「どうやって克服するのかな?」と思うのですが、解決方法のテンプレートがあってそれは基本的に「力技で治す」というのが定番です。

今回で言えば「嫌がる依頼者に何度も何度も繰り返し聞かせて慣れさせる」というのが解決方法のテンプレとなります。

今回は直接聞かせると当たり前ですけど依頼者が嫌がるので曲のピッチを変えて2倍速とか1.5倍速、0.5倍速などで再生させることで慣れさせようとちょっと変化球的なアプローチをしておりましたね。

それと意図したのか分かりませんが、寛平ちゃんが曲に合わせて踊る姿をみて依頼者がウケていました。その影響なのか依頼者が曲を聞くと「怖い」というイメージの上に「面白い」というイメージが上書きされたのか、だんだんと苦手意識がなくなってきて無事に聞けるようになりました。

克服系の依頼は特にどこかに出かけるとかしないので動きがないことが多いのですが、まあ今回も依頼者が無事に曲に慣れて問題がなくなりました。

2️⃣ 爆笑!小ネタ集・石田 靖 ★★★

『気配を消せる女子高生』(大阪府・女子高校生・17)、
『後ろ向きでテーブルクロス引き!?』(兵庫県・男性・39)、
『ビリケンのそっくりさん!?』(大阪府吹田市・男性・61)、
『世界一開くのが速い水筒のフタ』(大阪府堺市・男性・46)

という、4つの謎や疑問を石田探偵が解明する。特に、女子高生が気配を消せるかどうかの実証実験には、松本局長も興味津々。本当に気配が消せるのか?人が大勢いる部屋から誰にも気づかれずに脱出を試みるがはたして…。

小ネタは4つだったんですが、気配を消せる女子高生の小ネタが結構大掛かりの検証となったので小ネタというより「ハーフ依頼」ぐらいの規模になってましたよね。局長がスタジオに来た女子高生に「次の依頼の最中に気がつかないように気配を消して退出してくれ」と結構なむちゃ振りをしておりました。

なんかこういうくだらないけど大真面目な検証は「ナイトスクープらしくていいなぁ~」っていつも思います。

3️⃣ 階段を上るのが異常に遅い!? ★★★★

田村 裕・奈良県の女性(41)から

私は、階段を登るのが「異常に遅い」と言われる。夫と出かけた時、階段があるといつも競争になり、100%負ける。少なくとも、夫には50連敗していて、バカにされている。

私は41歳、夫は15歳年上の56歳。こんなオッサンに負けるのが悔しくてたまらない。何としても勝ちたい、というもの。

早速、特訓を始めるのだが、実際に階段を上ってもらうと劇的に遅い!しかも、登っている時の体勢が明らかに変。そこで階段上りの専門家にレクチャーを頼むと、依頼者は足の回転の速さがメチャクチャ遅いのだとか。

それでも、彼女のハートは超ポジティブ。はたして、練習に練習を重ね、夫に勝利することはできたのか!?

階段登りで夫に勝ちたいという依頼です。

依頼者の走りを見ると「これは流石に勝つのは絶望的だな~」と思えるレベルでした。探偵が「マジで勝とうと思ってる?」とつい本音を言ってしまうレベルでしたね。まあ言われた依頼者は勝つ気満々でしたので目を見開いて探偵を見ながら驚いていましたけど・・・・でも確かにあれは探偵が絶対に言っちゃいけないセリフだと思いました。

探偵だけではどうしようもないので、階段登りのスペシャリストである小山さんに協力をお願いすることにしました。そして探偵が旦那さんに勝てるかどうか聞くと「勝てます」と断言したので驚きました。探偵だけでなく私も「いや流石にそれは無理だろ」と思いましたから。

ただその後に小山さんが依頼者に階段登りの技術的な指導するとメキメキと上達したのでもっと驚きました。依頼者は足の回転が非常に遅いのが問題だったみたいですね。小山さんに「こんな遅い人見たことない」と言われてましたからw。

小山さんから一連の技術的な指導を受けたあと暗くなってきた夜に旦那さんと勝負したのですが、練習後のかなり疲れた状態で勝負をしたのであえなく負けてしまいました。

もし練習後にそのまま勝負するのではなく、依頼者が1週間ぐらい個人で練習&休養の時間を割いて万全の状態で本番を迎えたら多分旦那さんに勝っていたかと思います。

ナイトスクープあるあるで、日中に全力で特訓するので暗くなって本番を迎える頃には体力的に限界になっているやつですよね。

ただ依頼者の上達はもの凄かったのでその頑張りには全力で拍手したいと思いました。

【協力】
●小山孝明さん (階段上りの世界記録保持者)
https://www.instagram.com/yama_vertical/?hl=ja




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