2023年6月2日(金) 放送
寛平探偵が実に3年3カ月ぶりに深夜の「視聴率調査」を敢行!
- ミュージカルをしてみたいOL
- 小物入れを作り続ける104歳
- 深夜の視聴率調査
出演者
局長:松本人志
秘書:増田紗織
顧問:勝俣州和
1️⃣ ミュージカルをしてみたいOL ★★★★
桂 二葉・埼玉県の女性(32)から
私には、誰かとミュージカルをするという夢がある。ダンス経験ゼロ、我流で踊るただのOLだが、情熱だけは誰にも負けない。
特に「クレイジー・フォー・ユー」というミュージカルの「アイ・ガット・リズム」という曲を聴くと、体が勝手に動き出すほどの興奮状態になる。いつも一人でヒロインのポリーになりきって、「アイ・ガット・リズム」を歌い踊っているが、曲が終わると何ともいえないむなしい気持ちになってしまう。
この曲は大勢で一つになるラインダンスが見どころで、本来一人でするものではないのだ。一人ではなく、みんなでミュージカルがしてみたい!というもの。
そんな依頼者の望みは、あまりに身の程知らずな「劇団四季の方と一緒に踊りたい」だった。が、彼女の熱意に探偵も、もらい泣き!?
普段独り寂しくラインダンスをしているので劇団四季の人たちと一緒に大人数でラインダンスをしてみたい!という依頼です。
劇団四季に突撃してお願いしてもらい無事にダンサーの方々と踊ることができました。見ていて思ったのは四季のダンサーの人たちのキレですね。やっぱりお金をもらってパフォーマンスをするプロは違うな~という感じです。
劇団四季としても現在公演中なのでこの番組を見た視聴者が「ぜひ本物の劇を見たくなった。公演に行こう!」とどれだけ思わせるかが腕の見せどころでしたね。
それとこういった依頼の場合、毎回書くのですが依頼者に対して「本当に心から思ってるの?単にTVに出たいだけじゃないの?」とついゲスの勘ぐりをしてしまうのですが、依頼者がダンスを踊った後に感激して泣く姿をみて「全然違ったな。申し訳ない」と思いました。
依頼が叶った後の依頼者の反応で、どれだけこの依頼に賭けていたのかを思い知ることが多いので(前回のバットマンの依頼もそうです)夢が叶ってよかったな~と思いました。
【協力】
●劇団四季
2️⃣ 小物入れを作り続ける104歳 ★★★★
ゆりやんレトリィバァ・大阪府の女性(76)から
私の母親は現在104歳。そんな母の趣味は、紙で“小物入れ”を作ることで、日々作り続けるのでドンドン増えていく。母が暮らす介護施設に遊びに行くと、帰る時に毎回「小物入れ、持って帰り」と言われるが、私はすでにたくさん持っているので「何個もあるからいらん」と断っている。
さらに母は、お世話になっている看護師さんにも“小物入れ”をプレゼント。看護師さんはそれを友人知人に配ってくれていたのだが、ついに渡す人がいなくなってしまったようで「いっぱいもらったから大丈夫。また欲しい人がいたら聞いとくね」と言うと、母は「もうええことないわ。あかんわ」と落ち込み、拗ねてしまったそうだ。
そこで、母が作り続けても大丈夫なように“小物入れ”をもらってくれる人を探して欲しい、というもの。104歳のおばあちゃんに元気と笑顔をプレゼントすべく、ゆりやん探偵が東奔西走する。
自作の紙の小物入れが50個以上あるので引受先を見つけて下さいという依頼です。
近所の神社のペン入れとケーキ屋のお菓子の入れ物に使うということで無事に100以上の注文をゲットしました。依頼としては簡単な依頼でしたけど、なんというかナイトスクープの依頼って本来こんな感じだよな~としみじみ思いました。
最初におばあちゃんに「なんと呼んだらいいの?」と聞くと「天野~」と呼んでとお願いされ、探偵は最後まで「天野~」と呼び捨てでしたけどその表現がなんかちょっと味があるというか不思議な感じでした。
VTRが終わりスタジオで局長が「小物入れの底に穴を開けて繋げて補聴器に使えばいい」と切り替えしたのはなかなかでした。滑らんな~
天野~が末永く長生きしてたくさん小物入れを作り続けてくれたらいいなぁ~と思いました。
余談ですがケーキ屋さんは早速お店のHPで「ナイトスクープで扱われたケーキ」と大々的に宣伝しております。
【協力】
●服部天神宮
https://hattoritenjingu.or.jp/
●ドクターリフォーム曽根
http://www.lucky-sewing.com/menu.html
●パティスリーgigi
https://www.patisserie-gigi.com/
ジジって多分魔女の宅急便の猫がモデルです
3️⃣ 深夜の視聴率調査 ★★★
間 寛平・大阪府の男性(55)から
ネットニュースなどで最近、視聴率の調べ方が変わった…というような記事を見かける。何が違うのか、当の視聴者にはよく分からないが、私にとって一番信頼できるのは、何といっても寛平探偵の「深夜の突撃視聴率調査」だ。大好きだ!実際に家に上がり込むのだから、間違いないと思う。久しぶりに是非アレをお願いします、というもの。コロナ禍で実に3年3カ月ぶりとなる「視聴率調査」。寛平探偵の深夜の突然の来訪は、受け入れられたのか?そして、視聴率の結果は?!
コロナの影響もあり、久しぶりの視聴率調査です。
ナイトスクープの最近の視聴率は例えば松本局長の初登場回が15%だったりするので実際は見てない人の割合の方が高いのでしょうが、今回は調子がいいのかどの家もナイトスクープを見ておりました。
VTRが終わりスタジオに映像が戻った際に寛平ちゃんに対して探偵らが「寛平さんじゃないと無理」「一言も入っていいと言ってない」と許可も取らずに自然と家に入る技術をしきりと関心していましたが、これは突撃隣の晩ごはんのヨネスケと同じでもう名人芸だと思いました。
当の寛平ちゃん本人はそう言われて「久しぶりだったからタイミングが難しい」と言っていましたが、即みんなから「そうは見えない」「手慣れたもんですよ」と総ツッコミされてましたね(笑)
夫婦揃って寛平ちゃんをみて驚いていた家族がいましたが(特に旦那さんが放心状態)、奥さんが突然家の中にいる寛平ちゃんに遭遇して「どうしたんですか?(絶句)」とびっくりしていましたが寛平ちゃんが一言「探偵ナイトスクープ」と言うと「あ~そうなんや~(じゃあテレビのある部屋に移動せんと)」と全てを理解した感じで切り替えが早かったのが凄かったです。この番組凄すぎです。