2023年2月10日(金) 放送
20年間の想いが成就!?真面目で硬派な父親に奇跡が訪れる!
- 海外進出!?64歳兄のハゲ芸
- デッキブラシ片足バランス男
- 女優に声をかけられなかった父
出演者
局長:松本人志
秘書:増田紗織
顧問:阿部サダヲ
海外進出!?64歳兄のハゲ芸 ★★★
田村 裕・大阪府の男性(61)から
私の64歳になる兄はスキンヘッドで、何か催しごとがある度に、ハゲ頭を使った“ハゲ芸”を披露している。ハゲ芸とは、ハゲ頭を使って色々なものを表現する芸なのだが、私はハゲていないのに25年前から兄の横で太鼓を叩く係をやらされている。いつも芸が終わった後には微妙な空気が流れ、恥ずかしい。
しかし、なぜか兄は手応えを感じているようで、「このハゲ芸で海外のオーディション番組に挑戦したい!」と言い出した。私は絶対に受かるとは思えず反対しているのだが、兄は聞いてくれない。そこで、外国人の前でハゲ芸を披露させ、ウケないという現実を兄に分からせて欲しい。そして、これを機にコンビ解散も一緒にお願いしてもらえないだろうか、というもの。
25年来のコンビ解散か?それとも海外進出か?
コンビでハゲ芸をやっている弟が兄に対してコンビを解散したい!という依頼です。
ハゲ芸は勢いというか、まあ勢いだけはありましたね。面白いかと言われるととても微妙でした。
スタジオで顧問の阿部サダヲさんが「外国人の方がよっぽど気を遣っていた」と言ってたのが印象的でした。局長がこれまで誰もが決して思っていたけど口にしなかった「おもんないで」というワードを田村探偵に言わせたのはなかなかだと思いました。
デッキブラシ片足バランス男 ★★★
真栄田 賢・千葉県の男性(53)から
私には全く役に立たないバランス感覚がある。それは片足で立ち、浮かせた反対の足の甲の上にデッキブラシを立てて、倒さずキープするというもの。
小学生の頃からやっており、機会があれば色々な人と対戦してきたが、人生で一度も負けたことがない。しかし、なにぶん私の周りの狭い世界での話なので、もっと広い世界でたくさんの人と対戦し、私より強い人がいるのかを確かめたい、というもの。
そこで、バランス感覚にすぐれた挑戦者が続々登場!
依頼者独自に考案した「デッキブラシ片足バランス」がどこまで通用するのかバランス感覚を得意とする方々と対戦したい!という依頼です。
感想として色々思うところがあるのですが、依頼者の方が見ていてあまり気分が良くなる感じの方ではなかったので今回は感想を割愛します。
体操クラブにバトントワリングの日本チャンピオンの子が在籍していたのですが、即席でデッキをバトンに見立てて演技をしたのですがそれが凄かったです。
【協力】
●シェリバレエスクール
https://cheriegroup.com/
●関西アクションアクターズ(天六教室)
https://www.kansai-action-actors.com/
●フリースタイルフットボール
2014・2021年日本一 Hiro-Kさん
女優に声をかけられなかった父 ★★★★
石田 靖・千葉県の男性(27)から。
元・警察官である私の父は、真面目で硬派な性格。その父が20年ほど前、私の兄と観光で松山城に向かって歩いていた時に突然、顔を赤らめ「じょ、女優の、た、高橋惠子さんだ」と言って立ち止まった。
そんな父を初めて見た兄は「声をかけて写真をお願いしてみれば?」と言ったのだが、父はブツブツいいながら、高橋さんが通り過ぎるのをただただ見つめていた。高橋さんは、ずっと見ている父に気づき、すれ違いざまに会釈してくれたあと、去っていったそうだ。
その出来事以来、父は後悔し続け、お酒を飲むたびに「次に会ったら絶対に声をかけるし、写真を撮ってもらうんだ!」と20年間、言い続けている。しかし、父が住むのは沖縄。きっとお見かけする機会もないだろう。万が一、そんな機会があっても声をかけられるとは思えない。そこで、父の後悔を晴らすお手伝いをしてもらえないだろうか、というもの。
沖縄の畑のド真ん中に、憧れの大物女優が降臨!?
なんというか凄い依頼でしたね。沖縄の田舎道に和服を着た高橋惠子さんがふらっと登場して完全に場違いというか「いやいや、それはありえへんやろ」って感じでした(笑)
警察官の真面目な父親ということでしたが、高橋さんのサインを色紙に書いて貰うときに息子を机の代わりの台にしてサインを書いてもらっていて半端ないなと思いました。人間必死になるとこうも変わるものなのかなと(驚愕)
スタジオで局長が「もう少し自然な形で登場させられなかったのか?」と言ってましたけどやっぱり考えることはみなさん同じですよね(笑)