探偵ナイトスクープの感想 『娘を亡くした母親の深い思いに局長も秘書も涙!』2019/03/15




2019年3月15日(金) 放送

  • 言い出せなかった…3年前に空けた壁の穴  
  • 1回も腹筋ができない女
  • 今は亡き、娘の足跡

出演者
顧問:森山直太朗
秘書:熊谷真実

言い出せなかった…3年前に空けた壁の穴 ★★★

間 寛平 兵庫県の女子高校生(17)から。

実は、自分の部屋の壁に大きな穴をあけてしまった。ベッドで足をバタバタしていたところ、足が壁に当たり穴があいてしまったのだ。親に怒られると思うと言い出せず、3年10ヵ月も経ってしまい…。ずっとポスターを貼って隠し、一人で思い悩んでいる。反省はしているし、いい加減打ち明けなければとも思っている。なんとか両親から、あまり怒られないようにしてもらえないだろうか、というもの。

依頼者には「壁に穴を開けた秘密」の他に実はもう一つ重要な問題があってそれは「父親と半年近く話していない」ということでした。あれ?なんか壁の穴の話をする前に父親との関係を修復しないと穴の話どころではないよね?と思いました。

もしかしたら穴の話はカモフラージュで本当の依頼は「父親と仲直りしたい」という依頼だったかもしれませんね。本当のところはわかりませんが・・・・

依頼は父親との仲直りの話が9割、壁の穴の秘密を打ち明けることに1割で話が進んでいき無事に両方共解決して終わりました。

なお父親はびっくりするぐらいのイケメンでお母さんも美人さんでした。

1回も腹筋ができない女 ★★★

橋本 直 大阪府の女性(26)から。

私の悩みは、生まれて26年間、腹筋ができないということ。私の夫は、そこそこムキムキで、家の中でもグイングイン腹筋を見せつけてきて「腹筋も一人でできないのか?」「おばちゃんでも、それぐらいできるで!」とバカにしてくる。悔し過ぎる!夫を見返すお手伝いをして欲しい、というもの。

まず依頼者に腹筋ができない実演をしてもらいます。依頼者はかなり筋肉質に見えますが腹筋ができません。不思議です。

参考のために街中に行って道行くおばちゃんにお願いして腹筋をやってもらい腹筋がどれぐらい簡単なものなのかを実証します。

その後依頼者も腹筋が出来るように特訓だ!ということで淀川のエジソンさんのご自宅を訪問し誰でも腹筋ができるようになる腹筋マシーンを発明してもらいます。

あれこれエジソンさんの所で時間を潰した後、真面目に体操関連のプロに相談しようということになり関西アクションアクターズこと天六体操教室で相談してみます。

教室で先生が依頼者の前転をひと目見て「背中が硬い」と即座にいい当てます。確かに見た感じ背中がガチガチぽかったのですが、背中が硬いと腹筋をする上で問題なのだそうです。

問題点がわかったので先生と背中を柔らかくする訓練をすることで依頼者は無事に腹筋ができるようになりました。

自宅に戻りに旦那さんに腹筋できる姿を見せてドヤって終わったのですが、なぜか腹筋して起き上がる際に旦那さんにキスをしました。「なぜキスを・・・」と思ったのですが、それをみた探偵も同じく「それ帰ってからでもできるでしょ?」とキレ気味の様でした・・・・

街中のおばちゃんと淀川のエジソンさんこと細江達夫さんのシーンは時間稼ぎのネタ枠でしたけどエジソンさんの発明がしっかりした発明で驚きました。

見て思ったのは依頼前にワンダーコアとか腹筋補助器具とか使ったのかな~と疑問に思いました。エジソンこと細江さんも番組に収録後に電話をしてきて「通販の腹筋マシーン使ってみたら?」と勧めてきたそうです(笑)

今は亡き、娘の足跡 ★★★★

真栄田 賢 大阪府の女性(46)から。

私は色々な事情で9年前に離婚し、心機一転、二人の子供とワンコとで新たな生活を始めた。しかし、やっと落ち着いてきた3年半前、娘が飲酒運転の車にはねられ、亡くなってしまった。最愛の娘を突然失った悲しみからなかなか立ち直ることもできず、今でも「ひょこっと帰ってくるのではないか」と思ってしまう。

そんな娘は生前、ワンコを連れて近くの公園に散歩に行っていたが、いつだったか「公園で舗装したての道を歩いてしまった」と笑いながら帰ってきた。見に行ってみると、まだ乾いていないコンクリートに、娘とワンコの足跡がくっきり。いけないことと分かっていながら内緒にしていたのだが、その足跡は今では私にとって大切な場所となってしまった。

しかし、足跡は年々薄くなっており、さらに最近、公園では大規模な工事が行われている。あの足跡もいつ工事でなくなってしまうか、ひやひやしている。そこで、足跡を切り取ることは難しいと思うが、大事な娘の生きた証をどうにかできないか…。力を貸して下さい、というもの。

娘の生前の痕跡であるコンクリの足型を風化して無くなる前に保存したいという依頼です。依頼文は一読すると分かると思いますが非常に重いです。依頼文から名作になる可能性を秘めた依頼であることがわかります。

まず依頼者に詳しい話を聞き、そこから足跡のある黒鳥山公園に移動します。その後公園を管理する和泉市役所に移動、担当部署である公園緑地課でコンクリを剥がすことが出来るか詳しい話を聞くことになりました。

事情を一通り説明した後にお願いをすると「公共物は個人が撤去することはできないけど子供の形見だということで検討する時間を下さい」と言われて3日ほど待つことになります。

三日後に市役所を訪ねると今回は特別でということで特別に許可を頂きました。テレビパワーというかナイトスクープパワーですね。

実際に撤去作業をしてくれる業者を探すということで公園の側にある西辻工務店さんにお邪魔します。社長の西辻さんに話をすると現場を見ないとわからないということで公園に移動します。

現場を見てもらうと「コンクリがかなり薄い板なので8割ぐらいは割れる」とのことでした。しかしそこは西辻工務店の職人力でカバーします。カッターで円状に切り取ることで無事にコンクリをカットすることに成功します。

娘さんの足跡を無事に回収することができ、お母さんはそのことに喜びながらも娘さんを思い出し涙を流しました。

なおこちらの娘さんの事故は当時大阪ではアメ村飲酒3人死傷事故として有名で、さらに裁判の判決結果でもかなり話題になった事故でもあります。

スタジオに戻ったあとに探偵が「正直、和泉市役所からOK貰えるとは思わなかった」「社長さんが正直割れると思ってたのに割れなかったので「あれは不思議な力が湧いてるよ」と言っていた」と感想を述べたことが印象的でした。




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