探偵ナイトスクープの感想 『20年間 会話のない双子』 2016/10/14




探偵!ナイトスクープの10月14日放送で20年間会話のない双子というのを放送していた。32歳ぐらいの一卵性の双子の男性が20年間会話がないという話だった。

結局二人は仲直りして会話をしたのであるが、いくつか思うことがある。まず、双子を除けば全く会話がない兄弟なんて世の中にそれこそたくさんいるだろうなということ。血縁関係は自分で選べないから口も聞きたくない人が兄弟になる場合なんて珍しくないし、だから会話のない兄弟はそんなに異例ではない。一見すると異常の様に見えるがそれほど珍しいことではない。

そして、一番思ったのは「父親何してんの?」ということである。12歳の時から会話をしてないということは明らかに父親が子供の教育を放棄したってことだと思う。映像を見る限り、父親は少し他人事だった。つーか、テレビの前で自分の責任だからと申し訳なさそうに神妙にして欲しかった。

世の中色々な不運が重なって、本来なら会話をしている二人が誤解が続いたまま会話しない状況になるのはありえる話である。が、しかしこれは一度親が介入してれば終わってる話である。なんか、感動する番組を見ながら裏でこの状況を作り出した家族の闇を感じて自分は凄い寒気がした。




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