探偵ナイトスクープの感想 『プロレスラーの弟と仲直りしたい 、「戦場のメリークリスマス」をもう一度、亡き父にそっくりな鮎川誠』2020/05/01




2020年5月1日(金) 放送

今回の依頼は全部クオリティーが高くてどれも他の週ならメインの依頼になるような出来栄えだと思いました。まだ5月なので分かりませんがコロナの影響でロケが上手く行えないことを考えると今年のナイトスクープの中で一番質が高い放送回になるかもしれません・・・・

プロレスの依頼が詳細に書いたので他の依頼は簡単に振り返ります。

  • プロレスラーの弟と仲直りしたい
  • 「戦場のメリークリスマス」をもう一度
  • 亡き父にそっくりな鮎川誠

出演者
顧問:香西かおり

プロレスラーの弟と仲直りしたい ★★★★★

橋本 直 大阪市の女性(28)から

私は四人姉弟の長女で、1つ年下の弟、4つ年下の弟、そして17歳の妹がいる。下の弟と妹とは、とても仲がいいのだが、上の弟とは長い間、口をきいていない。中学生の頃のくだらない喧嘩が原因なのだが、話すキッカケもなく13年経ってしまった。

実は、その弟は一昨年、プロレスラーとしてデビュー。以来、私は弟の試合をこっそり観戦に行ったり、よく自慢げに「弟、プロレスラーやねん!」という話を周りにしている。

「それだけ応援してるのなら、仲直りすればいいやん」と言われるが、今さらどう話しかけていいのか分からない。どうか弟と仲直りをするお手伝いをして欲しい、というもの。

★5の依頼です。

まず橋本探偵が依頼者の自宅を訪問して弟と不仲になった原因を聞きます。

話を聞くと「依頼者が中学生の時に弟と二人っきりで留守番をすることになったそうです。そして依頼者が自分の部屋で勉強していた所、弟が出かけることになったので用心のために家に鍵を掛けたのだそうです。

その後弟はすぐに自宅に戻ってきたのですが、依頼者が自室で聞いていた音楽が大きくて出かけた弟が帰宅した事に気が付かなかったのだそうです。結果弟は外に締め出されてしまい夕方まで家に入れない状態が続きました。その後母が帰宅してようやく家に入った弟はブチギレており、すぐに姉の部屋に行き姉に向かってエアガンを乱射したのだそうです(笑)この些細な喧嘩が不仲の原因なのだそうです。

その弟さんですが、プロレスラーだということで詳しく話を聞くと「プロレスリング・ノア」に所属する岡田欣也選手が弟さんなのだそうです。姉の説明を聞く限りでは雑誌で特集されたりポスターになったり期待された若手選手という感じです。

ここで母親に登場してもらい姉弟について聞くと「目を合わさないし話さない、一番下の17歳の妹は2人が会話してるのを見たことがない」と証言します。更に弟がどんな感じだったか聞くと「扱いにくい、へんこ」と言います。

一通り話を聞いた後、早速2人を仲直りさせようということで埼玉県にあるプロレスのノアの道場を訪問します。そこで広報の石崎さんと巡業部の塚越さんに今後の相談をします。

お二人に話を聞くと「実は岡田選手はナイトスクープをよく見ている。主題歌をよく口ずさんでいる」とのこと。更に先輩レスラーである中嶋勝彦選手と谷口周平選手にも協力してもらうことになります。

2人に依頼の顛末を話すと中嶋選手が「それはシバいた方がいいっすよ。そもそもプロレスラーは心が育たないと意味がない。やっぱりそういう気持ちでリングに上がるのは先輩としては許せない」と2人が不仲であることに憤ります。

さて仲直りの手順ですが、まずは姉が仲直りをする前に「弟をシバく」ということで最初に覆面レスラーに扮して弟をしばくことにします。一人だと身長を含めてバレる可能性があるということで急遽エキストラの女性を2名追加することにします。姉を含めて3名が覆面レスラーになって弟に接近するという作戦です。なお覆面のリングネームはマスクレディー1号です(笑)

作戦としてはナイトスクープ内で「女子大生が覆面レスラー気分を味わいたい」という偽の依頼を設定してノアでプロレスの一日体験をしてその中で弟をしばくという形になります。

早速探偵が偽のナイトスクープの依頼ということで協力してくれる中嶋選手らを含めたノアの選手達の前にいき依頼の趣旨を説明します。続けてプロレス体験をする3名の依頼者らを登場させます。依頼者らはプロレスが出来るように中学生が着るような赤いジャージを着てマスクをかぶった感じで登場します。

一日プロレス体験ということで3人は早速プロレス技をかけてもらいます。演技とはいえ本物のプロレス選手に「サソリ固め」をかけられて3人共ガチで痛がっていたりします。エキストラの方は大変ですね。

続けて探偵が「女子大生でもできそうなプロレス技は?」と聞くと中嶋選手がプロレスといえば「逆水平チョップ」と答えます。そして横にいた岡田選手に「岡田脱げ」と言ってTシャツを脱がしてお手本として逆水平チョップをブチかまします。

中島選手が手を一閃すると「バシーン!」というもの凄い衝撃音が場内に響きます。やられた岡田選手は「うほぉ~」と思わず声を漏らします。重低音が凄かったです。あれは女性にやったら多分死んでますね。

見本を見せた後は実戦ということで今度は姉が岡田選手にチョップをします。中嶋選手の手拍子に合わせて20回ぐらいは思いっきり水平チョップをしたのではないでしょうか。最後に中嶋選手が「仕上げにビンタ!」と言うと思っきりほっぺにビンタをして終わりました。岡田選手の胸の部分をみると一面真っ赤に腫れ上がっていました。

終わった後に移動してマスクを脱いだ姉に話を聞くと「最高に気持ちいい。いざやり始めると止まらん」とものすごく満足そうな顔をしています。

弟を無事にシバいたということで今度は仲直りする作戦に移ります。偽の依頼の形のまま「今度はかっこよくリングインをしてみたい」とお願いして入場シーンの体験をしてみることにします。今回もリングで挑戦者を待つのは当然ですが岡田選手です。

アナウンサーがマイクで入場のコールをするとなんと入場曲はナイトスクープのテーマソングです(笑)更に姉が登場すると今度は赤い中学生ジャージではなく純白のちょっとセクシーなリングコスチュームを着ています。予想外の服装に岡田選手もちょっと「お~」とびっくりした感じです。

リングに登ってアナウンサーが勝負の「ファイト!」という掛け声を掛けると覆面をした依頼者はリングアナからマイクを受け取ります。マイクパフォーマンスの時間です。

マイクを受け取った姉は「きんや~!!」と大声を出しながら覆面を剥ぎ取ります。突然の姉の登場にこれには岡田選手も動揺します。

姉は開口一番「どういう顔やねん、それ~」と言い放ちます。場内は爆笑の渦です。続けて
「なんできたかわかるか~」
「13年間口聞いてくれへんなんてどうなってるのよおまえ~」
「どうおもってんのや~」
と言ってマイクをリングに投げつけます。

岡田選手はマイクを拾い返答しようとするのですが、当たり前ですが突然姉が登場したことに動揺します。

冷静に考えてみると「13年間話していなかった姉と仲直りする」というかなり時間が必要な話題をその場のマイクパフォーマンスで即決で話さなければならないのは相当酷な気がします。こういう場合「ぽか~ん」と何も喋れないのが普通なのではないかと思います。

当然マイクを握っても言葉が出てきません。すると中嶋選手が「はっきりしゃべれ!!」とリングサイドからヤジを入れます。

意を決した弟が
「しょうもないプライドで今まで口を聞かずにいました。すいません。」
と話すと続けて姉が

「もうこのまま喋らへんままなら私が結婚しても(ここで涙ぐみながら)おめでとうも言ってくれへんのかって」
「(泣きながら)子供とか産まれても可愛がってもらへんのかって」
「さみしかった」

と泣きながら言います。

これを聞いて「あ~お姉さんは交際相手と婚約とか考える段階に来ていて相手の家とのことを含めて2人の仲をこれを機会に修復したいのもあったのかな~」と漠然と思いました。

しかしここで残酷にも「ちなみに いま彼氏はいません」というテロップが流れます。そしてこのテロップが流れるとスタジオ内では爆笑の声が響きます。

続けて「あんたがプロレスラーになってずっと頑張っているのが、私にとって凄い誇りに思っているから、会えた時ぐらいは普通に喋れるようになりたい」
「今まであたしも意地はっててゴメン」
と泣きながら気持ちを伝えました

そして仲直りの握手の手を差し伸べます。すると岡田選手も同じく手を差し伸べて握手をします。握手をすると姉はそのまま岡田選手にもたれかかり抱擁をします。

岡田選手はまだ心の整理がついてないのか(まあ当然ですよね)ちょっと戸惑い気味です。姉はこの場に覚悟して来てるからいいですが、弟はいきなりの告白からの仲直り、しかもTVカメラや先輩らが見守っているという状況なので精神的にもの凄い大変な状況だと思います。

2人が抱擁すると周囲からは拍手が響き渡ります。

ここで橋本探偵が「本当の依頼はこれをきっかけに仲直りをしたい」とネタバラシをします。

感想を二人に聞くと
姉「久しぶりに話せて嬉しかった」
弟「なんでこんな意地張ってたんだろう」
「この場を用意してくれてありがとう」
と答えます。

ここで先輩の中嶋選手が「男らしく最後は締めてよ」と岡田選手に指示をだすと岡田選手はカメラに向かって「女性を守れる男になります!!」と声高らかに宣言します。

すると橋本探偵がすぐに「ちゃうちゃう、こっちや!」と姉の方を見せて「みんなに言うんじゃなくてお姉ちゃんに何か言わな」と言います。姉は爆笑し、周囲は失笑しています。

中嶋選手と橋本探偵が大爆笑している姉を指差しながら「お姉ちゃんに!」というテロップが出てVTRは終わりました。

映像がスタジオに戻ると局長が「女性を守れる以前にエアガンで乱射してるから」と苦笑しながら話します。

後日談を橋本探偵に聞くとロケの後にお互いに連絡を取り合っているらしいです。そして今後ご飯にいく約束を取り付けたということです。

「戦場のメリークリスマス」をもう一度 ★★★★

澤部 佑 大阪府の男性(22)から

僕が小学校3、4年生の頃。学校が終わり家に帰り自分の部屋にいると、外から毎日のようにピアノの音が聞こえてきた。そのピアノを弾いていたのは、うちの家の真向かいに住んでいる同級生の女の子。小学校でも、たまに話をするくらいの関係だった。

最初の頃は大して気にも留めなかったが、彼女はいつも同じ曲を練習していたようで、徐々に「上達しているなぁ」と。それから、その曲のことが気になりだし、母親に曲名をたずねると、坂本龍一の『戦場のメリークリスマス』だと教えてくれた。

だが僕が高校2年生の時に引っ越したため、彼女のピアノを聞く機会はなくなってしまった。今考えると、全く音楽に興味がなかった小学生の僕に、「音楽っていいなぁ」と最初に気づかせてくれたのは彼女のピアノ。

現在、僕は大学を中退し、将来どんな人生を送ればいいのか悩む日が続いている。そんな中、この曲を聞くととても心地良く、何の悩みもなく毎日が楽しかった小学校時代を思い出す。そこで、彼女が弾く『戦場のメリークリスマス』をもう一度聞いてみたい、というもの。

以前引っ越す前に住んでいた家にいた時に近所から聞こえた戦場のメリークリスマスをもう一度聞きたいという依頼です。

引っ越したのでまず以前住んでいた家を訪問してその部屋を使う許可を特別にいただきます。女性の部屋だったのでプライベートな部分を含めて大変ですよね。

その後にピアノを練習していた家に訪ねて娘さんにピアノを弾いてもらうようにお願いします。娘さん曰く「久しぶりなので上手く弾けるか分からない」とのことでした。

しかし窓辺からピアノの音が聞こえるとそんな心配は杞憂ないぐらい綺麗な音色が聞こえてきます。その後依頼者とピアノを弾いた同級生の女の子が再開すると普通に女性は依頼者のことを当然知っていて(まあ近所ですし)「もし聞きたいのであれば普通に頼んでくれれば全然良かった」みたいな感じで終わりました。

ナイトスクープはこういう場合は大抵、実は依頼者は相手の女性のことを・・・・というストーリーに持っていこうとするのですが今回は全然そんな風に持っていかず安心しました。

依頼者、依頼者が前に住んでいた家のご家族、ピアノを弾いてくれたご家族、登場人物全ての雰囲気が良い感じの清々しい依頼でした。

亡き父にそっくりな鮎川誠 ★★★★

たむらけんじ 兵庫県の女性(44)から

私は7歳の頃、父を癌で亡くした。まだ44歳という若さだった。私は三姉妹の末っ子で、すごく可愛がってくれたらしいのだが、父のことをあまり覚えていない。

父が亡くなった44歳になり、ふと父のことを思う機会が増えた。母や姉たちは覚えている父を、自分だけ覚えていないことが寂しく、「もっと甘えたかった」という思いがこみ上げてくる。

そこで、父がいない今、“抱っこ”や“よしよし”をして欲しい人がいる。それは、ロックバンド「シーナ&ロケッツ」の鮎川誠さん。父が亡くなった後、祖母が鮎川さんをテレビで見て、息子だと錯覚し「正明~!」と名前を叫んで号泣するくらい激似なのだ。

鮎川さんに父の代わりをしてもらって、思いっきり甘えてみたい。母や姉も思っている“家族全員の願い”だ、というもの。

今までルー大柴、ヤクルトの飯田選手などに代表される「似ているので代わりになって」の依頼です。

この依頼のポイントっていつも思うのはまず代役側がどのぐらい本人のふりをできるのかということですね。モノマネ芸人のそっくりさんの場合は本人のふりを100%しますけどモノマネ芸人と違って完全に似ているだけで代役になるのである程度の覚悟が必要です。

もう一つは家族側でどれだけ本人だと思って接するかですよね。ちょっとでも疑いの気持ちがあると代役の方も「いまいち代役になりきれない」といった感じになるかと思います。

今回は依頼者が父親自身の思い出がなく、むしろ姉たちが父親の記憶があるという中で行われました。途中に帰ってきた姉がロールプレイの父親の中に巻き込まれたので、その場のノリにどうしていいか最初はちょっと戸惑っていました。

実はわたしは鮎川誠さんを知りませんでした。本職がロッケンロールな方でハートフルな家族の演技は大変だったと思うのですが、見事大役を果たしてくれたと思いました。




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