今回はどれもハズレ回はなく、特に調査依頼の3本目は調査ネタなのにかなりしっかりとした調査になっています。石田探偵の探偵としての腕の高さなのかなぁ。
1.『すだれで巨大巻き寿司?』竹山 隆範探偵
奈良県の男性(40)から。6歳の娘と近所のホームセンターへ買い物に行った時のこと。店頭に並ぶすだれを見て、娘が「お寿司を作るやつや?。あれ欲しい?」と言った。そこで、巨大寿司を作ることでお祝いをさせてもらえないだろうか、というもの。
普通の依頼みたいな感じでした。今回はこれがメインネタだと思います。普段と違っていきなり専門家を呼んでマックス全開で巨大巻きずし、しかもデコ巻きずしへ挑戦しました。
先生方も初めてという感じでしたが写真をみてもわかる通り結構綺麗にできてびっくりしました。子どもたちも喜んでいてよかったと思います。
デコずし協会の飾巻子先生と一番弟子の大松巻男さんはなんかキャラが濃すぎて実在の人物なのか疑わしいような人物でしたが腕は流石で綺麗なペンギンの巻きずしができました。
(綺麗なペンギン 流石ですね!!)
それにしてもお父さんは包丁も料理もできなくて危険というか、今時の40歳の男性だとするとちょっともう少し奥さんや家庭などサービスして上げたほうがいいとおもいました。
子供は女の子で凄い可愛かったのですが、お姫様みたいに周りからチヤホヤされているのがわかる性格でした。まあ、それが駄目なのかと言われると問題ないのですが・・・
竹山さんが相変わらず依頼者に上から目線でちょっと最近「依頼をうけてやってる、やってやってる」感が出ていてあまり好きではありません。年下の依頼者へタメ口であたるところとかですね。
2.『羊の毛を刈りたい』田村裕探偵
枚方市にある「枚方公済病院」の職員の皆さんから。病院では院長の発案で、去年から羊と山羊を2頭ずつ雇い、雑草を食べてもらう「除草職員」として働いてもらっている。羊の毛があまりにのびてきたので、夏になる前に刈ってやらねば、という話になった。困った時は「探偵!ナイトスクープ」というのが関西人の常識。どうか、うちの悲惨な羊たちを助けて欲しい、というもの。
牧場の子羊はメチャクチャ可愛かったですね。秘書の方も大変だと思いましたが、これも業務だと思って・・・という感じでした。それにしても院長は速攻で秘書から刈り方をマスターして凄かったです。センスが高いんですかね。
まあ、男女の力の差なのかリーチの差で羊を倒しやすかったのかわかりませんが、あれよあれよと羊の毛を刈り終えました。
個人的にはなぜ最初に人間用でもいいから電動バリカンを使わずに衣類用のハサミを使ったのかが謎です・・・・
3.『外国人の晩ごはん』石田 靖探偵
大阪府の大学生(22)から。私の通っている学校に、ロシア人の友達がいる。先日、その友人の下宿先に遊びに行くと、昨日の夕飯の残りを出してくれた。とても美味しかった。そこで思ったのだが、日本に住む外国人の方々も、自分の国の料理を食べているのだろうか?調べてもらえないだろうか、というもの。
この依頼、どれも美味しそうでしたね。それにしてもアイリッシュパブのマスターのパイが凄い美味しそうで自分も食べたかったです。それにしても奥さんはカナダ人でアイルランド(または英国)でもなくカナダでもなく日本で1人で生活するというのは色々理由があるんでしょうが、なんとも不思議なものだなぁと思いました。人生ってなんというか、流れ的なところも多いですよね。
印象的なのは20年以上日本に住んでるベトナムの食料品の奥さんと6年住んでる黒人の男性。6年なのに胡散臭いぐらい関西弁ペラペラの黒人に対して奥さんは20年住んでるのにカタコトでした。
これは、女性の方は旦那もベトナム人でお店も常にベトナム人相手に商売をしていること。その一方で関西弁の黒人は常に日本人相手に商売しているか、または彼女が日本人であっていつも日本語で話しているからだと思いますね。
語学の学習に関して参考になる対照的ケースでした。\
今回は3本とも面白かったです。甲乙付け難い出来でした。