探偵ナイトスクープの感想 『何とも不思議な「バッタと主婦の物語」に一同感動!』2018/11/16




2018年11月16日(金) 放送

  • バッタと主婦の物語
  • 幻の“本しめじ”が食べたい!
  • 我が家の家宝、壺はいくら?

顧問:遠藤憲一
秘書:ヒロド歩美(ABCテレビアナウンサー)

バッタと主婦の物語 ★★★

真栄田 賢 青森県の女性(48)から

この夏のお盆に、小さな一匹のバッタが家に現われ私の頭にとまった。この家に住んで10年ほど経つが、こんなことは初めてで、不思議な縁を感じ、それから2カ月間ずっと一緒に住んでいる。1時間、手に乗っていたりすることもあり、とてもなついていて、おりこうさんだ。出会った時から私があげる食事しかとらず、甘いリンゴが大好き。私があまりにその子を可愛がるので、主人には「俺とバッタ、どっちが大切なの?」とヤキモチを焼かれるほど。その子について色々知りたいし、一緒にやりたいこともたくさんあるのだが、やっていいのか分からず困っている。ご協力をお願いします、というもの。

VTRが始まる前に依頼文を聞いた顧問の遠藤さんが

「バッタは懐かない」

と断言した依頼でした。

映像を見た限りでは「なついていると言われたらなついているのかなぁ?」という感じでした。おそらくバッタが本能的に「この人と一緒にいたら餌も貰えるし外敵に襲われる心配もないと」安心してなついて?いたんでしょう。表現を変えれば依頼者を利用していたという感じです。

それにしても専門家として登場した弘前大学農業生命科学学部の方がバッタの寿命を聞かれて「自然状態であれば今月中ぐらいに・・・・」と素直に答えたのがもの凄いシュールでした。確かに青森で11月まで生き延びていたのも凄いと思います。

今月中ってもういつ死んでもおかしくない・・・・あまりに直近のこと過ぎて探偵も笑っていました。

卵を生む可能性があるということで亡くなる前に無事に卵を産めばいいですね。次の世代に繋がると依頼者にとってもバッタにとってもお互いに幸せになれると思います。

幻の“本しめじ”が食べたい! ★★★★

たむらけんじ 千葉県の女性(25)から

2年前、社会人となった私は人生初のボーナスをもらった。それまで育ててくれた両親にお礼のプレゼントをと思い、欲しいものはないかたずねたところ、父は目を輝かせて「本しめじが食べたい」。しかも、私が山に分け入り、自分の手で採った正真正銘の天然物を!という厳しいリクエストだった。

スーパーなどで買えるしめじは、栽培された“ぶなしめじ”というきのこ。だが、天然の“本しめじ”は大変珍しく一般には流通しておらず、たまに市場に出たとしても、とても高価なモノだという。なので、きのこを採る人たちの間でも垂涎の的で、見つけた時は大喜びなのだとか。とても私が山に入って探し回ったとて見つかる気がしない。

実は、2年前に今回と同じ依頼をしたが採用されず…。だが、諦めきれず再び依頼させてもらった。あれから2年も経ち、もはやボーナスなど関係なくなったが、どうしても淡路島に住む父に食べさせてあげたい。父のたった一つの願いすら叶えられないような娘が、一人前の人間にはなれない気がする。そこで私と一緒に天然の本しめじを探してもらえないだろうか?2年越しの依頼が、どうか採用されますように!というもの。

本しめじということなのですが、依頼文にも書いてあるのですが、普段我々がスーパーで食べるしめじは本当のシメジでなく、シメジを偽った「ヒラタケ」や「ブナシメジ」のことで「本しめじ」ではないのだそうです。(これと同じくシシャモも本当は「カペリン=和名 樺太ししゃも」という別の魚です)

そして「香り松茸、味シメジ」と言われるように食べたことがある人によると本シメジは美味しいのだそうです。私も松茸を食べたことがありますが、松茸は味というより香りを楽しむキノコだと思いました。

なお、2004年に本しめじの人工栽培に成功しているらしく、その結果一般にも菌床栽培の本しめじが販売されるようになったそうです。「雪国まいたけ」ではないですが、かつて高級キノコであった舞茸が安くなったように本しめじも安く買える時代が到来するかもしれません(でも天然との味の比較ができない・・・・)

話を戻しまして、そういうわけでスーパーで売ってるいつものシメジとは違う天然の「本しめじ」は現在では非常に希少だということで専門家にお願いして一緒に探して食べさせてもらえないかという依頼です。

依頼者は山に入って速攻シメジをみつけてしまい、探偵から「(展開的に)早い」と言われてしまいます。その後もどんどん見つけて「え?本当に希少なの?」と疑問に思えるぐらいのまさかの大収穫をしてしまいます。

念願だった父親に食べさせた後、父親が続けて「あとは孫の顔が見たい」とオチをつけたのがお約束かなと言った感じでした。

こんな形で親孝行されて依頼者の父親は凄い幸せ者だと思いました。

我が家の家宝、壺はいくら? ★★★

石田 靖 大阪府の男性(36)から

今回は、私の亡き祖父と、父の2代にわたる男のロマンを証明して欲しい。その男のロマンとは…壺。壺は祖父の代から大切にされていて、祖父は生前「この壺さえあれば、マンションを買える」と豪語していた。

現在、壺は父に受け継がれ、父もその言葉を信じ家宝として大切にし、その壺がいかに価値があるかを熱弁。そんな父も今年70歳になり、祖父の代からやってきたプラスチック工場を閉め、終活を考え始めたのか壺の価値を証明したいとのこと。私もぜひ、2代にわたる男のロマンを証明してあげたい、というもの。

この依頼文を聞いて「え?これ何でも鑑定団にお願いしたほうがいいんちゃう?」と思った方も多いと思います。しかも依頼を担当したのが本家の鑑定団で出張鑑定のコーナーで司会をやっている石田探偵・・・・

依頼者に聞くと鑑定団はオファーをしたけど断られたのでナイトスクープに依頼をしたのだそうです。

気になる鑑定結果は1万円以下で偽物でした。まあ、鑑定団で断られてる時点でね・・・・映像ではBGMなど随所に探偵団をパクった演出がみられました。

それにしてもこの贋作を祖父に売った友人は窯業関係の学校で校長をしていた韓国人の方だったと言っていましたが、陶芸に関わる仕事をしているにも関わらず(しかも学校の校長)依頼者の祖父に偽物を売るとか大概だなと思いました。




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