探偵ナイトスクープの感想 『全裸の中年男たちがサウナで阿鼻叫喚!?』2020/01/10




今週は依頼のレベルが総合的に高かったです。捨て依頼なしの3つともハイレベルな内容にびっくりしました。

2020年1月10日(金) 放送

  • 激熱サウナに耐えろ!
  • 幻の虫を食べたい美女
  • 浴槽に隠された謎のアルバム

出演者
顧問:勝俣州和

激熱サウナに耐えろ! ★★★★

澤部 佑 京都府の2人の男性(44)(50)から。

私たちは、サウナ好きの仲間で結成された「サウナ部」の部員だ。今回は、敗北した部長の仇を取らせて欲しい。

部長は全国のサウナを渡り歩く、熱さに強い“サウナ上級者”。そんな部長が、この間、あまりの熱さに逃げ出してしまった「地獄ロウリュウ」があると言い出した。

ロウリュウとはタオルとうちわで熱風を繰り出すサウナの入浴法なのだが、東京のとあるサウナで外国人従業員が行うロウリュウがメチャクチャ熱かったそうで、部長だけでなく、周りのお客さんも堪らず逃げ出したという。しかも、その外国人は水風呂へ逃げ込むお客たちの姿を見て、ケラケラ笑っていたとのこと。

このままでは我らサウナ部の名が廃る。無残にも討ち取られた部長のリベンジを果たすべく、サウナに強い探偵に協力して欲しい、というもの。

実は3人しかいないというサウナ部です。問題のサウナは赤坂にあるサウナリゾートオリエンタルというサウナだそうです。今回はこちらのサウナに全面協力してもらい撮影しました(まあ当たり前ですよね)

なぜ熱いかというと店長の松本さん曰く「他のサウナは本来は80℃とか90℃なのですがウチは100℃でやっている」なのだそうです。「地獄ロウリュウ」と言っていました。

ロウリュウを担当する謎の外国人はサウナに登場すると
「ミャンマーから来ました ジン リン コ(25) と申します」
と丁寧に自己紹介してくれました。

取り敢えずお約束なのか探偵がチャレンジする度に自己紹介をしてくれていました。ジンさんは胸に熱波道と書かれたTシャツを着ていました。よくわからないけどガチな感じです。何度もギブアップを繰り返した後、最終的に探偵らは死ぬ気で耐えてジン君に勝利!?しました。

しかし最初は文字通り瞬殺で「熱いじゃなくて痛い」と言いながらサウナから速攻出て水風呂に突入していました。

このサウナ、放送終了後に激混みかと思いますが、東京だと放送しないからそこまで影響ないのかもしれませんね・・・・・

幻の虫を食べたい美女 ★★★★★

石田 靖 大阪市の女性(30)から。

私は生き物全般が大好きで、中でも爬虫類と昆虫が大好き。家ではヘビ、ヤモリ、タランチュラなどを飼っているのだが、ヤモリがあまりにも美味しそうに餌のゴキブリを食べるので、私も食べてみたくなり調理して食べてみた。メチャクチャ美味しかった!

そこから昆虫食にドハマり。以来、色々な種類の虫を食べて来たが、ほとんどの虫は美味しいということが分かった。

そんな私には気になって仕方がない、とても美味しいと言われている2種類の虫がいる。それは「サクラケムシ」と「ヤシオオオサゾウムシ」。どうしても食べてみたいので、一緒に探してもらえないだろうか、というもの。

5つ星を獲得した衝撃の依頼です。依頼内容は年に1~2回登場する昆虫食の依頼です。昆虫食に外れはないですね。

正直驚いたのは依頼者が相当な美人だったことです。石田探偵も驚いていましたけど依頼とのギャップに驚いていました。

いろんな昆虫や爬虫類を飼っていたのですが中でも注目だったのがカブトムシの王様であるヘラクレスオオカブトです。依頼者はこれを「私のご飯」と笑顔で探偵に言い実際に油で揚げて普段どおり調理してもらいました。そして揚げたてのヘラクレスをそのまま食べてしまいます。相当なクレイジーです。

相当な昆虫食マニアだということが分かったので早速昆虫食の専門家の内山さんに電話して依頼にあった2つの虫の話を聞きます。

内山さんいわく日本で一番美味しい昆虫は「カミキリムシの幼虫」と言われていてヤシオオオサゾウムシはそれに匹敵するかそれ以上に美味しいとのことです。そして内山さんも食べたことがないそうです。

サクラケムシは冷凍でよければ内山さんが持っているということなのだそうです。ですからヤシオオオサゾウムシを探してそれをお土産に内山さんからサクラケムシを分けてもらうという作戦です。

早速昆虫を見つけようということで昆虫関係の依頼ではおなじみの昆虫ハンターの中岡さんに協力をお願いして和歌山県で探すことにします。ヤシオオオサゾウムシということなので比較的温かい和歌山でヤシの木を探します。すると枯れたヤシの木の枝の中からあっさりと幼虫を発見します。

幸先がよかったのでこれは大量にゲットできると思ったのですがその後は日没までヤシの木を割って探索をしたのですが結局1匹しか見つけることができず・・・

結局1匹のみとなりましたが日没後に内山さんのところにお邪魔してサクラケムシとヤシオオオサゾウムシを調理することにします。サクラケムシは黒色で見た目はグロい虫なのですが桜の香りがするらしく石田探偵も「見た目は駄目だけど桜の良い香りがする」と驚いておりました。

依頼者はフライパンで炒ったサクラケムシを「めっちゃ美味しい」といって満足そうに食べる一方で、探偵は仕方無しに恐る恐る食べます。すると「見た目はアカンが甘い。おやつやん」と味には太鼓判を押します。

次にメインディッシュ?であるヤシオオオサゾウムシ茹でます。すると「甘い匂いがしてきた」と言って一同鍋のそばで匂いを嗅ぐと「メッチャ美味しそうな匂い」「ほんまや」と虫なのに期待感があるコメントを言います。

ボイルしたゾウムシを食べた依頼者は「メッチャ甘い。まるで果物を食べているみたい」と大興奮です。「今までのなかで一番美味しいです」と言います。内山さんも「最高に美味しい」と驚いた感じでした。

最後に石田探偵が「昆虫は美味い!」という内山さんの新潮新書のタイトルを感想の代わりに述べて新書の宣伝をしてVTRは終わりました。

スタジオで「どんな甘さに近い?」と聞かれて「サトウキビの甘さに近い」と説明しておりました。

浴槽に隠された謎のアルバム ★★★★

たむらけんじ 大阪府の男性(42)から

僕のバイク仲間の後輩が、住んでいる部屋で奇妙な物を見つけてしまったという。それはユニットバスの浴槽の中に隠されていたフォトアルバムらしき物。前の住人が隠したのか、忘れていったのかは分からないが、絶対に取れないところに隠されている。

どうやってここに隠したのか?何故こんなところに隠したのか?どうしても見られたくない写真だったのか?もしくは、とても大切な写真なんじゃないか?…謎は深まるばかりだ。このアルバムを取り出すのに、力を貸してもらえないだろうか、というもの。

風呂の浴槽の中!?に隠されたアルバムを取り出したいという依頼です。

風呂の中?というのが意味が分からなかったのですがユニットバスってバスタブの側面に水道管を修理するための管理用の穴が空いていて(その穴は普段板で覆われていてネジを開けると外せる設計です)、その穴を開けると中にアルバムが入っているのが見えて、見えてるのだけれどそれをいざ取り出そうとすると取り出せない・・・という話です。書くと意味がわかりませんよね。

しかもアルバムは1冊ではなく2冊あるから驚きです。依頼者は探偵にお願いする前に水道業者に依頼して取り出してもらうようにお願いしたらしいのですが、穴とアルバムの大きさを比べるとアルバムのほうが大きいから物理的に絶対に取り出せない・・・というなのだそうです。

しかし現実的にアルバムが入ってるし、しかもなぜこんなところにアルバムがあるの?というある意味ホラーな展開にビビりまくりです。

そんな中で探偵がふと天井を見ると同じように天井にも枠があります。「これ動かせるんちゃう?」みたいに天井を触ると天井をスライドさせることができました。ユニットバスの屋根裏のようです。そして屋根裏を恐る恐るみると暗闇の中から「なんかある」と驚きの発言をします。

カメラを入れてライトで照らすとそこには「小さなミニチュアサイズのクリスマスツリー」があります。さらに探偵が奥を覗くとちょうどアルバムが落ちてる方向むかって壁にスペースが出来ています。

そうです。アルバムは下の修理穴から入れたのではなく、屋根裏に置いてあったのが落ちてあの場所に移動したようです。これで物理的に穴から入れられなかった理由が判明します。

早速探偵がその壁の隙間にロープを垂らすとアルバムのそばにロープが落ちてきました。そしてアルバムをロープで縛りつけて引き上げると屋根裏までアルバムを無事に手繰り寄せることができました。

アルバムは結構重いらしくもう一つのアルバムは探偵でなく依頼者が引き寄せてました。

入手したアルバムをみるとどうやらカップルの写真のようです。持ち主を探そうと大家さんに連絡をとると大家さんは20年以上前でその頃はまだ自分が管理しておらず、以前のオーナーに連絡先を教えてもらうことになりました。

そして探偵が連絡を入れるとなんと「この電話番号は現在使われておりません」と連絡先が不明になっておりました。ここで捜査は行き詰まってしまい依頼は終了します。

結果的に言えば、以前の住人がアルバムをなんらかの理由で屋根裏に置いた。それを捨てたのか回収し忘れたのか放置しておいた。その後、地震などなにかの拍子に屋根裏にあったアルバムが脇の隙間に落ちてバスタブの修理穴の部分に移動したというのが真相のようでした。




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