探偵ナイトスクープの感想 『感動ネタ2連発で、局長の涙が止まらない!?』2018/03/23




今週はまあ、普通でした。ですから詳しいあらすじはなしです。

燃えた銭湯をもう一度 ★★★★

竹山 隆範 岡山県の男性(48)から。

私は、岡山市で68年前に祖父が始めた清心温泉という小さな銭湯を営業していたが、昨年11月に火災に見舞われ、廃業せざるを得なくなった。

多くの方にご迷惑をかけ自分自身が情けなく、かなり落ち込んでいた時、常連客の8歳の少年が手紙を渡してくれた。そこに書かれていたのは「銭湯を再建して欲しい!」。涙が出るほど感動し、励まされた。

しかし、再建の資金調達は難しく、この3月に銭湯のあった場所は更地になり、少年の期待に応えることができなくなってしまう。そこで、「銭湯を再建して」とは言わないが、何とか少年にもう一度、うちの銭湯に入ってもらいたい。幸いなことに、浴槽はガレキだらけだが残っている。ただ、電気やガスは止まっていて肝心のお湯が出ない。どうか力を貸して欲しい、というもの。

地元の人々に愛された銭湯のお話でした。

簡潔に流れだけを書き出すと

竹山探偵が依頼者と話す→その後手紙をくれた少年に会う→再建は無理だけどお別れでもう一度銭湯に入浴できるようにしよう→地元の常連さんに協力してもらって燃えた瓦礫を片付ける→風呂桶は無事だったので露天風呂状態で入れるように清掃する→隣の家にお願いしてバケツリレーで風呂場からお湯を運ぶ→バケツでは風呂が大きすぎて焼け石に水なので途方に暮れる→常連さんが「桃太郎温泉という近隣の温泉がお湯を配送するサービスをしているらしい」と話す→桃太郎温泉に電話してお願いする→1時間後にガソリンを入れるタンク車に温泉を詰めて銭湯まで配達→みんなで最後のお風呂にはいってめでたしめでたし

という話でした。

  • 常連の男の子の家が豪華で凄かったです。
  • 銭湯の常連さんには常連さんのライングループがありました。
  • 銭湯の清掃などの運営も日頃から常連さん達が手伝っていたみたいです。
  • 火災前の銭湯は写真で見る限り手入れされていて小奇麗でした。
  • 男の子は孫正義になぜか「銭湯再建のお願い」の手紙を出しました。
  • 依頼者はその後に男の子の手紙を読んで欲しいとソフトバンクの本社を訪ねてお願いをしていました。その際に「バッファローズ?」の野球帽を被って行きました(笑)

そんな感じですね。

桃太郎温泉の自宅を温泉にできるサービスはええな~と思いました。地震などの災害の際に、被災地の人達はお金を出し合ってあんな感じで温泉に入れたら心も体も温まるだろうと思います。

亡き父のそっくりさんに会いたい ★★★

田村 裕 愛媛県の女性(43)から。

7年前に病気で他界した父親は親分肌で面倒見が良く、沢山の人に慕われていた。そして、お酒が大好き。仕事が終われば、仲間と楽しそうに飲んでいた。

私もお酒が好きなので、父と一緒に飲みたかったのだが、学生時代に迷惑をかけてしまったことが引っかかっていて、父を誘うことができないまま…。結局、一緒に飲むことはできなかった。

7回忌の法要が終わった先月、居酒屋を紹介するテレビ番組を見ていたら、お客さんの中に父にソックリな方を発見。見れば見るほどソックリで、父を思い出し涙が止まらなかった。

そこで、父が生きている時にできなかった「2人でお酒を飲む」という私の夢を叶えるため、その人を探してもらえないだろうか、というもの。

亡き人への想いをそっくりさんで代用する企画です。

この企画の最高峰はご存知『おじいちゃんはルー大柴』だと思います。さて、問題のそっくりさんですが、その番組は2006年放送の吉田類の酒場放浪記に出ていた居酒屋に偶然いたお客さんでした。ですから放送からすでに12年も経過しているので、もしかしたら・・・・と思ったのですが、無事に発見して見つけることができました。

それにしても、不思議ですよね~。亡き父に似ているといっても見た目が似ている以外は全く違う赤の他人です。もし自分がナイトスクープに依頼できるなら「なぜ人は本人でないに見た目が似た人物に対して本人の代わりをしてもらうのか心理学的に調査して欲しい」と依頼をしたいと思うぐらいです。

確かに依頼者の父親にそっくりでしたけど本人でないし、突然いきつけの居酒屋に電話で呼び出されたらテレビカメラがあって、その上自分を見た女性が突然号泣し出したらそりゃ~「何が何だかさっぱりわからない・・・」って感じですよね。

依頼者からしたらそっくりさんは父親にそっくりですから凄い親近感がありますが、そっくりさんからしたら依頼者は全く見ず知らずの人なので温度差が凄いです・・・・

ですから私もそっくりさん目線になってしまってイマイチ感情移入ができなかったですね。依頼者が思い出話をして「憶えてる?」って聞かれても・・・まあ当然ですが答えることができないですよね(苦笑)

それにしてもまさか探偵ナイトスクープでTBSの「吉田類の酒場放浪記」を見れるとは思っていませんでしたね・・・・

ヒトは皮膚呼吸をしてない!? ★★ 2.5

石田 靖 愛知県の野々山昌宏(48)

探偵手帳を10冊以上所有している名物依頼者・野々山さんからの久々の依頼。

私は、いつも何かあると疑問を持ちながら、面白いネタがあると、ナイトスクープに依頼を出すのが癖になっている野々山です。

最近、ある驚愕の話を耳にしたのだが、人間は皮膚呼吸をしていないというのだ。私は48年間、皮膚呼吸をしていると思っていたし、周りの多数の人も皮膚呼吸していると信じている。

そこで自らを実験台にして、人間は皮膚呼吸をしているのか?を確かめたい。実験方法も私なりに考えた。ただ、一人で行うのには非常に困難なものがあるので、実験のお手伝いをして欲しい、というもの。

野々山君、最近は野々山さんと呼ばれる年齢になりましたね。

前回、野々山さんが登場したのはナイトスクープを愛するドイツ人カップルだったと思います。昨年の6月ですから9ヶ月ぶりです。

皮膚呼吸をしているかどうかチェックするために土の中に埋まって顔だけ出すという体をはった実験をするのですが、まあテレビ見た誰もが「水でもいいんじゃない?」と思ったと思います。というか、水は完全に呼吸できないですが、土の中だと若干空気があるような気がします・・・・

熱々のおでんを食べる企画とシャンプーをする企画があったのですが、おでんはお笑い芸人ほど思い切って「熱!熱い!!」ってできなかったのでイマイチ盛り上がらず・・・シャンプーもかゆいとこを敢えて掻かない芸もそれほど面白くなく・・・最近で言えば「お風呂でラーメンを食べると酸っぱい」という依頼の方がよほど面白かったです。

最終的に谷先生に電話をすると「人間は皮膚呼吸をしません」と言われて5秒で依頼内容自体は解決しました。

以前、入れ墨を入れると皮膚呼吸ができなくなるので寿命が短くなるという話を聞いたことがあったので、人間は皮膚呼吸をしてなくてびっくりしました。

それにしても今回の野々山さんはちょっと微妙でしたね・・・・




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