今回のメインは3作目。他は軽い感想で。
1.『54歳のリストラソング』石田 靖探偵
福岡県の女性(54)から。3週間前に会社からクビを言い渡されたのだが、頭が真っ白になり何も言い返すことができなかった。若い頃からの趣味である「歌」でどうにか気を紛らわせているうち、このたび行き場のない想いを綴った歌が完成した。そこでこの歌をどうしても「私をクビにした」社長に聞かせたい。どうか力を貸してください、というもの。
哀愁中年シリーズかと思いきや、オリジナルソングはさだまさしというよりコミックソングの軽いノリ、軽快なテンポの歌であった。重い話にならなくてよかった。
2.『爆笑!小ネタ集』真栄田 賢探偵
「まばたき世界頂上戦!?」
「母のくしゃみはノーガード!?」
「なんにでもビビってしまう?」
「何があってもビビらない夫!?」
「千鳥のノブにソックリ!?」という5つ。
対比に注目した作品。くしゃみの件は一般視聴者の前で真栄田探偵が思いっきりくしゃみをして、つばが顔面にかかるとか相変わらず凄い番組だということを認識させられた。
千鳥は本人がまさかの登場でびっくり。似てたか似てないかというと似てましたね。雰囲気がとくに似てました。二人共他に似ている芸能人で山崎邦正とかサンドウィッチマンよく似ていると言われてるそうなので特定の傾向の顔なんでしょうね。
3.『小松菜で頭がヌキヌキする少女』たむらけんじ探偵
7歳になる娘がなぜか小松菜を食べると悶えだす。どんな感じなのか?と聞くと、「頭がヌキヌキする?っ!」と意味がわからない説明を彼女なりにする。一体、ヌキヌキするとは、どういうことなのか?娘が普通に小松菜を食べられるようにしてもらえないだろうか、というもの。
小松菜を食べるとヌキヌキしてほうれん草を食べても問題ないという女の子の依頼。ヌキヌキ。
まあ、これぶっちゃけると母親もわかってたと思うけど、小松菜ってほうれん草に比べてアクというか苦味が強いからその味が嫌だっただけだと思うんですよね。それに反応する娘の姿が可愛いのでお母さん探偵に依頼しちゃったんだね~。
そしてその娘さんのヌキヌキ姿はとってもかわいかったので結果的にテレビに出演してOKという感じだと思いました。
それにしてもお父さんが依頼する際に依頼文をチェックすると思うんですが、ヌキヌキはどうなんだろうなぁ~。狙ってるのかな~と思ったりしました。
個人的には日本野菜ソムリエ協会か谷先生あたりに電話して「小松菜を食べると頭がヌキヌキする様な相談はありますか?」みたいなことを聞くと思ったんですが、なぜか最後は意味不明な歌を演奏してカオスな状況で終わりました。
今回は3作品ともハズレはなかったのですが当たりもなかったですね。まあ、ヌキヌキは癒されましたけどねぇ。