2019年7月5日(金) 放送
今週は総集編なので引用のみです。
40年前にとったエンブレムを返したい!
橋本 直 愛知県の男性(当時51)から
私は40年前に罪を犯した。ナゴヤ球場近くに実家がある私は、大のドラゴンズファン。小学生の頃は試合が7回表になると無料開放されたため、毎日のように球場に通っていた。ある日、いつものように試合を見に行ったが、ドラゴンズがワンサイドで負けていて…。つまらなくて、試合中だったが帰ろうと球場の外に出ると、選手専用の駐車場があった。当時は誰でも自由に入ることができたので、並んでいる高級自動車を見て回ることに。そして当時一番ファンだった背番号29、鈴木孝政選手の車を発見。テンションが上がった私はいけないこととは分かっていたが、車のエンブレムをはがし取り持ち帰ってしまった。あれから40年。今でも大切に持っているが、このままでは死んでも死に切れない。なんとか謝罪してお返ししたいので手助けして欲しい、というもの。40年前の罪を謝りたいという依頼者に、まさかの結末が待っていた…
アオウナギを食べたい
石田 靖 大阪府の男性(当時27)から
去年、ちまたで「ウナギ博士」と呼ばれている人がマスターをしている堺市の喫茶店で、「アオウナギ」というウナギがいることを知った。「アオウナギ」とは、川を上らず淡水と海水が混ざった汽水域になる河口付近にいるウナギで、普通のウナギより何倍も美味しいという。そんなウナギが大和川の河口にいると聞いたが、幻と言われるほどなかなか釣れないらしい。どうしても食べたいと思い、何度も釣りに行っているが、その姿を見ることができない。どうか一緒にその「アオウナギ」を釣ってもらえないか、というもの。すると、VTRの最後の最後に奇跡が起こる!?
割ってしまった娘の宝物
田村 裕 京都府の女性(当時36)から
私は、取り返しのつかない失敗をしてしまった。10歳の娘の宝物を壊してしまったのだ。その宝物というのは、娘が旅行の時に手作りした吹きガラスのコップ。洗い物をしていて手が滑り、誤って割ってしまった。しかし、まだそのことを娘に伝えていない。助けて下さい、というもの。悩みに悩んだ末、涙ながらに告白する母親に娘は…。笑って泣ける結末は必見だ。
小樽運河のバイオリンおじさん
竹山 隆範 京都府の女子中学生(当時14)から
私が3歳の頃、北海道に家族旅行に行った。その時、小樽運河の橋の上でバイオリンを弾いているおじさんがいたのだが、生まれて初めてバイオリンを目の当たりにした私は、キレイな音色が小樽運河の景色ととても合っていて釘づけになり、その場から動けなくなった。旅行から帰ってからも、あの音色が忘れられなくて、それをきっかけに5歳からバイオリンを習い始め、14歳の今も続けている。あの時、おじさんが弾いていた「愛の挨拶」という曲も弾けるようになった。練習でどんなに辛いことがあっても、今まで続けてこられたのは、あのおじさんに出会えたからだ。お礼を言いたいので、11年前に出会った小樽運河のバイオリン弾きのおじさんを探してもらえないでしょうか、というもの。依頼者は、人生を変えてくれた“バイオリン弾きのおじさん”に会うことができたのか?スタジオ中が涙した感動作品。