松尾秘書の降板と松本新局長の就任




昨年(2019)のナイトスクープの重大事件といえばずばり「局長の交代」ですよね。

大ニュースとして一般のニュースでも取り上げられたりしたのですが、今回はそのことについて個人的に書いてみたいと思います。

西田局長について

まず西田局長に関してです。西田局長お疲れ様でした。なんでも歩くのも大変なぐらい体調が悪いようで収録のために毎回関西に来るのは大変だったと思います。聞いた話では普段は車椅子を使って移動しているようです。大丈夫なんでしょうかね・・・

西田局長が就任してからナイトスクープは局長の人柄に染まっていったと思います。上岡局長時代の触れば切れるナイフのような鋭さはなくなりましたが、その一方でアットホームで優しい人柄溢れる感じの番組になったと思います。

秘書が岡部さんから松尾さんに変わると更にその傾向が強くなっていったと思います。秘書と二人で依頼を見てVTRが終わったあとも泣いていてもう一体誰が進行するんだろう・・・・なんてこともありました(笑)

2010年を過ぎた頃に上岡局長時代からの探偵が降板して代替わりをし始めると番組は大きく変わり始めます。新しい探偵が登場するのですが、彼ら新人探偵の育成という意味においてはあまり良い結果が出せなかったのではないかと思います。

特に2013年の大規模な探偵陣の刷新以降はその傾向が顕著になっていったと思います。優しい人柄ゆえか澤部探偵や橋本探偵などに対して良い意味で叱れなかったので単に依頼を調査して終わりという依頼が増えていったと思います。ナイトスクープは依頼者から疑問や謎を募集して「その真相を究明する」というのがある種見所の1つであるので、従来から見ていた視聴者はその点は不満が溜まったのではないかと思います。

しかし20年近くに渡って人気番組を支え続けてられたのはその人柄によるものです。西田局長、本当にお疲れ様でした。ぜひ退任後はいち視聴者としてナイトスクープを楽しんで下さい。

松本新局長について

新局長に就任したのはダウンタウンの松本人志さんです。めちゃめちゃびっくりしました。まっちゃん級のタレントが局長に就任するのは、(西田局長もそうですが)この番組の格の高さをあらためて思い知らされました。何年ぐらいやるのか分かりませんが、ぜひぜひ長く続けて欲しいです。

松本局長は2016年に依頼者としてナイトスクープに依頼してくるぐらいナイトスクープのことが好きな方なのでその辺はとても安心できるかと思います。

また芸人として仕事にこだわる方だと思うので澤部、橋本、ダブル田村探偵らに対して依頼の調査に不満があるならダメ出ししてくれそうで期待しております。

松尾秘書について

松尾秘書は赤ちゃんが出来て産休という形でナイトスクープから寿退社ではないですが円満に降板しました。前任の岡部秘書が参議院選挙に出馬するため急遽辞めるといったドタバタ劇があったのでそれとは対照的ですね。岡部秘書も最近はピンチヒッターで秘書をやることもあるので変な言い方ですが禊が済んで当時のことは「許された」という感じかと思います(笑)

松尾さんが辞められた後は番組は後継秘書を決めることなくずっと見習い秘書と称して色々なゲストの方を週替りで秘書として採用してきました。

番組では特に言われてなかったのですが私は松尾秘書の辞めた理由が「出産」ということなので1~2年してある程度復帰できる状態になったら松尾秘書を復帰させるつもりだと思っていました。明確に産休と言ってませんでしたが「事実上の産休」だと勝手に思っていました。

しかし「そろそろ復帰かな?」と思った時期に状況は大きく変わります。というのも西田局長が退任し松本新局長体制になったからです。松本局長は西田局長と正反対とも言える性格の方です。個人的に松尾秘書との相性などをみても「これは無理して復帰する必要はないかな~」と思いました。

そう思った矢先、局アナの増田沙織さんが4代目の秘書として松本新局長の相方として発表されました。そして松本新局長、第一回目の放送最後の「依頼募集文」の読み上げの部分でそれまで松尾秘書だった部分が増田秘書の声に変更されており「あぁ~これで完全に復帰の道はないな」と悟ったわけです。

何が言いたかったと言うと私は松尾秘書に復帰して欲しかったのです。岡部秘書から交代した当時は若く綺麗なだけの秘書で西田局長にひたすら孫娘の様にチヤホヤされてあまり好意的な印象を持てなかったりしたこともありましたが、今は立派な松尾秘書のファンなのです。

それとは別に新秘書の方が慶應卒の帰国子女で大阪に馴染みがない方だと聞いて(失礼ですがキー局落ちてABCに来た感じがしませんか?)ナイトスクープといえば関西、大阪という地域密着型の番組なので松本新局長と同じ様にコテコテの関西人で少なくとも関西弁ネイティブの方になって欲しかったな~と思います。松尾秘書はそういった意味でバリバリの大阪出身でしたが、局長の就任条件に「大物関西人」という条件があるのに何故秘書にはないのでしょうか・・・・・

岡部秘書がたまに特番で復帰するように松尾秘書がまた復帰する姿を見てみたいと思う今日このごろなのです。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください