2018年8月31日(金) 放送
顧問：熊谷真実
秘書：斎藤真美（ＡＢＣテレビアナウンサー）
今週は闇が深い依頼が多かったです。最後の依頼者の方は前2つの影響でちょっと割を食った感じになったと思いました。最後の依頼の代わりに小ネタ集でも入れたら（暗黒回として）良かったですね。
大失恋が生んだオリジナルソング ★★★
橋本 直 福岡県の男性（２４）から。
１ヵ月前、２年付き合った彼女から急に別れを告げられた。結婚も考えていた、全力で大好きな人だった。仕事の上司からは、最近ボーっとしていることが多いと言われる。自分では元気を出してやっているつもりだったが、周りからも、いつもの僕じゃないと言われる。
そこで、いきなりだが、僕に思いっきり、全力で、「自作の歌」を歌わせて欲しい！前向きに新しく生きるために作った歌で、音楽経験はないが舞い降りてきたのだ。
そして、もう一つお願いが…。この歌は、僕と同じ境遇の失恋を引きずっている人たちへの「応援ソング」でもある。なので、失恋した人の前で歌いたい、というもの。そこで番組に依頼を送ってきた、失恋して傷ついている、はたまた離婚した、という悲しき男性たちが集結！？
探偵もどう対応していいかわからない凄い依頼です。個人的にいつも思うのはこういった系の依頼者って友達がいなさそうなニオイを持った人が多い感じがします。
あと離婚した方でないもうひとりの方は、話を聞く限り彼女視点で書けば「結婚するから浮気相手を精算した」って感じだと思いました。だって別れて3ヶ月で婚約とかってありえないですから・・・・
５４歳独身男 チアリーダーになる！？ ★★
澤部 佑 神奈川県の男性（５４）から。
私は現在、５４歳になる独身男だ。仕事もフリーターという立場で、友達もほとんどいないし、もちろんパートナーもいない。
そんな私に、生きる勇気を与えてくれたスポーツがある。それはチアリーディング。５年前に大学野球を観戦した時、初めて目にしたチアリーディングは、ハツラツとした動き、チームワーク、技の美しさ、全てがきらびやかなものだった。見ているだけで、あれだけ勇気を与えてくれるスポーツ。私はやってみたいと思った。やってみれば、人生が変わるのではないか、と。
そのため、４年前からジムにも通うようになり、日々トレーニングをしている。だが、チームで行う競技とあって、友達のいない私にはできない。なんとかチアリーディングを私にさせてもらえないだろうか、というもの。
初っ端のオープニングで探偵が依頼者のアパートのドアを開けて依頼者をみたらそのままそっ閉じした・・・・・そんな依頼です。
なんというか、闇が深すぎます・・・・
一番深い闇はチアリーディングのコスプレですね。
最終的に願いは叶うんですが、映像でちょっとだけ映ってたんですが明治大学の学生さんは落ちた場合に備えていつでもダッシュできる体制を左右で整えていましたね。何気ない感じですけど相当怪我をしないように気を遣っていた感じが伺えました。
あと、女性のチアリーディングの方に話を聞いたときも思ったんですが非常に怪我をしやすくて素人が簡単にやったら危ない競技なんだと思いました。
ウインクがしたい５１歳 ★★★★
竹山 隆範 愛媛県の女性（５１）から。
私は「ウインク」ができない。物心ついた時からできない。ウインクをしてもいい年齢の賞味期限が迫っている。５１歳の女の切実な願いを叶え、ぜひウインクをさせてください、というもの。
最初の２本がどえらい依頼だったので今回の依頼も依頼文を聞いてとても心配でした。結果的には杞憂に終わりましたが・・・
谷先生に電話して問い合わせたところ
「顔の上半分と下半分は脳の司令系統が違っていて上半分の目は閉じると片方だけでなく両方閉じやすい（鼻も鼻の穴を片方だけ開けようとしてもつられて両方開いてしまうのと同じ仕組み）」
ということですが、話を聞く限り訓練次第でなんとかなるということでした。
そこで顔の表情筋を鍛えたりストレッチしたりする専門家である「顔ヨガ協会 講師」の石川奈々子さんに協力してもらいウィンクがなんとか出来るように特訓をすることになったのですが、石川さんいわく早ければ10分、遅くても２～３時間で出来るようになるということでした。
最後に旦那さんの前でウインクを披露したのですが、旦那さんが奥さんを真似て最後にウインクで返したのが素敵でした。旦那さんも依頼者のウインクをみて「悩殺です」とノロケたのもいい感じでした。
先生の石川さんも「素敵なご夫婦だな～」と感動で泣いていましたが、確かに依頼者だけでなく夫婦揃うと雰囲気がグッと良くなって素敵な夫婦だな～って思いました。